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ライオンと魔女 改版 の商品レビュー

4.6

46件のお客様レビュー

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2010/06/19

小学生の頃、初めて読んだ長編ファンタジーがナルニア国シリーズでした。 動物が喋って、ちょっと変わった生き物や精霊とかもいて、自然がどーんとあって、素敵な景色も現象も沢山ある。でも人間に特別なことが出来るわけじゃなくて、結構地道に歩きまわったりする、そういうところが好きです。 あと...

小学生の頃、初めて読んだ長編ファンタジーがナルニア国シリーズでした。 動物が喋って、ちょっと変わった生き物や精霊とかもいて、自然がどーんとあって、素敵な景色も現象も沢山ある。でも人間に特別なことが出来るわけじゃなくて、結構地道に歩きまわったりする、そういうところが好きです。 あとアスラン、とタムナスさん、とリーピチープ! 図工の時間に、木製のオルゴール箱のふたや側面を彫刻刀で彫るというのがあって、ふたにリーピチープ彫りました(笑) ねずみが杯持って乾杯してます。 他の子から見たら何彫ってるのかわからない(笑) 上出来でも無いですがリープなだけに、今なお部屋にあります。

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2010/11/19

○あらすじ 第二次世界大戦中のロンドンから疎開しに田舎町のとある学者の家にやってきたピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの兄弟。 ある日、家の中を探検していた四人は、古い衣装ダンスを見つけます。ふと、その衣装ダンスの中に入ったルーシーは、そのタンスが別世界ナルニア国につながっ...

○あらすじ 第二次世界大戦中のロンドンから疎開しに田舎町のとある学者の家にやってきたピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの兄弟。 ある日、家の中を探検していた四人は、古い衣装ダンスを見つけます。ふと、その衣装ダンスの中に入ったルーシーは、そのタンスが別世界ナルニア国につながっていることを知ります。 しかし、いくら兄や姉に話しても彼女の言葉を信じてくれません。 末っ子のルーシーの話を聞き、彼女をからかっていたエドマンドでしたが、彼もまたそんなルーシーを追いかけている間にナルニアの世界に迷い込んでしまいます。彼がそこで出会ったのは、ナルニアから春を奪い、永遠の冬と変えてしまった白い魔女でした。白い魔女は、エドマンドが四兄弟ということを知り、彼に三人を連れて戻ってこいと伝えますが…。 (あらすじは参考程度でおねがいします。)

Posted byブクログ

2010/06/15

今の自分のベースになっている作品。小学生当時、お小遣いを貯めて1巻ずつ購入していった。最終巻ですべてが繋がっている、という構成に幼心に感動した。宗教もお説教臭さもないのに、大切なことを学ぶことができる。原作を読んで思ったのは、瀬田さんの翻訳がいかに素晴らしいかと言うこと。

Posted byブクログ

2010/05/25

まずはこの大変美しい日本語に感銘を受けた。 そのニュアンス、音がこのファンタジーにさらなる 輝きを与えているように思う。 映画ではちょっと違和感を感じただけに、 そのギャップが大きかった。 次も是非読みたい。

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2010/04/13

ナルニアシリーズは想像力を高めるのに最高の本だと思います! 今まで読んだファンタジー作品の中で断トツに好きです☆ 頭の中で完璧にできあがっていた世界なので、今後の映像化も楽しみです。

Posted byブクログ

2010/03/30

まさにファンタジーの王道! 映画を見ているのにドキドキする感じといったら……! 現代のファンタジーの下地に絶対存在する作品です。アスラン格好良い!

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2009/12/05

ぼくはこのお話をきみのために書いた。 でも、書き始めた時には、本より女の子の方が早く成長するとは思っていなかった。 だからきみは、いまさらおとぎばなしでもない年になってしまったわけだ。 でもいつかきみは、さらに年を重ね、またおとぎばなしを読むようになるだろう。 ::::::...

