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不思議の国のアリス の商品レビュー

4.1

34件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2025/04/06

«哲学と言葉遊びの世界へようこそ!» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 有名なアニメ映画版は見たことがあったものの、本では読んだことがなかったアリスの物語。青柳碧人先生の『浜村渚シリーズ』の2巻を読んで原作にアリスが九九を暗唱する場面があることを知り、原作はどんな話なのか気になって手に取って...

«哲学と言葉遊びの世界へようこそ!» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 有名なアニメ映画版は見たことがあったものの、本では読んだことがなかったアリスの物語。青柳碧人先生の『浜村渚シリーズ』の2巻を読んで原作にアリスが九九を暗唱する場面があることを知り、原作はどんな話なのか気になって手に取ってみました。 読んでびっくり。アニメ映画版とはかなり違うではありませんか。 今回はそんな‪「小説」ならではの面白ポイントを(なるべくネタバレしないように)紹介します。 ・とことん読者目線の冒険描写 アリスが白うさぎを追いかけて穴に落ちるところから不思議な世界の旅が始まるのはご存知の方も多いかと思いますが、その後アリスがどうなるかご存知でしょうか? 「ええと、確か落ちた先が不思議な部屋で……」 と思ったあなたは是非原作もチェックしてみてください。こちらのお話、某有名なお料理番組のように時間が早送りされないので、まるで読むRPGのようなワクワク感を味わうことができます。 ・満載の言葉遊び 九九の他にも数学ネタが散りばめられているのかなと思っていたのですがそんなことはなく、有名な詩の替え歌や言葉遊びが沢山出てきました。(そうは言っても数学的なネタもちょこちょこ出てくるのはやはり数学者ならではだなとニヤッとしてしまいました。それから、哲学的な問いも沢山出てきて面白かったです。)他の方も、そして訳者の脇さんも書かれている通り、確かに元ネタを知らないとよく分からない部分や、英語版で読んだ方がもっと楽しいのだろうという部分もでてくるのですが、言葉遊びも脇さんが工夫して訳して下さっているので、日本語版でも楽しめました。 「へんてこりん」ではあるのですが、ただ不思議な国を冒険するだけでは無いのがこちらのお話。全く物語を知らない方はもちろんのこと、何となくあらすじを知っている方や、映画版をご覧になった方も、小説ならではの冒険に夢中になってしまうはずです。

Posted byブクログ

2023/12/20

図書館の児童書コーナーで目が合い、手に取った一冊 アリスと言えばこの挿絵 ジョン・テニエルさんのちょっと怖い絵に惹きつけられる 本当にヘンテコ 思った以上にヘンテコ 少し読んで、これは理解しようとしちゃいけない本だな と思い、もう一度最初から子供の頃の気持ちに戻って読む。 そ...

図書館の児童書コーナーで目が合い、手に取った一冊 アリスと言えばこの挿絵 ジョン・テニエルさんのちょっと怖い絵に惹きつけられる 本当にヘンテコ 思った以上にヘンテコ 少し読んで、これは理解しようとしちゃいけない本だな と思い、もう一度最初から子供の頃の気持ちに戻って読む。 そう言えば、ちゃんと読んだ事がないと気付いた。 アリスは本当にお行儀がよく、賢い女の子。 「ワタシヲノンデ」と書かれた瓶を見つけても、「毒」と書いてないかよく確かめて味見をする。 しっかりしているね。 でも次第に好奇心を抑えられず大胆な行動をとる様子が子供らしく、クスッとする。 「不思議の国のアリス」って、こんなにも言葉遊びが満載の物語なんですね。 英語でないと笑えないものがたくさんあって、翻訳では別の冗談に置き換える工夫が必要だったと、訳者あとがきにあります。 原文で読めたらどんなだろう?

Posted byブクログ

2023/02/05

そんなには長くない話で、読みやすかったです。 でも、子供の時に読んでたかなって考えたら少し難しいかなあと思いました。

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2022/03/31

夜寝る前に子どもにも聞かせる話って、こんな風に支離滅裂であまり筋はない。私は全くはまらないけど、挿絵が素敵。

Posted byブクログ

2021/02/03

『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(1832~1898年)が、ルイス・キャロルのペンネームで創作した児童小説である。キャロルが、オックスフォード大学在学中に所属していた学寮の学寮長の娘であるアリス・リドルのために即興でつくって聞かせた物語...

『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(1832~1898年)が、ルイス・キャロルのペンネームで創作した児童小説である。キャロルが、オックスフォード大学在学中に所属していた学寮の学寮長の娘であるアリス・リドルのために即興でつくって聞かせた物語がもとになっており、キャロルはこの物語を手書きの本にして彼女にプレゼントする傍ら、知人たちの好評に後押しされて出版に踏み切ったという(1865年)。 本作品は、聖書やシェイクスピアに次ぐ数の言語に翻訳された、世界で最も読まれた児童小説とも言われており、冒頭の、白ウサギが「たいへんだ!どうしよう!まにあいそうにもないぞ!」とひとりごとを言いながらアリスのそばを通り、チョッキのポケットから取り出した時計を確認して、再び走り出す場面や、不思議の国で出会った、木の上にいるチェシャー・ネコが、しっぽの方から消えていき、にやにや笑いだけが枝の上に浮かんでいる場面など、その後、数多の引用、言及の対象となっている。 ただ、本作品には英語による言葉遊びが満載で、挿入されている詩や歌の多くは当時よく知られていたもののパロディだというが、それらの面白さは、他言語に翻訳され、時代も異なる我々に、十分に楽しめない点は残念である。(訳者は、その点を苦心しており、原文では伝わらない冗談を別の冗談に置き換える工夫をしたりしているという)  また、この岩波少年文庫の挿絵は、出版当初の、当時風刺漫画で有名だったジョン・テニエル(1820~1914年)によるものであるが、1907年に英国で作品の著作権が切れて以降、アーサー・ラッカムなど、世界中の挿絵画家によるものが出ている。 私は、今般、松岡正剛氏が有名書評「千夜千冊」(1598夜/2016年1月)で取り上げていたのを知って、改めて読んでみたのだが、この作品自体の評価はなかなか難しい。松岡氏は、「ルイス・キャロルには、むろん何か格別に天才じみたところがあったにちがいありませんが、この人は全体としてはもともと変な子であり、長じても変な大人だったと思います。まずは、そう思ったほうがいいでしょう。・・・案の定、へんてこ世界のアリスを誕生させた。」と書いているのだが、この作品は、大人の理屈を持ち込んで読むのではなく、子どもが子どもの感性で楽しむ世界なのだろう。そういう意味で、大人にとっては、子どもの感性を一時でも取り戻すために手に取ってみるのもいいのかもしれない。 (2020年4月了)

