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きかんしゃやえもん の商品レビュー

4.2

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

懐かしい一冊。 図書館で見つけて思わず手に取りました。 絵の感じから海外原作かと思っていましたが、阿川さん作だったとは。 内容はすっかり忘れていたので、新たな気持ちで娘に読み聞かせできたのが、嬉しかったです。 歳を重ねて、頑固且つ偏屈になったやえもんもいよいよ第一線から退く時、、、受け入れがたい現実に、幸運にも別の形で人の役に立つ環境を与えられ、穏やかな老後を迎える。人の一生にもなぞらえられうる、やえもんのきかんしゃ人生に、歳相応の生き方とは何か、を親になった今考えさせられました。

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2022/06/07

子供の頃に既に読んで心には残っていましたが改めて読んでみて心に響くものがあり、阿川弘之 文というのも驚いて大切な一冊になりました。

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2022/03/20

息子の就寝前の絵本タイム。 久しぶりに『きかんしゃやえもん』を読みました。 この絵本、私が子どもの頃に読んだことのある絵本で、5年くらい前に懐かしくなって買ったのですが、結構、文字が多くて、当時の息子には難しかったんですよね。 最近、やっと一緒に読めるようになったんですよ。 ...

息子の就寝前の絵本タイム。 久しぶりに『きかんしゃやえもん』を読みました。 この絵本、私が子どもの頃に読んだことのある絵本で、5年くらい前に懐かしくなって買ったのですが、結構、文字が多くて、当時の息子には難しかったんですよね。 最近、やっと一緒に読めるようになったんですよ。  この本は擬音が楽しくて、 「しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃくだ しゃくだ…」 という感じで、やえもんの台詞を蒸気機関車の音を真似ながら読んだり、 「ら ら らん ぱあん」 と特急電車の台詞を通り過ぎる電車の音を真似ながら読んでいると、読んでる方もついつい調子に乗ってきますね。 解体されそうになった"やえもん"が、最後は交通博物館に展示されることになって助かるのも、なかなかほのぼのとして良い感じです。 擬音の部分の読み方は、まだまだ研究の余地がありますが、、、 まぁ、楽しく読めて、楽しく聞いてもらえればヨシですかね。

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2022/04/07

2歳5ヶ月 持ってきて読んでとせがまれたので、読みましたが、こりゃさすがに長いしまだ早いよねと思いつつ、最後まで聞いてくれただけでもすごいと思っています。 2歳10ヶ月 また持ってきた。最後まで聞けた。機関車、ディーゼル、電車が好きなので、興味があるのだろう。

Posted byブクログ

2021/09/05

純粋にお話がおもしろい。わかりやすい。さすがずっと読み続けられている名作の絵本だなと。やえもんに共感。歳をとるのも悪くない。味や深みが出るからね。歳をとることでまた別の生き方に出会う。それぞれ役割があるからね。電車好きならまずこれを読むべし。日本版トーマス。

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2020/07/25

図書館本。長女選定本。時代に合わなくなった機関車、軽く見られてプンプンするばかりだったけど、博物館の人の計らいで博物館に展示されることに。

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2019/12/31

名作絵本。 1959年12月5日に第1刷、手許にあるのは第67刷。児童書や絵本にはロングセラーが多くありますが、中でも化け物クラスです。 妊娠が判明して舞い上がっていた時期に、よく考えずに「自分が知っている絵本だから」と買ってきた一冊なのですが、新生児期、乳児期は当然ながら全く...

