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文章のみがき方 の商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

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    17

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2018/10/10

著者が書き付けた「名文」を独自の切り口にてまとめた本。著者厳選の名文をたくさん読めることが単純に面白いし、その名分に対する解説文章を読むのがまた楽しい。 無性に文章を書きたくなるし、文章を読みたくなる本。文章好きの人は一読して損なしの本ですね。

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2016/11/15

文章論。 読んでいて堅苦しい所のない、小気味好い、楽しい本だった。 各章の始まりに必ず文筆家の言葉の引用があり、それを解説しつつ、良い文章を書くためのヒントを書き起こしている。 リズムが良い。 やる気が出る。 この本が書かれたのは2007年で10年近く経っている。 けれど...

文章論。 読んでいて堅苦しい所のない、小気味好い、楽しい本だった。 各章の始まりに必ず文筆家の言葉の引用があり、それを解説しつつ、良い文章を書くためのヒントを書き起こしている。 リズムが良い。 やる気が出る。 この本が書かれたのは2007年で10年近く経っている。 けれど内容は色あせるどころか、今まさに必要とされる心構えだと言える。 ブログやSNSが普及した今、書く機会は、特に、読者のいる書く機会は以前にも増しているから。 この本をヒントに文章をみがきたい、と思った。 まずは何でもいいから毎日書いてみる、を実践したいと思う。 以下メモ p16 多くの本を読むこと、そして、これはと思う本があったら、精読しよう。 →このスタイルは読書だけでなく、旅や散歩、山歩きにも共通すると思った。

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2016/06/28

20世紀に書かれた本かなって思った。 いろいろと情報が古くって、なんていうかな 今の感性と離れちゃってる部分がとても多くって 違和感を感じました。 あと、ごく当たり前のことが延々と書かれていて「?」となることもしばしば。 年配の方が、はじめてなにか文章を書こうって時にはとても...

20世紀に書かれた本かなって思った。 いろいろと情報が古くって、なんていうかな 今の感性と離れちゃってる部分がとても多くって 違和感を感じました。 あと、ごく当たり前のことが延々と書かれていて「?」となることもしばしば。 年配の方が、はじめてなにか文章を書こうって時にはとても役立つと思うのですが 若者にはどうでしょうね。 何か言ってる人がいる、くらいで終わっちゃうかもしれませんね。 ※ミミズの卵について考察したことがなかったので そこには「ハッ」といたしました。

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2015/09/13

いい文章が書けるようになるためにはどういったことをすればいいか。各項目で箇条書きで要点をまとめてくれるのでわかりやすい。 「けずる」ことの重要性を説いてる点が面白かった。

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2015/02/06

文章のみがき方 【要するに】 「文は心である」 著者がさまざまな文章論や作品から学んだ「いい文章」の書き方をまとめたもの。 【感想】 いい文章のための具体的な「書き方」というよりも、具体的な「心構え」。 各項末の参考文章だけでも興味深い。 【いただきました】 ・繰り返し読む...

文章のみがき方 【要するに】 「文は心である」 著者がさまざまな文章論や作品から学んだ「いい文章」の書き方をまとめたもの。 【感想】 いい文章のための具体的な「書き方」というよりも、具体的な「心構え」。 各項末の参考文章だけでも興味深い。 【いただきました】 ・繰り返し読むp13 ・借り物でない言葉で書くp65 ・自慢話は書かないp77 ・夏目漱石は寄せ通いが好きだったp175

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2015/01/18

「文章の目利きが選ぶ文章とは? 」 かつて天声人語をものした著者による厳選された文章から得られる、文章のみがき方のエッセンス。  自分は「◯◯のしかた」といういわゆるハウツー本が苦手だ。正確に言うと読むことに罪悪感がある。それがたとえば料理のつくり方とか折り紙の折り方とか、...

