ドロップス の商品レビュー

永井するみ【著】

2014/05/02

2014.5.2 読了

4人の女性の それぞれの物語。

旦那と気持ちが通わない 夏香。
夏香と同級生の バツイチ子持ちの遼子。
自由奔放のリリア。
いまは穏やかだけど、旦那さんを
略奪した形の 科子。

いろいろあるよね。。。

どの人も 時々 わかる！
な部分がありました。

けど、なんとなく
永井するみ作品っぽくなかった
気がします。。。

2013/11/12

再読
仕事は順調だが夫とぎこちない主婦？の女、離婚して同窓会で再会した同級生と会うようになったバツイチ子持ちの女、未婚で子持ちの恋愛体質の歌手の女…

2012/12/11

短編かと思って読んでいたが、章ごとに主人公は変わっていくものの、同じコンサートを中心に関わっている人が描かれていた。どの章でも夫婦が中心になり、その女性側が主人公となる。幸せな家庭とは少し違って、何かしらの問題を抱え、もがいている。忘れていたけど(笑)子どもも必ず登場。
中学生とかではなくもっと上の人におすすめ、かも。

2012/10/14

永井氏2作目。
短編かと思ったら数珠のようにストーリーが繋がっている。
おもしろかった。幸せそうに見えても女性はいろいろ抱えている！

もっと作品を読みたいと思った。

2012/09/13

色々な立場の女性が主役の短編集。

短編集って自分の好みなのか、作者の思い入れの違いなのかわからないけど、よかった話とつまらなかった話が混在しているのが多い気がする。

でもこのお話たちは、どれも丁寧に書かれていて、読みやすく主人公の気持ちにスッと入り込めました。まあ、年代も近いからっていうのがあるかもしれないですけどね！

2012/08/30

誰かを自分の一部のように愛したい。愛させてほしい、と。

小学2年生の娘を持つ夏香は夫との2年近くのセックスレスに戸惑う。
夏香が手掛けるパンフレットのコンサートで歌う、シングルマザーの恋多きリリア。
リリアに会場を提供する、二階堂と科子。
夏香の同級生で離婚して働きながら息子を育てている遼子。

それぞれがそれぞれの事情を抱えて、
時に他人が羨ましく見えて劣等感や後悔に苛まれても、
傍にいてくれる人がいる限り真っすぐ前を向いて生く。

4人の女性目線ですらすらと書かれているんだけど、同じ説明が何度も出てくる。
多分4人個人の目線で書かれてるから何度も同じ説明があるのかもしれないけど、
読む側からするとそこはいらないのでは？と。

読みやすい作品だった)^o^(

2012/07/07

4人の30代〜60代ぐらいまでの女性たちの話。
結婚しててもしてなくても、仕事をしててもしてなくても、それぞれ悩みも苦しみもあるだろう。
しかし、主人公が同年代だと見方が厳しくなるのか、グチグチいってないで、さっさと自分から動いて何とかしろよと思ってしまう。
（図書館）

2012/01/13

『欲しい』『グラニテ』と２作読んでみて
登場人物が両作品とも
あまり好きになれなかったのですが、今回は

うん、まあ、きらいではない

のレベルまで上がりました。笑

話はおもしろいのになんでかしらね。
リアルに近所にいそうだからか？

2011/12/19

4人の酸いも甘いもを知った女性の話。正直なところ、読み進めているうちは、どことなくこの手の小説でありきたりな話だなぁと思っていた。が、最後まで読み切った時、不思議となぜか心が温まった。ステンドグラスの下の陽だまりにいる気分になれた。

2011/04/10

連作短編集。面白かったー。

コンサートプログラムの制作の仕事をしてる、子供と旦那がいる夏香。バツイチ子持ちの遼子。歌手のリリア。「スタジオ・ピチカート」のオーナーで過去に謎の多い科子さん。

主人公の夏香は、倦怠期を迎えてまさに別れる寸前だった旦那と新しい気持ちでこれから過ごしていけるだろうか。また壁が立ちはだかるだろうけど、その度新しい気持ちを入れていけたらいいのになあと思った。