ぼくはこのお話をきみのために書いた。 でも、書き始めた時には、本より女の子の方が早く成長するとは思っていなかった。 だからきみは、いまさらおとぎばなしでもない年になってしまったわけだ。 でもいつかきみは、さらに年を重ね、またおとぎばなしを読むようになるだろう。 ::::::::::::::::::::::::: おとぎの国への入り口は、かんたんにはみつからない。 と、いうよりも、 いつも同じところにあるわけでもなく、 そしていつも同じときに現れるわけでもないので 目の前に開かれていても気づかないことのほうが多いからだ。 きっとおとぎの国へ入るにはタイミングといったようなものがあるのだと思う。 ひと月前もそうに違いない。 大きな衣装だんすの奥に分け入るようにおとぎの国へ足を踏み入れた。 タイミングというか、波長というか、うまい具合に合ったのだ。 そこにはライオンや魔女はいなかったけれど。 いや、いたのかな。 おとぎの国にやってくるのは、 やはりアダムのむすことイブのむすめ。 ふしぎな生き物がいて、 ふしぎな食べ物があって、 ふしぎな街があって、 いろんな冒険をして、 ひとつ絆を深めて、 そうして もときた国へと帰っていく。 かれらはそれから 夢にみなかったのだろうか。 ぼくは夢にみる。おとぎの国を。 そして、かれらのように いつかまたおとぎの国をおとずれるだろう。

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2009/11/23

果てしない物語とあわせて大好きだったお話。 これも懲りずに、おばあちゃんの家のいかにもなタンスを開いてみたりして、「やっぱ無理か・・・」とかやってました。 アスランがエドマンドの身代わりになって、夜出かけていくときのシーンが悲しくて悲しくて忘れられません。 映画化され、見に行っ...

果てしない物語とあわせて大好きだったお話。 これも懲りずに、おばあちゃんの家のいかにもなタンスを開いてみたりして、「やっぱ無理か・・・」とかやってました。 アスランがエドマンドの身代わりになって、夜出かけていくときのシーンが悲しくて悲しくて忘れられません。 映画化され、見に行ったとき、小さいころの記憶がみるみるよみがえりました。

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2009/10/07

やっぱり、面白いですね〜。 イメージが豊かで、さすがに、三大ファンタジーと言われる世界の名作ですから! 中でも一番子供向けで、なんというのでしょうか、慈しむように語られるのが馥郁たる香り漂うような。 大人になってからは記憶の中だけで大事にしておいて読み返すことのなかったシリーズで...

やっぱり、面白いですね〜。 イメージが豊かで、さすがに、三大ファンタジーと言われる世界の名作ですから! 中でも一番子供向けで、なんというのでしょうか、慈しむように語られるのが馥郁たる香り漂うような。 大人になってからは記憶の中だけで大事にしておいて読み返すことのなかったシリーズでした。 最後の方は急展開で、戦争にまでなるのが、児童書でこんな風にする必要があるだろうかと大人としてやや不思議な気分に。 ちらっと大人の世界をかいま見て、そしてまた自分の部屋に戻る…そこが良いのかしら? エドマンドは嫌な子で、実際にも時々いるよなあということをずっと覚えていたんですけど〜読んでみて彼の目が覚めた時の様子や、アスランが二人だけで話しかけ、周りもそっと仲間に入れようとする気遣いをするところが良いと思いましたね。 ターキッシュ・ディライトの誘惑も〜 本文ではプリンになっているけど長いことどんな物だろうと想像を巡らしておりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

大人となった今では、この本はイエスの再生の物語であるとか、魔女リリスとか、罪を犯す人間だとか、聖書の話なんだなとわかるが、読んだ当時、小学生のころこの本は、見知らぬ大きなお屋敷に疎開しに来た兄弟のはじまりの物語、かくれんぼで一番下の妹のルーシーが大きな衣装箪笥に飛び込み探るうちに...

大人となった今では、この本はイエスの再生の物語であるとか、魔女リリスとか、罪を犯す人間だとか、聖書の話なんだなとわかるが、読んだ当時、小学生のころこの本は、見知らぬ大きなお屋敷に疎開しに来た兄弟のはじまりの物語、かくれんぼで一番下の妹のルーシーが大きな衣装箪笥に飛び込み探るうちに、ロンドンの街角に立っているのが相応しいはずの、一本の街燈に照らされた、雪が静かに落ちる夜に囲まれた森にさ迷い出るシーンが全てであり、終りであった。 いま読み返すとなんとなく説教臭さが鼻につかないでもないが、第二次世界大戦中、ロンドン大空襲で、大人たちの不安を敏感に感じ取った子供たちの、俗世との断絶、異世界での精神的成長、現実への帰還が、子供たちなりの戦争との向き合い方みたいだなあとか、思わないでもないです。 記憶がおぼろげですが、帰ってきたルーシーが、衣装箪笥からナルニアに行ってまた帰ってきたことを、屋敷の主人である学者先生に伝えた時、まともな大人なら子供のたわ言だと取り合わないものなのに、真剣に話を聞いてくれて、ルーシーに微笑んでくれた学者先生が本当に好きで、私もこういう大人になりたいなと小さいころ思いました。

Posted byブクログ