キラレ×キラレ の商品レビュー

森博嗣【著】

2010/06/04

いままでのシリーズには基本的に思考が早く淡々とした物言いをする人物かそれに近い人物がいましたが、今シリーズで主に動く眞鍋と小川はそういった人物ではなく、特に小川は探偵として頑張ろうという張り切りようが伝わり、その張り切りとやや思考力がうまく使えていない様子が今までにない感じで森作品の中では少し新鮮でした。
前作ではたまたま登場しただけかと思っていた探偵・鷹知がレギュラー出演者だったことが少し予想外でした。前作だけの主な登場人物か以降登場するにしても顔見せ程度かと思っていたので…。
また、鷹知が探偵という仕事をきちんとこなしている様子も意外に思いました。もうちょっといい加減というか、触り程度の動きをしているのかと思っていたので…。
今回の事件は今まで扱っていなかった切り裂き魔という題材で典型的な題材でしたが、これもまた新鮮に感じ面白かったです。

2010/05/19

キラレ×キラレ

今度は電車内で切られます。
小川さんがいつもいつも危ない目に合っていてかわいそうです（笑）

2010/05/17

このシリーズは読みやすい。登場人物の会話も軽妙で面白い部分がある。ただ、肝心のミステリーとしての事件、関わり、解決については・・ご都合主義の成り行き任せという感じ（笑）
森さん、出版社に頼まれて仕方なく書いてるのかなぁ、あまり気分も乗ってないと思うけど・・

2010/05/03

しつこい(＝丁寧な‥笑)描写が病みつきに。
そして、私の心の中でモヤモヤとしていた気持ちを、
言葉に変換してくれた作品。

ミステリー小説としては、★★です。残念ながら。

2010/04/03

比較的あっさり読めました。
このシリーズが何を目指しているのかよくわかりません。
椙田と萌絵ちゃんに今後接点が出てくるとか？
展開として、萌絵ちゃんを東京に移動させた理由が気になります。

2010/03/07

んー。

犯人は途中でわかりました。

本当に読みやすいですなこのシリーズ。

サクサクです。びっくりです。

若干物足りないです。

2010/02/28

森博嗣作品というだけで、そして今までのキャラクターの影が垣間見えるだけで、自分の脳内で一気に面白さが増幅されます。世間一般の反応はどうかはわからないし、もしかしたらGシリーズのときのように低評価なのかもしれない。でもそんなの関係ない。今ここにある事実は、自分はこの話が、そしてこの人の作品が好きだ、ということだけです。

（2007年9月読了）

2010/02/03

Xシリーズ第２弾。
面白そうだから･･･だとか、スゴイ画期的な内容だから･･･だとか言うのではなく、S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズの続編的位置付けだから読む･･･という姿勢になってきました。
ストーリーの中で繰り広げられる会話などはなかなか愉快ですが、純粋に推理小説として見たらどうかな･･･と。
最後は読者の期待にしっかり応える形でto be continuedです。

2009/10/25

Xシリーズ・第２弾。 2作読んだ感想として、このシリーズはこれまでのシリーズと比べると、テーマがマニアックでもなくトリックを解くのに専門知識が必要ということもなく、犯行動機が常人離れしているわけでもなく、読みやすい。
今回の事件は、満員電車の中で30代の女性をターゲットにした連続切り裂き魔を追う話。現実にもありそうな話でそのリアルな設定が余計怖いな、と思った。電車の中も人は大勢いるけど、ある意味密室だよな〜。満員であればある程他人が何をしてもよく分からないという点が怖い。終盤の犯人と小川との電車内の攻防は緊迫していて、読んでてドキドキだった。

2009/10/07

2009/2/12
惰性で読んでると自覚してます。
この人の熱烈なファンじゃなくてよかった。
と言うのもこの本余白多すぎじゃね？
新書一段組みはいいとしても、後半の改行の多いこと。
上下も元から必要以上に空いてる気がするのに。
実質は半分の厚みで十分やね。
内容じゃなくてそんなことばっかり気になったわ。
つまんなくはない。