水滸伝(十一) の商品レビュー
晁蓋と宋江は内面では、相手を認め合ってるんだろうなという印象があった。正面切って口論ができるのはそういう事では無いかな?と…。離れ離れになると若干寂しがってるし…。…にしても晁蓋…ショック…
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え!?と声を漏らす結末。まさか、そんなわけないよね〜と思ってたら、そんなこと、あった… 死は誰にも平等にやってくるもの。他の人と区別をつけずに平等に死がやってきたことに、驚きもあり安堵感もあり。
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原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタ...
原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。 原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!! 原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。 俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。 水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。 最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。 108人全員が個性的でなおかつ熱い!! 『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。 また、全員死に様がかっこ良過ぎる。 漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。 豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。
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もちろん相当に面白いのだけど、ちょっと中だるみ感があるかなあ。 エピソードが多いがゆえに小粒であることがその原因かも。 と思っていたら驚愕のラスト!え!どうなるの?これはすぐに続きを読まねば、だ。
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宋との戦は優勢のように見えつつ、頭領二人の意見の対立が顕著になり、先行きの不安が顔をのぞかせてくる。 拡大してきた組織を運営していくことの難しさが感じられる一巻だった。
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晁蓋と宋江の対立が深刻化。そして……。史文恭視点の話が出てきた時点で間近とは思っていけど……。他の水滸伝ではあまり魅力を感じていなかったけど、この水滸伝では好感を持っていたので残念。
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梁山泊の頭領2人の対立が激化。まわりもそれに引きずられる。頭領が2人というのはこういう軋轢を生む。そして野戦に出た晁蓋が暗殺者の手に倒れる。急展開。
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呼延灼戦の敗北が梁山泊に残した爪痕と、兼ねてから勃発していた晁蓋と宋江の意見の食い違いに焦点があてられた巻。 冒頭の方は、呼延灼戦で負傷した者、友であり兄弟であり仲間を失った者たちが、死とは、生き残った自分(負傷した自分)とは、ということについて悩んだり落ち込んだりしている姿が痛々しくも、梁山泊のメンバー同士が一人一人をよく見ていて支えあっているな、と思いました。 そこから樊瑞なんかは、致死軍という自分の新しい道を見つけていたりもして、多くの仲間が死んでしまったという現実を、それぞれが受け止めて乗り越えて進んでいくんだな、と、読んでいるこちらも、メンバーの死を悲しんでいるだけではダメなんだなと逆に力づけられました。 (私は特に施恩が死んでしまって打ち拉がれていたので) 後半にいくにつれて、晁蓋と宋江が考えるこれからの道について、それぞれの想いが描かれていました。 二人の描く未来は同じなのに、その過程が食い違ってしまうのは、お互いに辛いことだと感じていて、そこに頭領であるという重圧のようなものが更にのかってきている二人は、本当に苦しいところにいるなあと思いました。思わず、こちらが二人のためになんかいい案はないかと考えてしまうくらいです。 本人達がやきもきしている分、下もやきもきしてしまうから、早くお互い譲歩しなよ!と言いたくもなりますが……。 それにしても、今まで私はあまり晁蓋にぐっときてなかったのですが、この巻であまりにも晁蓋という人物がキラキラと描かれているというか、誰から見ても爽やかでかっこよいと思われているので、私もだんだん彼に惹かれてしまいました。びっくり。 ところで、今回も秦明と公淑の話にはほっこりしました。 楊令も着実に大きくなっているようで、成長が楽しみです。 そして、晁蓋が死んでしまった梁山泊はこれからどうなってしまうのか。続きがかなり気になるところです。
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とうとう晁蓋が死んだ。 樊瑞の言葉のように、暗殺とは時を告げる鐘のようなものだとするのなら、晁蓋の死はここだったというそれだけのことかもしれない。 ただ、梁山泊は晁蓋がいて宋江がいて、呉用がいて成り立っていたから、3つのうち1つが欠けることで、梁山泊がどのようになっていくのか。 ...
とうとう晁蓋が死んだ。 樊瑞の言葉のように、暗殺とは時を告げる鐘のようなものだとするのなら、晁蓋の死はここだったというそれだけのことかもしれない。 ただ、梁山泊は晁蓋がいて宋江がいて、呉用がいて成り立っていたから、3つのうち1つが欠けることで、梁山泊がどのようになっていくのか。 次の展開が楽しみ。
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いよいよ官軍と梁山泊軍の全面対決か?と思いきや、まだジャブの打ち合いという感じで、今回は索超という人物にスポットを当てた話がメインかと思いきや、最後に大変な山場があり、梁山泊ツートップの一角である晁蓋が暗殺されてしまうという、まさかの展開となりました。 これで宋江のワントップ体制となった梁山泊がどう官軍に立ち向かっていくことになるのか?また楽しみになってきましたね!
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