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頭がよくなる思考術 の商品レビュー

3.5

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

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2014/03/12

・自分の考えを批判せよ みずから批判して修正を続ける努力を放棄し、自分の考えをただ押し通すだけならば、それは一種の暴力にすぎないであろう。思考強制の暴力は遅かれ早かれ必ず物理的な暴力を誘ってくるものである ・答えは人それぞれ違うと心得よ ある問題について人によって意見と解決方法...

・自分の考えを批判せよ みずから批判して修正を続ける努力を放棄し、自分の考えをただ押し通すだけならば、それは一種の暴力にすぎないであろう。思考強制の暴力は遅かれ早かれ必ず物理的な暴力を誘ってくるものである ・答えは人それぞれ違うと心得よ ある問題について人によって意見と解決方法が異なるのが普通。考え方の違いというよりも、その問題のどこを重点的に見ているかの違い。 損得や利害 自尊心、自己保身 前例にならう 伝統や習俗の保持 派閥的人間関係への配慮 善悪や正義、人間性の尊重 最後の項目のような観点で問題が処理されることはほとんどない。従って多くの問題は本質的には解決さればい。そのこともまた人間的なことであり、それゆえにベターを目指して行ける ・動きながら考えよ 考えるためには頭を働かせなければならないが、体がある程度動き、近くが刺激を受けていなければ頭も動かない ・心配は悪と心得よ 心配癖のある人は人を信用していない人。きっとうまくやれないと考えて起こりえる悪いことを色々と想像しているだけだ ・問題の中に教えを見いだせ 問題の中に教えを見いだせれば、問題は一変してと尊いものとなる ・レイモンドチャンドラー「やさしくなければ生きていく資格がない」と書いたが、本当に知性のある人はやさしい。知性の土台をつくる読書と人の話を聞くという行為は優しさに¥と反する性質があってはできない ・感情を自分自身と取り違えるな 自分の中にわいてきた突発的な感情にかかずらほど時間を無駄にすることはない。そんな無駄なんて省いて徹底的にクールに生きよ

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2014/03/05

タイトルが若干恥ずかしい。買ったは良いものの、これを読んでいる=頭悪いと思われたら嫌だな、なんて見栄が生じ、結局カバーをしました。 が、あまりの面白さに一瞬で読んでしまったので、人目に晒していたのはたったの数日。 これから何度も読むであろう本の仲間入りです。 「優しい」とか「厳し...

タイトルが若干恥ずかしい。買ったは良いものの、これを読んでいる=頭悪いと思われたら嫌だな、なんて見栄が生じ、結局カバーをしました。 が、あまりの面白さに一瞬で読んでしまったので、人目に晒していたのはたったの数日。 これから何度も読むであろう本の仲間入りです。 「優しい」とか「厳しい」とか、そういった印象とは別次元での言葉たちが、すっとしみ込んできます。それも、刺さるようにではなく、急に元気づけるのではなく、ただただ心の中に入ってきてゆっくりと落下し、心の底に鎮座するというか。賢者の言葉というのはこういうものなのかな、なんて思いました。決して無理強いせず、だからといって甘やかさず、否定も肯定もせず(しても、ノーブルな雰囲気で)、なのに確実にどこかに導いてくれていて、静かに燃える炎を感じる。 本の内容ももちろん素晴らしいですが、筆者みたいになりたい!と思わせてくれる本に出あったのは久しぶりです。 軸がぶれているんじゃないかな、と思うときに読むと、 「自分」がしっかりしますね。

Posted byブクログ

2014/02/20

あっという間に読み終わる。端的に言い切って、あと咀嚼するのはお前らでなという潔さが心地いい。確かに知性の最大のブレーキは、葛藤や自尊心や恥を怖れる気持ちかもしれない。身近な「頭のいい人」を思い浮かべると、無邪気な恐れ知らずが多い。子供こそ手本。

Posted byブクログ

2014/02/08

この本に書いてあることを完璧に行うのは少し大変かもしれないけれど、少しでも自分のものにできたらいいと思いました。

Posted byブクログ

2014/01/13

あまり期待せずに買ったんだけど、何気に良かった。自分にとって役に立つ言葉が満載。 特に、知は愛の一つ、というフレーズには目を開かされた思い。 人間という存在への愛、世界という不思議な存在への愛、それがなければ自分や他人をも愛することができないのではないだろうか。 知は愛の一つだ...

