水滸伝(十一) の商品レビュー
★2009年6月23日 39冊読了『水滸伝11 天地の章』北方謙三著 評価B 早期攻勢を主張する晁蓋ともっと力をつけてからと満を持する宋江。梁山泊の2領袖が対立を深める。次第に、官軍の組織的な陽動作戦も目立つようになり、晁蓋は外に出て戦うことが増えてくる。その中、官軍が放った暗殺...
★2009年6月23日 39冊読了『水滸伝11 天地の章』北方謙三著 評価B 早期攻勢を主張する晁蓋ともっと力をつけてからと満を持する宋江。梁山泊の2領袖が対立を深める。次第に、官軍の組織的な陽動作戦も目立つようになり、晁蓋は外に出て戦うことが増えてくる。その中、官軍が放った暗殺者;史文恭は梁山泊の中枢奥深く入り込むことに成功し、遂に晁蓋暗殺に成功する?!
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北方水滸伝全19卷を読了。 水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。 夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。
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●1回目 2007.9.9 九紋竜史進の副官、杜興のエピソード。 映画でいえば、渋い脇役が演じて主役を食ってしまう一番オイシイ役どころ。 全19巻の11冊目。 文庫版が出ているのはここまで。 もはやとまりません。 ●2回目 2015.1.10 前回は文庫本でここまで読...
●1回目 2007.9.9 九紋竜史進の副官、杜興のエピソード。 映画でいえば、渋い脇役が演じて主役を食ってしまう一番オイシイ役どころ。 全19巻の11冊目。 文庫版が出ているのはここまで。 もはやとまりません。 ●2回目 2015.1.10 前回は文庫本でここまで読んだ。 それ以降の巻はまだ文庫化されていなかったので、あとはハードカバーで。 今回は、1~4を文庫版、5~7をハードカバーで、8~からふたたび文庫版で読んでいる。 ハードカバーに変えたのに特に理由はなくて、気分転換のつもりだったのだが、文庫化の際に手が入って、それが最終版だということを知ったので、8巻から文庫に戻った。 文庫版には「あとがき」があって、参考になるものもあるので、これから読もうという方は、文庫版がおすすめ。 さまざまな登場人物のエピソードが語られる巻。 最後に衝撃的な展開。
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攻勢を続ける晁蓋が、青蓮寺の刺客・史文恭の毒矢によって命を落とす。 撃って出るか、機会を待つか。宋江との方針のずれは平行線のまま終わってしまった。今後、宋江はどの様に梁山泊を導いていくのだろうか。 自らが先頭に立ち引っ張っていく晁蓋。 人との繋がりを重視し、見守ることに徹する宋江。 どちらもリーダーとして魅力がある。自分が梁山泊の将校ならどうするだろうか?と考えてしまう。
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11巻までくると自分の中でややなかだるみ感が出てきました。 が、最後の最後で・・・。 これからの梁山泊を揺るがす大事件が!!
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杜興の葛藤のくだりが一番良かった。 樊瑞がこれから活躍しそうなのも楽しみだ! 騎兵隊の夜営の談笑も良かった。 大変な事は起きたが、これは起きるべき事件なので受け入れるしかない。 久々に楽しめた巻でした。
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史文恭の登場。 梁山泊の宋江、晁蓋の戦略を巡る争い。 そして… 来るべき時が来たか。これから青蓮寺の反撃攻勢が続いてくる気がする…
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とにかく続きが気になる終わり方。 晁蓋……。 仕方ないこととはわかっていても死人が増えていくことが辛い。
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本巻は何と言っても巨星墜つの一言に尽きる。 暗殺ってやっぱりあっけないなぁと感じてしまう。 やっぱり戦の中で死ぬのとは違うなと。 梁山泊を支えてきた一人が去ってどう展開されるのか次巻が楽しみです。
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