「文章の目利きが選ぶ文章とは? 」 かつて天声人語をものした著者による厳選された文章から得られる、文章のみがき方のエッセンス。  自分は「◯◯のしかた」といういわゆるハウツー本が苦手だ。正確に言うと読むことに罪悪感がある。それがたとえば料理のつくり方とか折り紙の折り方とか、なにかしら身体を動かして行うものは別として、こと思考にかかわるものについては、その考え方を得るために著者が膨大な時間や経験を積んだかもしれないことを、何の苦労もなくそこそこの代価のみを払って上澄みだけいただくのが申し訳ないように思える。同時にそこだけとって真似したところで、自分に確かな根っこがないことはやはり隠せないという思いもある。  ここでは文章のみがき方のコツを一つ一つ紹介するその章ごとに、著者の心に届き、これまで書き抜きをしてきたという文章が挙げられ、そこに文章をみがくための具体的な解説が加えられていく。それらの文章をみていくと、やはり上澄みだけをとって応用しても一朝一夕では文章は磨かれないとあらためて思う。  本書はだから、実用書として読むというよりは、文章の目利きがいったい、文章をものするどんな人々のどんな文章から自身の文章をみがくエッセンスを得たのか、それを知るための書評集として読めばどうだろうか。実際、各章末には引用された文章の出典が書かれており、書き抜かれ紹介された文章から全編を読みたくなったら原典を探すのにも便利だ。  紹介されるどの文章も心に響くが、次の一文は著者が「至言です」と言い、自分の中でもっとも印象に残った文章。「ものを書く」ということにおける究極のコツであろうと自分も思う。 「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね」(井上ひさしほか『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』より) ここにまた、次に読むべき本の扉が一つ開けた。

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2014/05/15

各項目が2.3頁ずつにまとめられ、それぞれのテーマが明確で読みやすい。 筆者のことばを補強する、あるいは展開するために引用が多く使われている。引用の数の多さと、引用元の多彩さに驚く。筆者はよほど多くの本を読んでいる人なんだろう。 本来引用なのだが、その本の良い解説にもなってい...

各項目が2.3頁ずつにまとめられ、それぞれのテーマが明確で読みやすい。 筆者のことばを補強する、あるいは展開するために引用が多く使われている。引用の数の多さと、引用元の多彩さに驚く。筆者はよほど多くの本を読んでいる人なんだろう。 本来引用なのだが、その本の良い解説にもなっていて、読みたいと思う本がたくさん出てきた。

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2013/10/13

 題名からハウツー本みたいだが、作家の文章を例示し筆者の長年の文書修行の蓄積を綴っている。だから、カテゴリーを随筆に。今までどこかで聞いたことある文書論だが、達意の文で読ませる。井上ひさしの作文の秘訣、姫野カオルコのピエロ的文章論…なるほど。

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2012/12/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

文章の指南書は、あんまり面白くないものが多い気がするんだけど、これはわかりやすく、実践もしやすい。 大学の課題で読んだけど、何度か読み返している。

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2012/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自己採点をしながら読みました。 I. 基本的なことをいくつか 毎日書く, 4 書き抜く, 2 繰り返し読む, 5 乱読をたのしむ, 5 歩く, 4 現場感覚をきたえる,5 小さな発見を重ねる, 4 II,さあ書こう 辞書を手もとにおく, 5 肩の力を抜く, 1 書きたいことを書く, 5 正確に飾りげなく書く, 2 借りものでない言葉で書く,2 異質なものを結びつける,4 自慢話は書かない,1 わかりやすく書く, 2 単純,簡素に書く, 2 具体性を大切にして書く, 2 正確に書く, 4 ゆとりをもつ,1 抑える, 1 III推敲する 書き直す, 5 削る, 4 紋切り型を避ける, 2 いやな言葉は使わない, 4 比喩の工夫をする, 2 外来語の乱用を避ける, 5 文末に気を配る, 4 流れを大切にする,2 IV文章修業のために 落語に学ぶ, 1 土地の言葉を大切にする, 1 感受性を深める, 4 「概念」を壊す,5 動詞を中心にすえる, 2 低い視線で書く,2 自分と向き合う,1 そっけなさを考える, 1 思いの深さを大切にする, 4 渾身の力で取り組む, 4 詳細は http://researchmap.jp/jox69ul6o-45644/

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