図説 「最悪」の仕事の歴史 の商品レビュー
歴史の授業でこういうのを取り上げたら、産業革命や人権問題などがもっと理解できるだろう。自分を取り巻く環境の見え方が変わってくる。もとはテレビシリーズらしいので、ぜひ映像で見てみたい。
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こんなものまで仕事として成り立っていたのかと驚くものが多かった。最悪の仕事というだけあって、汚い、臭い、心身の危険、体力的にキツイ、対価が安い、というもののオンパレード。複合要素を含んでいるものが多く、うわーという感じで読んでいたが、こういった光の当たらない仕事で生活し、社会の下...
こんなものまで仕事として成り立っていたのかと驚くものが多かった。最悪の仕事というだけあって、汚い、臭い、心身の危険、体力的にキツイ、対価が安い、というもののオンパレード。複合要素を含んでいるものが多く、うわーという感じで読んでいたが、こういった光の当たらない仕事で生活し、社会の下支えの一端になっていたのかと思うと非常に興味深かった。
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ローマ時代からビクトリア朝（20世紀頭）までの英国を中心とした西洋での最悪の仕事を紹介する．西洋の華々しいイメージが粉砕される. 一部の王族や貴族が優雅な暮らしをしていた一方，急激に増大した人口と追いついていない都市インフラ，モラルと制度が発展途上で行われる経済活動（産業革命＝...
ローマ時代からビクトリア朝（20世紀頭）までの英国を中心とした西洋での最悪の仕事を紹介する．西洋の華々しいイメージが粉砕される. 一部の王族や貴族が優雅な暮らしをしていた一方，急激に増大した人口と追いついていない都市インフラ，モラルと制度が発展途上で行われる経済活動（産業革命＝人間の労働力化）で多くの人が 汚い，危険，キツい，低収入，退屈，仕事（3K+2T)をしていた 印象的なのは時折挿入される最悪の仕事に従事する人を移した写真を見ると，その人の顔つきが痩せこけたりはしているものの凛々しさを感じることがあったということ．現代から見れば最悪の仕事で誰もやらないものかもしれないけど，当時はその仕事をするのは選択肢の一つで，自分の置かれた状況を受け入れていたようにも見える．人間は相対的にしか物事を評価できないという一面が垣間見える． 英国では最悪の仕事をテーマにしたテレビ番組がバラエティとしてではなくヒストリー，ドキュメンタリーとして作られていたらしい．気になる． “職場で惨めな思いをしたり，不当に扱われたと感じた日には，あなたの仕事よりはるかにおぞましい職業についていた歴史上の無数の人々のひとりでないことを，感謝していただきたい” ”私たちの歴史が作られてきたのは，それぞれの時代の”最悪の仕事”に従事した，無名の人たちのおかげなのである．彼らこそ，この世界を作ってきた人なのだから” 最後の一文はこれ．とても良い締めだ． ローマ：饗宴でわざと吐瀉して次に備える．⇨「反吐収集人」 ヒル収集人 絞首刑より斬首刑の方が珍しく，貴族にだけ許された．戦場で刃で命を落とす高貴な理想を反映したもの 化学薬品としての尿，糞便 硝石集め人＝火薬の原料＝原料は尿＝国家にとって欠かせない＝他人の家を好きに掘り返して良いという特権 ”古き良き風景”のためにそこに住まう苦行者を雇う金持ち． スケールが違う ビクトリア朝の最悪の仕事”皮なめし” 革は産業を支える必要不可欠な産物だったのにその生産過程は最悪の仕事5条件を満たすもので，それに従事するものは社会の除け者にされていた，
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タイトルの頭に（主にイギリス男性の）がつく。 古代から近現代までの『最悪な仕事』を、各時代ごとで数珠つなぎのように紹介していくスタイル。 テレビ番組からの書籍化のようで、どうにもテレビ（映像）のほうが面白そう。
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テレビでやってたとあったので その内容かと思ったら ふつうに時代毎まとめてあるだけだった。 ただ最悪最悪言う割にあまり伝わらず… 日本にも似通った職業はあっただろうな。
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イギリスの歴史の中で実際あった職業から紹介してるが、文明が発展していくにつれ農家も靴を履くし牛からトラクターに変わるし色々改善されていくもんだ。王族のしもの世話もトイレがなかったからだし、日本も似たような時代を過ごしてきたと思う。未開の時代は何でも最悪の仕事になりそうだ。
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65p 第二章中世 風車でトウモロコシを挽くは、間違いではないか。 ところどころ、正確とは思えない既述があり、興をそがれる。
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最初に想像した「最悪」からは外れる仕事もあったが、序文を読んでコンセプトを理解したあとだと納得できた。もちろん期待に応えた「最悪」もあった。しかし現代にこれらと似通った仕事が残ってないのかどうか、私にはわからない。
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［ 内容 ］ 反吐収集人、蛭採取者、踏み車漕ぎに王様の御便器番、ヒキガエル喰いから死体泥棒…。 古代から近代にいたる、「誰かがやらなければならなかった仕事」をたどったはじめての歴史。 貴族生活も産業革命も、彼らがいなくてはあり得なかった！イギリス裏面史の決定版。 世にも過酷なハロ...
［ 内容 ］ 反吐収集人、蛭採取者、踏み車漕ぎに王様の御便器番、ヒキガエル喰いから死体泥棒…。 古代から近代にいたる、「誰かがやらなければならなかった仕事」をたどったはじめての歴史。 貴族生活も産業革命も、彼らがいなくてはあり得なかった！イギリス裏面史の決定版。 世にも過酷なハローワーク。 ［ 目次 ］ 第１章 最初の最悪の仕事 第２章 中世の最悪の仕事 第３章 チューダー王朝時代の最悪の仕事 第４章 スチュアート王朝時代の最悪の仕事 第５章 ジョージ王朝時代の最悪の仕事 第６章 ヴィクトリア時代の最悪の仕事 ［ 問題提起 ］ ［ 結論 ］ ［ コメント ］ ［ 読了した日 ］
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宮田珠己さんの「はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある」で「自分の仕事がイヤになったときに読むべし」ってあってこれはもう読まねばと。英国の時代別にその時々の最悪の仕事を紹介してて、歴史本として普通に面白い。歴史の表舞台にでてこない最悪な仕事についていいたみなさん。舞台役者もバ...
宮田珠己さんの「はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある」で「自分の仕事がイヤになったときに読むべし」ってあってこれはもう読まねばと。英国の時代別にその時々の最悪の仕事を紹介してて、歴史本として普通に面白い。歴史の表舞台にでてこない最悪な仕事についていいたみなさん。舞台役者もバイオリンの絃職人もそんなに最悪だったなんて、って、生きていくのって大変だわ…
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