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2020/03/21

出てくる動物が、どれもこれも可愛くない!けれど、読み終わると不思議と面白かったなぁという心持ちにさせられます。英語のまま読んだ方が、詩の遊びをもっと感じられるような気がしました。不思議な世界。理不尽なのになんとなく理屈が通ってるようなよく分からなさが面白かったです。テニエルの絵は...

出てくる動物が、どれもこれも可愛くない!けれど、読み終わると不思議と面白かったなぁという心持ちにさせられます。英語のまま読んだ方が、詩の遊びをもっと感じられるような気がしました。不思議な世界。理不尽なのになんとなく理屈が通ってるようなよく分からなさが面白かったです。テニエルの絵は本当に素敵!

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2019/11/13

横浜のアリス展にて懐かしくなり、再読。 やっぱり脇明子さんの翻訳は素晴らしい。 解説も詳しく、英国への愛に溢れており、興味深い。 福音館のバージョンで読んだ際に釈然とせず、「まあ面白い?ってことにしとこう」とくくっていた箇所を、本当に面白く読めるように意訳してくださっており、感謝...

横浜のアリス展にて懐かしくなり、再読。 やっぱり脇明子さんの翻訳は素晴らしい。 解説も詳しく、英国への愛に溢れており、興味深い。 福音館のバージョンで読んだ際に釈然とせず、「まあ面白い?ってことにしとこう」とくくっていた箇所を、本当に面白く読めるように意訳してくださっており、感謝しかない。 「いつか英語で読んで」とあとがきにあるが、その「いつか」はいつ来るのやら。 昔、2001年ぐらいのMOEで「魔女の宅急便」特集を組んでおり、角野栄子さんのインタビューで、英文科を卒業する集大成として教授から与えられた課題がアリスの原書で、「今更アリス?」と思ったが読んでみたら非常に難しかったと書いてあった気がする。 読むなら対訳版がいいと思う。 脇明子さん、ぜひハリーポッターとメアリーポピンズとカニグズバーグも訳してください。

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2015/01/28

続編の、『鏡の国のアリス』にも言えるが正に、ワンダーランドな物語の世界、展開についていくので精一杯で、すべての言葉の意味を理解しようと思ったら、それこそいかれちゃうと思った。ただ、どちらも散在する言葉の中に絶対に、自分にピッタリの言葉に出逢えるからそれを探しながら読書の旅を楽しむ...

続編の、『鏡の国のアリス』にも言えるが正に、ワンダーランドな物語の世界、展開についていくので精一杯で、すべての言葉の意味を理解しようと思ったら、それこそいかれちゃうと思った。ただ、どちらも散在する言葉の中に絶対に、自分にピッタリの言葉に出逢えるからそれを探しながら読書の旅を楽しむのが良い。

Posted byブクログ

2013/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『アリス・オンパレード』第15弾。大手出版各社の文庫は、それぞれのアリスをラインナップに入れているが、岩波文庫は未収録である。これは、岩波少年文庫版。新書サイズ。挿絵は奇を衒うことなく、ジョン・テニエルを採用。訳者は、ファンタジー研究家にして翻訳者、ノートルダム聖心女子大学教授の脇明子。少年文庫への訳出だけあって、言葉の配慮が隅々まで行き届いている。さすがに「にせ海亀の身の上話」あたりは、難渋しているようだが、基本的には小学生でも理解できる語彙、表現への工夫が随所に見られる、誠実な訳といってよいだろう。

Posted byブクログ

2013/07/10

英語での言葉遊びなど、きっと英語で読めればもっともっと楽しめるんだなぁと思います。 日本語では限界があるけれど、それでもアリスの世界観は楽しくステキだと思えて楽しいです。 ほんとに子供の頭の中を覗いているみたいで、めちゃくちゃで都合良くて、子供の理由もない恐怖もあって・・・大人な...

英語での言葉遊びなど、きっと英語で読めればもっともっと楽しめるんだなぁと思います。 日本語では限界があるけれど、それでもアリスの世界観は楽しくステキだと思えて楽しいです。 ほんとに子供の頭の中を覗いているみたいで、めちゃくちゃで都合良くて、子供の理由もない恐怖もあって・・・大人なのにこんな世界を作れるなんて…と感心してしまいます。 あと、やっぱりアリスの挿絵はこの絵!挿絵がすばらしいし、子供の頃この挿絵を見たから、他のいろんな本の挿絵にも興味がもてたと思います。 いろんなきっかけをくれた不思議の国のアリス。英語を勉強していつか英語のアリスを読めるようになってみたいです。

Posted byブクログ