きつねのおきゃくさま の商品レビュー

あまんきみこ【著】,二俣英五郎【画】

2016/03/22

・たべようと思っていたひよこたちをたすけて、みがわりでしんでしまうところ。
・きつねが、最初は食べようとしていたヒヨコ・アヒル・ウサギをやさしく育てている場面がとても感動しました。

2013/09/20

太らせて喰おうとしてた相手から感謝と尊敬を受ける話。どういうつもりだったのかっていうのはあんまり重要じゃなくって、何をしたかっていうのが結果に繋がるよねってのが無理なく受け取れる話。最後の急展開がふいをつかれる。

2012/08/23

教科書に載っていました。その時から大好きな作品で、
小学二年生の教科書をずっと持って読んでいました。
が、たまたまこの絵本を書店で見かけ購入しました。これは絵本を見る方がずっといいなぁ、と思わされました。
教科書では載せることが出来なかったきつねのとても大事な場面があります。そこで教科書を読んだ当初よりも泣かされてしまいました。ぜひとも読んでいただきたい大切な一冊です。
『優しさ』って、言うのはこうやって出来ていくものなのかなぁ、と考えさせられます。

2012/07/31

小学生の時好きだったのを15年ぶりくらいに読んだ。内容は勿論、言葉のリズムの心地よさと、対極を成すような最後の物語の変転は今も新鮮に感じられる。

2012/06/04

息子の小学２年生の国語の教科書に載っていました。

泣けて泣けてどうしようもなかった。

親になるって　こういうことですよね。
この作品は親に読ませるために　小学校の教科書に載っているんだと思いました。
子育てに迷っている親に読んでもらいたい児童書です。
原点に戻れます。

2012/09/02

小学校の教科書に載ってて、大好きだった話。
なのに授業ではこの話を使わなかった。なぜ…。
当時は気づかなかったけど、改めて読むと、話が良いのはもちろん、絵が超絶うまい。

きつねは　空きっ腹をかかえていたが、
こころの中は　宝物でいっぱいに　はちきれんばかりだった。

もしこれがギリシャ神話だったら、きつねはきっと星座になってた。

2012/05/07

小4のときの国語の教科書。音読するときぼたぼた涙流して読んだ記憶がある。音読なんぞさせるな先生め。授業どころじゃなくなった、学生としてかなり困った作品。テストの問題ですら泣いたよ！（なんでだよ）大人になったら絵本買おうと心に決めていたが、本屋で見かけると動揺して手にとれなくなる。優しい絵とやさしい文章。短い言葉の中に無垢な信頼とあたたかな感情が沁み沁みくるのです。とっぺんぱらりのぷぅ。

2011/12/15

ひよこを太らせて食べようと思ったきつね。でもつぎつぎにおきゃくさんがやってきて…。
最後は、はっと、息をのむ。

今も読まれる名作です。

2011/11/08

まだ社会人になりたてだった頃の研修で尊敬する保育士の方が読み聞かせてくださった絵本。大人でさえも切なくさせてしまうラスト。だからこそ、大袈裟に演じるよりも、柔らかく淡々とした、妙に作りすぎない語り口のほうが余計、こころにドスンとくる。私は感情移入して泣いてしまいそうだ・・・絵本のガイド役どころではなくなりそう。あの保育士さんはすごかった。

2011/10/27

大切にされると、相手からも大切にされるよ。
大切なものに気付いたきつね君の話。

･･･それとも、実はすごく裏のある話？？と悪い大人は勘ぐってしまいそうなお話。実はヒヨコが計算してたら･･･なんて。。苦笑。