ヴォイス の商品レビュー
さすが、ル・グウィンの作品!…と言いたいほどに、奥の深いいいお話でした。とてもシビアで温かな作者の視線を感じると言うか、とにかく人物が魅力的でした。
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何故か第一作の『ギフト』が見当たらないのでこっちを上げておく。 三部作だそうなので楽しみに待っています。ちゃんと時間を取って、大事にゆっくり読むつもり。
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文字を邪悪なものとして書物を持つことを禁止するだなんて、私には耐えられない!伝承もとても素晴らしいものだけど、形に残しておかないと、後に伝えるのにも限界があるんじゃないかなぁ。 2008/2/28
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淡々と語られる。『ギフト』から20年程度後、文化的に洗練された学問の街とも言える都市が、騎馬民族に蹂躙され圧政で抑圧された状態の中で始まる物語。主人公の少女、メマーは典型的なヒロインとはほど遠いのは、ル・グウィンの作品らしい。脇役だがオレックとグライも重要な役で登場。オレックのギ...
淡々と語られる。『ギフト』から20年程度後、文化的に洗練された学問の街とも言える都市が、騎馬民族に蹂躙され圧政で抑圧された状態の中で始まる物語。主人公の少女、メマーは典型的なヒロインとはほど遠いのは、ル・グウィンの作品らしい。脇役だがオレックとグライも重要な役で登場。オレックのギフトがようやくはっきりと分かる。 キリスト教徒やイスラム教徒が侵略を繰り返して土着の文化破壊を行ってきたことへの批判も込められているという見方も出来る作品。 短編集で、オレックとグライの旅の物語ものも期待してしまう。
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