非線形科学 の商品レビュー
非線形な事象をどこまで捉えられるか。 後半は文系にとっては難しい内容。 聞いた話だが、90年代以降は あまり進歩していないらしい。
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非線形科学に興味を持って,勉強を始めるのは良いが,その範囲の広さに戸惑ってしまう.本書では,非線形現象に戸惑っている私に鳥瞰図的にこの現象を眺めさせてくれる.決して読みやすい本ではないが,非常に新書らしい本である.
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おもしろいんだけど,寝る前に読み出す気にならない. 自分の中では,お茶に持って行かないと読めない類の本.
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この先生の授業は大学の時に受けた気がする。当時はよくわからなかった。今回、この本は楽しめた。新書だがレベルは高い。
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大学時代直接講義を受けたことのある蔵本先生の一般向け新書。数式を用いずに”平易”な文章で書かれた「非線形科学」についての入門書であるが、やはり一般の人に理解するのは若干難しいか。むしろ、非線形科学に興味を持つが専門書では敷居が高く感じている科学者にとって良い入門書となる気がする。
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あとがきにあるように「要素的実体にさかのぼることをしないで複雑な現象世界の中に踏みとどまり、そのレベルで不変な構造の数々を見出す」という表現でわかったような気にはなるが正直、難解。集団同期現象というのは自然界に多くのサンプルがありそうで面白そう。
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リニアからノンリニアへ。というのは科学も人間も。と言っても人間はもともとノンリニア。その方向性で、考えてみたいことがたくさんあります。そうそう、フラクタルの話も出てきます。いや〜、理解するのにあと何十年とかかりそう。笑
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とても難しいが何とか理解してみたいと知的欲求をがんがん刺激される。「カルマン渦列」、ホタルが同時に発光する「集団同期」、「平均値プラスゆらぎ=分散」、硬貨の表裏の累積「ブラウン曲線」、海岸線の形成「フラクタル次元」、「スケールフリーネットワーク」
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