名作絵本。 1959年12月5日に第1刷、手許にあるのは第67刷。児童書や絵本にはロングセラーが多くありますが、中でも化け物クラスです。 妊娠が判明して舞い上がっていた時期に、よく考えずに「自分が知っている絵本だから」と買ってきた一冊なのですが、新生児期、乳児期は当然ながら全く興味を示さず、読み聞かせを聞いてくれるようになったのはほぼ5年後でした。恥ずかしながら今から考えれば当たり前です。 最近になって、本棚に並んでいるのを見つけて、これなあに、読んで?と言って持ってきてくれるようになりました。ただ、以前はトーマスやチャギントンが好きだったはずなのに、ここ最近は恐竜に夢中になっていて、思ったほど食いついてくれません。ちょっと残念です。 作者は阿川弘之。「山本五十六」「米内光政」「井上成美」はいずれ読んでみたいと思いつつなかなか手を出せません。 鉄道好きだったそうですし、宮脇俊三から波及して南蛮阿房列車は読んだことがありますが、こちらは自分のストライクゾーンからは外れていました。 でも、児童書としては、「しゃっ しゃっ しゃくだ しゃくだ しゃくだ」「ちゃんちゃん かたかた けっとん」「とっとも つかれて けっとん」「ほんとに いやだよ けっとん」などコミカルでリズミカルな擬音が効果的で、読み聞かせるには楽しい本です。 何しろ60年前に初版が出た本ですから、やえもんのことを「びんぼうぎしゃ びんぼうぎしゃ」とからかったでんききかんしゃも、「ら ら らん らん ぱあん」といってしまったとっきゅうも、おけしょうをしてもらっていたでんききかんしゃも、れえるばすのいちろうとはるこも、とうにこの世にはありません。栄枯盛衰は世の習いとは言え、諸行無常を感じます。 ところで。 読み聞かせながら、あれ、自分この本好きだったかなあ…と疑問に思いました。知ってる本だからと買ってきたけど、そう言えば、からかわれて腹を立てただけなのに、反省しているのに、やえもんのこと、もっと走らせてやればいいのに、と、割り切れなさを感じるのです。 引退して博物館で隠居するのが幸せなのかなあ、同じ時期に買ったもう一冊、ちいさいおうちはまた人に住んで貰えてるのになあと思っていたのですが、こちらも最近子どもと一緒に見るようになった「カーズ」や「トイ・ストーリー」の続編を見て、もやもやをもやもやのまま言葉にしておこうかなあと思えるようになりました。 ライトニング・マックイーンは新世代のレースカーに性能ではもはや及ばないことは自覚しながらも、後輩を育成しつつ自らもレースを続ける道を選びます。ウッディはヘッドハンティングを断り、勤務先を変え、とうとうフリーランスになってまでおもちゃとして子どもと遊ぶ道を選びます。 現役にこだわりしがみついたマックイーンもウッディも、いずれボロボロになって現場を離れざるを得ないでしょう。でも、物語としては彼らの選択には共感を覚えます。一方で、古くて使い勝手が悪くなった実用品を形式的に残すことの胡散臭さは、例えば「腰巻ビル」を巡る感想(https://dailyportalz.jp/kiji/koshimaki_building)によく現れています。 不便で使いにくい、でも打ち捨てるには忍びない、かといって意匠だけ保存するのは胡散臭い、じゃお前どうすればいいと思ってるんだと言われると答えを持ち合わせているわけではなく、ただもやもやしているだけなのですが、いずれにせよ、古くて不便なものは打ち捨てられ、とにかく新しくてきれいで便利なモノを皆が追い求めていた1950年代の価値観に異を唱えていたたはずのストーリーは、当時新たに作られ、使われてきたものがさらに更新されつつある今、すんなり胸に落ちるものではなくなってしまったなあ、と思ってちょっとしんみりしてしまいました。

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2019/11/26

これは何度も何度も読みました。 やえもんのセリフや、他の乗り物のセリフがとても軽快で、読むのも声音を変えたりとか。 阿川さんのお父さんの文章なんですね。 今更知りました。

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2017/10/22

古い!そして3歳にはまだすこし長かった。 でも、電車汽車好きの子供には、ヒットのよう。 いつも怒っているやえもんに、うちの子が一言。 「だめだよねぇ。ちゃんと笑って仕事しなきゃだめだよねぇ。」

Posted byブクログ

2017/06/04

「赤ちゃんが読む本でしょ」と鼻で笑っていたわりに、娘さん、がっつり絵本に食いついて聞いていました。久しぶりのやえもんが、意外と短気なお子ちゃまな感じだったのが、母の驚きポイントでした。

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