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マイクロソフトでは出会えなかった天職 の商品レビュー

4.3

156件のお客様レビュー

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2015/11/12

友達に薦められて読んだ本。 マイクロソフトを辞めた後、ルーム・トゥ・リードというNPOを立ち上げ 途上国の識字率向上のために働いている人の話。 仕事を辞めることを告げる前日、不安を打ち明けた友人から受けたアドバイス。 「バンドエイドをはがす方法は二つある。 痛いけ...

友達に薦められて読んだ本。 マイクロソフトを辞めた後、ルーム・トゥ・リードというNPOを立ち上げ 途上国の識字率向上のために働いている人の話。 仕事を辞めることを告げる前日、不安を打ち明けた友人から受けたアドバイス。 「バンドエイドをはがす方法は二つある。 痛いけどゆっくりはがすか、痛いけど一気にはがすか。 きみが選ぶんだ」 そんな言葉が一番頭に残った。 何かをやってみようと思ったとき、その勢いの波に乗るのが一番いい。 リスクを考えていると勢いは鈍るから。 短期間にこれだけの偉業を成し遂げた彼の思考は常に 「できない理由」ではなく、「どうすればできるか」で、 とにかく飛び込んでみることだった。 すごい。

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2009/10/04

ジョン・ウッドの情熱が伝わってくる。 元気の出る本です。 やりたいと思うことをやるのに色々な理由をつけてやらないことが多いけど、逆に言うとそういういろいろな理由がいらないくらい、あるいは撥ね付けられるくらいのこみ上げてくる欲望みたいなのがあると、きっと人生は楽しくなるんではない...

ジョン・ウッドの情熱が伝わってくる。 元気の出る本です。 やりたいと思うことをやるのに色々な理由をつけてやらないことが多いけど、逆に言うとそういういろいろな理由がいらないくらい、あるいは撥ね付けられるくらいのこみ上げてくる欲望みたいなのがあると、きっと人生は楽しくなるんではないかな、と。 あと、人を巻き込む力は教育環境とかそもそもの文化などの違いはあったとしても、欧米のほうが進んでいるなと思う。 同じことを思ってやり遂げようと日本で頑張って同じ結果が出るかというとやっぱり難しいのかも。残念だけど・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

マイクロソフトのエグゼクティブから社会企業家になったジョン・ウッドの話。 実際に社会企業家になった一例が描かれていますが、この生き方ができない人には驚きと憧れでしょうが、実際にやっている者には普通のことのように思えます。 しかし、経営的現状の認識の仕方には見習うべき点が多いと思い...

マイクロソフトのエグゼクティブから社会企業家になったジョン・ウッドの話。 実際に社会企業家になった一例が描かれていますが、この生き方ができない人には驚きと憧れでしょうが、実際にやっている者には普通のことのように思えます。 しかし、経営的現状の認識の仕方には見習うべき点が多いと思います。  但し、アメリカ的サクセスストーリー気味の書き方なので、好き嫌いはあると思います。

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2009/10/04

やっぱりいいね、こういうテーマは。ちゃんと世の中のひとのためになる仕事がしたいと確認させてくれた1冊。

Posted byブクログ

2009/10/04

マイクロソフトを止め、貧しい国に学校を、図書館を建てる世界的NPOのお話。教育を受けられれば子供達の世界が変わる、そして教育の基本は幼い頃から本に触れる事。 自分は途上国を尋ねた事が無いので、世界には文盲の人の方が多いという事実は衝撃的で、そんな彼ら/彼女らも本があれば(図書館...

マイクロソフトを止め、貧しい国に学校を、図書館を建てる世界的NPOのお話。教育を受けられれば子供達の世界が変わる、そして教育の基本は幼い頃から本に触れる事。 自分は途上国を尋ねた事が無いので、世界には文盲の人の方が多いという事実は衝撃的で、そんな彼ら/彼女らも本があれば(図書館があれば)今よりも豊かになれるという事実と考え方に驚きで、感動でした。 ブームの言葉で言えば、社会企業家の筆頭とも言える人の自伝。"僕が考えたいのは、「できない理由」じゃなくて「どうすればできるのか」"って事なんだってセリフが大好きです。この団体に興味を持ちました。

Posted byブクログ

2009/10/04

マイクロソフトのエグゼクティブだったジョン・ウッドはネパールに訪れた際、 識字率が30%&読みたくても・教えたくても本が無い(足らない)状況を知る。 ここでジョンは100件ほどの友人に一斉に、 「子供の頃に本が無かったら、人生にとてつもない影響を及ぼします。 だから家にある本を...

マイクロソフトのエグゼクティブだったジョン・ウッドはネパールに訪れた際、 識字率が30%&読みたくても・教えたくても本が無い(足らない)状況を知る。 ここでジョンは100件ほどの友人に一斉に、 「子供の頃に本が無かったら、人生にとてつもない影響を及ぼします。 だから家にある本を私に下さい。ネパールの子供達に送ります。 また、このメールを周りの人へ転送してください。」 と、働きかけ当初2000冊の本を集めた。 その後、この活動にかけることを決め、ジョンはマイクロソフトのエグゼクティブをやめ、彼女とも別れ、「Room To Read」というNPOを作る。 アメリカや海外の人たちから本を集めて送ったり、図書館を作るために寄付を集めた。 「子供の頃に本が無かったら、人生にとてつもない影響を及ぼします。」 というのは私の心を鷲づかみにするような言葉。 今あるものが当たり前になってしまうことは非常に怖い。 自分達がいかに幸せかを噛み締める。 「寄付を嫌うNPOが多いものだが、それでは影響力を広げることが出来ない。のでそこを脱却しなくては行けない。」 「現在までの成果や、寄付で頂いたお金がどこにどれだけ使われたかを開示することで賛同者に還元しよう。」 などビジネス経験のある人だからこそ、出てくる発言は非常に印象的。 マイクロソフトの文化も踏襲してNPOをやっているというのもまたオモシロかった。 「教育」は全世界的な課題だと思う。教育分野を切り口に世界を見たい。

Posted byブクログ