朱夏 の商品レビュー
すらすら読めた なかなか面白かった 鼻につく社会派ぶった文章は耳障りだったが 物書きは多少売れ出すと 己の品格を上げたい願望に囚われるものらしい 今度は言葉ではなく、展開で読者に判らせることも必要では ないだろうか 「今の若い者は云々」
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警視庁強行犯係・樋口シリーズ第二弾。 第一弾と同じくおもしろくて 3日で読み終わった。 冷めてた夫婦の関係も 少し修復?するような結末で 警察官の奥さんって大変だなー、 腹据わってるなーとしみじみ。
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- ネタバレ
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2015/10/14 わーこれ竜崎さんやったらどうするやろ?って思っちゃうからこの本は不利。 若干被ってるのよね。 でもちょっと弱いの。 その分氏家が割りといいんだけどあくまで脇役の位置だからこれまた弱いの。
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母親が子供の前で父親の悪口を言うと、父親に対してだけでなく、社会性や自我にも悪影響が出ると知って、たくさんの人にも知ってほしいと思った。
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樋口シリーズ2作目。 樋口の妻が誘拐された。樋口と氏家の捜査が面白い。 青春の次に朱夏が来るらしい。 燃えるような夏の時代、そして白秋。やがて玄冬で人生を終える。 最も充実するのは夏の時代。秋には秋の枯れた味わいがある。 青春ばかりがもてはやされるのはおかしい・・・・
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樋口係長のシリーズ物の一冊。 今回は、登場人物も少なく、ほとんど、樋口係長と家族に焦点があたっている話。 2/3ほどで、犯人はわかるが、どのように解決に持ち込むのか? と期待していたが、結末は今ひとつ。 予想通りと言うほかなく、その点は残念。
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15年前、樋口顕シリーズ第1作「リオ」を読んだときは興趣を覚えず、その後このシリーズを手に取ることがなかった。 しかし、今回ブクログレビューをきっかけに、本作を読み、およそ刑事らしくない主人公のユニークさ、誘拐を巡る3日間の攻防に、一気読みとなった。 犯人については、途中で推測さ...
15年前、樋口顕シリーズ第1作「リオ」を読んだときは興趣を覚えず、その後このシリーズを手に取ることがなかった。 しかし、今回ブクログレビューをきっかけに、本作を読み、およそ刑事らしくない主人公のユニークさ、誘拐を巡る3日間の攻防に、一気読みとなった。 犯人については、途中で推測され、ミステリー的要素は半減するが、夫婦愛の描写とともに、今の世に中の矛盾、問題点を登場人物に語らせ、現代社会告発の書にもなっている。 「ガキどもは世の中を映す鏡ですよ。そして、最近の若い連中はトレーニングができていません」 「この国は何もかもがマーケット中心で動いている。くだらねえ国になっちまったもんです」 続いて、第3作「ビート」も読んでみよう。
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樋口の妻・恵子の姿が忽然と消えた。樋口は氏家と組んで捜査を開始する。やがて容疑者の有力情報を掴むが・・・ シリーズ2作目。努力型の樋口顕と天才肌の氏家譲という感じがとても楽しめました。
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あの日、妻が消えた。何の手がかりも残さずに。樋口警部補は眠れぬ夜を過ごした。そして、信頼する荻窪署の氏家に助けを求めたのだった。あの日、恵子は見知らぬ男に誘拐され、部屋に監禁された。だが夫は優秀な刑事だ。きっと捜し出してくれるはずだ・・。その誠実さで数々の事件を解決してきた刑事。...
あの日、妻が消えた。何の手がかりも残さずに。樋口警部補は眠れぬ夜を過ごした。そして、信頼する荻窪署の氏家に助けを求めたのだった。あの日、恵子は見知らぬ男に誘拐され、部屋に監禁された。だが夫は優秀な刑事だ。きっと捜し出してくれるはずだ・・。その誠実さで数々の事件を解決してきた刑事。彼を支えてきた妻。二つの視点から、真相を浮かび上がらせる、本格警察小説。(背表紙より) シリーズものらしいです。会社の人に借りまして、初めて読んでみましたが、なるほど。なかなかです。シリーズになりそうな雰囲気たっぷり。今回はほぼ、犯人コイツだろーって当たっていましたが、ほかのはどうだろう。いろんな事件が起こりそうです。字が大きくてさくさく読めるのでまた読んでみようかな。
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☆6つ 今野の小説は、登場人物に語らせる形で、自分の考えを伝えている。今の日本は経済以上に若者を取り巻く生活が壊れているのでは。そしてはそれは大人の責任と感じさせた。 毎回かっこイイセリフが多い。
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