国家情報戦略 の商品レビュー

佐藤優,高永ちょる【著】

2010/10/03

［　内容　］
核、北朝鮮、日本の２０１０年は？
日韓インテリジェンスの第一人者が激突！
北朝鮮の工作は陸軍中野学校の模倣だった！？
日本人の情報ＤＮＡを呼び覚ます超問題作。

［　目次　］
第１章　フジテレビ秘密情報漏洩事件
第２章　韓国と日本のインテリジェンス
第３章　友好国とのインテリジェンス協力
第４章　日本人の情報ＤＮＡ―陸軍中野学校の驚異
第５章　北朝鮮はどうなる
終章　核の帝国主義

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］

2010/05/14

手島龍一さんとの対談はいまひとつと言う感じでしたが、こちらは秀逸。元韓国情報部員の高氏とのやりとりで出てくる、陸軍中野学校､エシュロン、金大中氏の話は、現代情報戦の重要性をあらためて認識させられます。スパイなんて言うと格好いいですが、情報分析官という方が、何となく現実的で的確な気がします。

2010/04/30

今まであんまり読んでこなかった種類のエッセイ。
現代のスパイ工作の重要性についての対談。
そんなに難しい話じゃないし、一回くらい読んでみてもいいかも。

2009/12/26

佐藤優氏と韓国国防省海外情報部日本担当官、北朝鮮担当官であった高永喆氏との対談をまとめた本。

佐藤さんもロシア担当の外交官であり、お互いに政治的な流れの中で投獄された経験を持っているという似た経歴のため、話が合うのか、盛り上がった対談本になっています。北朝鮮の話などは、その見解も含めて(核兵器関係など)面白いです。

対談本としてはまずまずですが、佐藤さんも本出しすぎで、読む方としてもやや食傷感もありますね。

2009/12/01

佐藤優氏と韓国軍人の経歴を持ち情報漏洩の罪で服役した高氏との対談形式での情報戦略本。
韓国における情報活動や日本の情報活動について書かれていた。意外と日本の情報能力は高く、いろいろなところで活躍していると失態。しかし、情報機関を持たないのは一番のネックだ。両者もそれを何とかしなければならないと言っている。
北朝鮮が核兵器を持つ自体や、挑戦が統一した後、対中国関係はどうなるのか、など興味深い内容も多い。

2013/11/10

スパイになるには、鳥の目、虫の目、魚の目で物事を見る必要がある。
佐藤氏、高氏の日韓での獄中体験も豊富で読んでて面白い。スパイになるにはじっと黙っていることが重要、そうすれば向こうから離しかけてくる、そうしてプーチンもKGBのスパイになった。

2009/10/04

日本と韓国の情報官の対談。軍事面など所々間違った事を言っています。私のような素人が分かるような間違いなのでわざと言っているのかな？と思うような所もあります。朝鮮人のおかしな面も見え隠れします。読みやすいですが、レベルの低い読み物です。

2009/10/04

お約束の　佐藤　優

どの作品でも繰り返されるメッセージは同じなのだけれど、つい読んでしまう。

今回は韓国のエリート情報将校が巻き込まれた事件をベースにインテリジェントの世界を語る。

大変興味深い世界
(2007年9月)

2009/10/04

佐藤氏と韓国の元情報将校との対談。

同盟国である韓国軍とアメリカ軍の情報共有の仕方とか、陸軍中野学校のエピソードとか今回も興味深いエピソード満載。
個人的にはプーチンがKGBに入ったいきさつが面白かった。

情報戦略がお粗末な日本だが、過去の実績からどうやら素質はありそう。
今が頑張るときですよってお二人はおっしゃっております。

2009/10/04

国際諜報の知識豊富な二人の対話集。諜報を持つことの意味や、韓国や日本、ロシアでの考え方を述べ合う。特に北朝鮮に対する意見交換が興味深かった。