かさ の商品レビュー
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01428606
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表紙に惹かれて読んだが、二度目だった。 白黒の街並みに、赤い傘が鮮やか。 大人になってから絵本を読むと、「こんな子供が一人で!」とハラハラしてしまう。 途中、『トーマの心臓』を思い出す歩道橋があった(たぶん、私だけ)。
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文字は背景にあるだけの絵本 ストーリーはやはりという展開。 雰囲気、世界観などがしっかりしていて、感情移入してしまう。
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3歳からおすすめ。 スピルバーグの名作シンドラーのリストを想起させる秀逸なセンス。 70年代日本のよき情景には、令和に生きる私たちをも引きつける良さがある。 こちらも名作と言えると思う。
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文章の全くない絵本で、女の子の赤色の傘以外、すべて黒一色の世界は、ちょうど、梅雨時のような、どんよりとした気怠げな雰囲気も漂うだろうと思われる中、割と人々の表情が明るく感じられるのは、70年代当時の時代性なのだろうか。 そもそも、今現在、女の子がお父さんに傘を届けに、そこそこ遠...
文章の全くない絵本で、女の子の赤色の傘以外、すべて黒一色の世界は、ちょうど、梅雨時のような、どんよりとした気怠げな雰囲気も漂うだろうと思われる中、割と人々の表情が明るく感じられるのは、70年代当時の時代性なのだろうか。 そもそも、今現在、女の子がお父さんに傘を届けに、そこそこ遠い距離を歩いて行く事自体、なかなか見られる光景ではないのかもしれないが、その道中、様々なものに興味を惹かれつつも、目的地を目指す女の子の行程には、つい気になるものを感じさせる。 どれだけ俯瞰した、遠目の小さい視点に変わっても、傘の色でどこにいるのか分かり、序盤のシーンで女の子の表情が分かるので、たとえ傘で表情が見えなくても、どんなことを考えているのだろうと、想像しながら楽しんでいたら、通行人の一人がぶら下げている紙袋に、『STOP THE WAR』。 それはちょうど、女の子が「世界の人形展」のショーケースを見ている横にあり、一瞬、人々の表情が明るく感じられたのは、気のせいだったようにも思われてくるが、少なくとも現代において、女の子がお父さんに傘を届けに行く光景が、おとぎ話とならないよう、祈るばかりである。
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- ネタバレ
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雨の日はこの絵本のようになんとなくどんよりとしている。それがうまく表現されているなと思いました。 赤い傘は雨の日に映えるのはもちろん、お父さんをお迎えに行くワクワク感や、帰りにおやつを買ってもらった嬉しさを表現しているようだと思いました。
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2歳3ヶ月。図書館で読んだ本。 幼児の絵本のコーナーにあったけれど、文字のない色彩だけの絵本なのになんだか妙に大人っぽい。 図書館なのにパタパタ歩き回る息子に、「ほら、ここに赤い傘あった」とだけいいながら読んでたけれど、なんだかステキな空気感のある絵本だった。
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こんな小さな子どもが雨の中傘を持って1人で駅に届けに行く光景が昔はよくあったのかな? サザエさんでも見るけど昭和後半生まれの私でもやったことがありません。 薄暗い夕方の雨のモノクロの街中に咲くたった一つの赤い傘。 お茶タイムに静かにページをめくって絵を楽しみたいおしゃれな絵本。
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大勢に向けて読み聞かせには適していない。ただ、一対一で読み聞かせるときや、1人読書だとこの世界に入り込めると感じた。 絵だけしか描かれていない絵本は、セリフを想像しながらページをめくる楽しさがある。今作も傘を届ける女の子の気持ちを想像しながら作品を楽しませてもらった。
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字が内容 本当に絵の本 オリジナルストーリーで楽しめます 白黒の世界に赤い傘が印象的 息子は学校に 学校の先生をしてる お父さんを迎えに 行ったというストーリーを作りました
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