あまり期待せずに買ったんだけど、何気に良かった。自分にとって役に立つ言葉が満載。 特に、知は愛の一つ、というフレーズには目を開かされた思い。 人間という存在への愛、世界という不思議な存在への愛、それがなければ自分や他人をも愛することができないのではないだろうか。 知は愛の一つだから、好きな人のことをもっともっと知りたくなるのだ。世界をもっとよく知ろうという愛も同じことなのだ。 このフレーズを読んで、自分が愛情深くないという罪悪感が少し払拭できた思いで、救われた気がした。

Posted byブクログ

2013/12/19

仕事や勉強に応用できる具体的な思考術というよりは、悩んだり落ち込んだりした時に読みたい思想本という印象でした。 読み始めた当初はそのギャップに戸惑い、途中で本を閉じてしまいましたが、落ち込んだ時に開いてみるとドンドン内容が入ってきました。 「心配は世話を焼いてると思い込んでいるだ...

仕事や勉強に応用できる具体的な思考術というよりは、悩んだり落ち込んだりした時に読みたい思想本という印象でした。 読み始めた当初はそのギャップに戸惑い、途中で本を閉じてしまいましたが、落ち込んだ時に開いてみるとドンドン内容が入ってきました。 「心配は世話を焼いてると思い込んでいるだけ」「愚痴は思考がその場で凍結する」という項目が、特に響きました。

Posted byブクログ

2013/12/12

気付かされる、というのではないのですが、「そうだよね。」「そうそう。」と思えるところは多々あり。なんとなく感じでいたことを言葉にしてもらえた、という感じでしょうか。 一気に読めるので、読書の合間にでも気分転換に読めば、読書をしている自分を褒めてあげたくなるかも。

Posted byブクログ

2013/10/13

哲学および代表的宗教の既知の教えを素朴に束ねている。 余計な脚色なく、原典から逸脱しないのは好ましい。この手の本だと、著者が新たな「教祖」たろうとする、または「俺だけの価値」を付加しようと余計な感情論を加えて台無しになるケースが散見される気がするが、本書には最低限そういう狡猾さは...

哲学および代表的宗教の既知の教えを素朴に束ねている。 余計な脚色なく、原典から逸脱しないのは好ましい。この手の本だと、著者が新たな「教祖」たろうとする、または「俺だけの価値」を付加しようと余計な感情論を加えて台無しになるケースが散見される気がするが、本書には最低限そういう狡猾さは見られない。

Posted byブクログ

2013/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

我々は普段「考える」という言葉を使っているが、その内容はだいたい6つの傾向に分けることができるらしい。①利己的選択の思考(どういう手段や方法が自分に取って、最も多い利益をもたらすか。ゲームなど)、②経験の反省に基づいた思考(次に何が起こったら事態がどうなるかを自分のこれまでの経験や現在の情実からシュミレーション的に想像する。)、③感情的混乱の妄想(怒り、悲しみ、忿懣、などの感情が乱れている時の妄想的考え)、④知識の連絡による思考(読書をして内容を理解しようとする時の思考)、⑤本質把握のための思想(何が本質なのか、何が最も重要なことなのかを資料も基礎に洞察して抽出する思考。哲学)、⑥論理的思考力(論理による思考。数学や論理学における抽象的思考)。もちろん、自分一人で正確に考えることができない。だから、互いに話し合い、本を読み、試行錯誤しつつベターな考え方、手段。生き方を模索していくのである。本書では、その思考を行うためのいろんな取り組みや見方、考え方を紹介いている。  個人的に、なるほどと思ったのは、『書いて考える』『自分の考えを批判せよ』『言葉を正確に理解する』『動きながら考える』『なぜ、どうしてと問え』『知識を増やし、組み合わせる』『心配は悪と心得よ』『自分を隣から眺めてみよ』『俯瞰する目を持て』『心に触れるものに価値を持て』『心の持ち方を変えよ』『幸せではなく満足を求めよ』『自分のしたいことをせよ』『絶対安静時間をもつ』『当たり前を疑え』『時間を深くせよ』など。

Posted byブクログ

2013/04/27

この手の本は、身近において何度も読み返して「体化」させないとダメな気がする。「ニーチェの言葉」も同じかも。

Posted byブクログ