クワイエットルームにようこそ の商品レビュー
ものさし
「間違って」精神病棟に入れられた主人公。衝撃的なシーンからスタートする物語は、テンポよく展開していく。正常と異常の境目とは、その「ものさし」は何か?しみじみ怖くて面白い。食事の前後は読まない方が良いかも。
yama
最初の描写で想像するだけで、自分もオェ~ってなりそうな部分はありました(-""-;)が、全体的には読みやすかったです。 だいぶん前に映画化もされているようなので観てみたいです。
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トイレから出てきたのがミキちゃんだったシーンがね…。 わたしももう少しまともな場所で(というのも変な話だが)ODしていたら入れたのかしら。閉鎖病棟。まあ、まともな場所ですら生活できない日々だったからそうなったのかもしれないが。飲んだものの割にはなんか身体が健康な気がしているけれど、まあでも回復に2,3か月はかかったか。そしてあれから頭と酒は弱くなった気がする。ある程度の薬は手元に置いておきたいよな、しかし。
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自分語りとは、なんて信用ならないのか。 思い込みや理想は事実を歪ませる。 重い内容だが、口調が軽いのですごく読みやすい。
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薬の過剰摂取(オーバードーズ)により、精神病院の閉鎖病棟に入院させられた主人公・佐倉明日香の、二週間にわたる様子が描かれた物語。昏睡から覚醒する始めの場面から、少々引き気味な感じを受けたが、読み進めるにつれて様々な人が入院していることがわかる。患者自身も辛いだろうが、看護師さんは...
薬の過剰摂取(オーバードーズ)により、精神病院の閉鎖病棟に入院させられた主人公・佐倉明日香の、二週間にわたる様子が描かれた物語。昏睡から覚醒する始めの場面から、少々引き気味な感じを受けたが、読み進めるにつれて様々な人が入院していることがわかる。患者自身も辛いだろうが、看護師さんは本当に大変だと思った(あまり良くは書かれていないけど…)。
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精神病棟にぶち込まれた女性の話。 起こっていることを冷静に見るととてつもなくシリアスな話なのだけれど、語り口がそう思わせ過ぎず、最後にはなぜだか少しスカッとする。
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映画を少し見て面白そ〜って思ったので借りてきたら映画見終わる前に読み終わっちゃった。 すごくシンプルな話で、とてもよかった。
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色々追い詰められすぎて、もはや笑うしかない。 正常と異常の境目をフラフラと歩く姿はよく描けていて、こちらの気分がダウンの方向へ向かいそうだ。
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映画を観た後で買って読んだものを数年ぶりに再読。ODならこういう入院の仕方はしないんじゃないかと思うけれどそこ以外は、ちょっとメンタルが弱った経験がある人が読めばグサグサ突き刺さって痛いのでは。 126〜127ページ辺りの「冗談の国にいても罪悪感感じちゃうし、書きたいこと書ける環境まで手に入れたのに、実は書きたいこともないし……」というモノローグが私にとっては一番痛いポイント。つまらない国でつまらない生き方しかできないんだよなぁ私は、という。
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読み返した。映画のインパクトとともに忘れられない。昔読んだ時とはまた違う、自分の人生との重なり方をした。
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