きみの知らないところで世界は動く の商品レビュー
セカチューの片山恭一作品(セカチューは読んだことないけど)。 ずいぶん前、前田亜季主演・NHK(たしか松山放送局製作だったかな)で本書のドラマをやっていたんですが、 そのドラマの前田亜季が超絶にかわいかったので小説を購入。 ドラマで一番良いと感じたシーンも原作(つまり本書のこと...
セカチューの片山恭一作品(セカチューは読んだことないけど)。 ずいぶん前、前田亜季主演・NHK(たしか松山放送局製作だったかな)で本書のドラマをやっていたんですが、 そのドラマの前田亜季が超絶にかわいかったので小説を購入。 ドラマで一番良いと感じたシーンも原作(つまり本書のこと)にはなかったし、 まぁドラマのほうがよかったよね、明らかに。 ちなみにドラマで一番良いシーンってやつは、 ジーコが、 「君にはありのままを受け止めてくれる人間がいるじゃないか」 みたいなことをカヲルに対して言うシーンです。 本書のダイジェストは、ジーコが最高にカッコよく、カヲルもかわいいことくらい。 逆に主人公とカヲルの親父がマジでクソ。 本書を読んで、宇和島へ実際に足を運んだのが良い思い出。
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ジーコが追いかけていたのはなんだろう。 愛ってなんだろう。 人は何を探しているんだろう。 ジーコの言葉になんだか心がぽーんとなりました。 海の向こうにアメリカがあるだなんてことないけど やっぱり言われ続けたらそんな気がするのかもしれない。 3人のそれぞれの思いをちょっとだけ...
ジーコが追いかけていたのはなんだろう。 愛ってなんだろう。 人は何を探しているんだろう。 ジーコの言葉になんだか心がぽーんとなりました。 海の向こうにアメリカがあるだなんてことないけど やっぱり言われ続けたらそんな気がするのかもしれない。 3人のそれぞれの思いをちょっとだけど感じました。 人は結局生きることの中に何を見出そうとしてるのかな 生きるってなんだろー?なんて 深くどっぷりはまりそうなお話でした。
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デビュー作とは知らず 順不同で読んでしまった。 砂時計を引っくり返したような 時間の中で 絡み合う手と未来。 何が幸せなんだろうと 考えさせられた作品です。
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片山恭一はきっと恋愛経験に乏しい 僕もそうだから分かる。うそちょっと分かるくらい 僕も書くならこんな妄想したい
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「セカチュウ」と比べると、こっちの作品の方が読み入ってしまった。文章だから味わう事ができる世界がある。 3人の関係でも主人公の友達・ジーコの存在が、物語の魅力を増しているのかも。 片山さんの元祖を知りたいならこれ!!
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片山さんのお話の中ではこれが一番好きかも知れない。話の最後の、ジーコへの流れはどうかと思うけど。でもジーコの人物性が好きです。片山さんの描く、哲学的な思考はすごいと思ってしまう。悲しみを描こうとする力が強いんだなと。
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個人的には、大ヒットした「世界の中心で、愛をさけぶ」よりも、この作品の方が深さを感じた。読後に残る衝撃もあった。
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セカチュー読んだあとに読みました。設定が似てるけどこっちのほうが面白い。とにかくジーコの存在が大きい本。
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片山恭一の長編。生と死の両面を細やかに描写してます。 「片方の手で鉄の把手をつかみ、シーソーに横向きに腰を下ろしている痩せっぽちの少女。その情景はまるでシュールレアリスムの絵のなかから抜け出してきたみたいだった。」
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「世界の中心で、愛をさけぶ」の後に読んだせいか、ワンパターンに感じました。でもこちらのほうが先なんですね。ラストは予想外で少し驚かされました。片山恭一は、タイトルをつけるのが上手です。なんとなく手にとってしまいます。
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