三国志(八) の商品レビュー
「三国志」の王道の1…
「三国志」の王道の1冊。これを読まずして三国志は語れません。必読です。
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徐々に魏に追い詰めら…
徐々に魏に追い詰められる蜀。それでも玄徳に報いるため必死で戦う孔明の姿に感動させられます。「泣いて馬謖を斬る」「死せる孔明、生ける仲達を走らす」等、有名な故事成語が出てきます。
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三国志を生きた当時の人たちと、今を生きる人々の価値観は全く違うだろう。しかし、諸葛亮の劉備に対する忠誠心にはいつの時代でも感動するものがあると思う。全8巻、本当に面白かった。
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読み始めてはや2年....いろんな本に寄り道しながらも読み終えてしまった.... やはりどの時代も「たけき者もついには滅びぬ」だね。
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孔明の死によって三国志の物語が完結したという最終巻。呂布や董卓の頃とは大きく戦の形が変わって、知謀によって進むことから、勇猛な武将が少なくなってしまったという点は、少々寂しくもある。 孔明の歿後、晋が統一するまでは淡々と描かれており、作者がいかに孔明に執心していたかがよくわかる。...
孔明の死によって三国志の物語が完結したという最終巻。呂布や董卓の頃とは大きく戦の形が変わって、知謀によって進むことから、勇猛な武将が少なくなってしまったという点は、少々寂しくもある。 孔明の歿後、晋が統一するまでは淡々と描かれており、作者がいかに孔明に執心していたかがよくわかる。 これほどまでに魅力的な歴史譚は世界でも皆無だといっても良いんじゃないだろうか。
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2回目の再読。歴史小説として純粋に面白く、2週間で全巻読破。改めて、三国志の主役は劉備ではなく、孔明(と曹操)であることを認識。 ・「三国志」は晋の時代に陳寿により記された魏、呉、蜀の国別の史書の総称。基本は史実をまとめた本だが、多少の虚構あり。その後、明の時代に、「三国志」や...
2回目の再読。歴史小説として純粋に面白く、2週間で全巻読破。改めて、三国志の主役は劉備ではなく、孔明(と曹操)であることを認識。 ・「三国志」は晋の時代に陳寿により記された魏、呉、蜀の国別の史書の総称。基本は史実をまとめた本だが、多少の虚構あり。その後、明の時代に、「三国志」やその他の伝承本等をもとに歴史物語として作られたのが羅貫中の「三国志演義」。こちらは7割が事実で3割が虚構とも言われている。「吉川三国志」は「三国志演義」をもとに、日本人向けに一部脚色も加えながら書かれたもの。
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ホントは2021年の課題図書にしていましたが、結局全8巻読了まで2年ちょいかかりました。 8巻は諸葛亮孔明と司馬懿仲達の最後の戦い。でも、結局孔明の死で吉川三国志は幕を閉じる。って、一応、その後も書いてあるけど、英雄たちが築いた三国も次の代であっさり滅びてしまうのね。ああ無常。 ...
ホントは2021年の課題図書にしていましたが、結局全8巻読了まで2年ちょいかかりました。 8巻は諸葛亮孔明と司馬懿仲達の最後の戦い。でも、結局孔明の死で吉川三国志は幕を閉じる。って、一応、その後も書いてあるけど、英雄たちが築いた三国も次の代であっさり滅びてしまうのね。ああ無常。 三国志って、玄徳と関羽、張飛の義兄弟か曹操、孫権の三国鼎立の皇帝たちが主役だと思っていたけれど、軍師孔明が主役だったのかなと改めて。 もっと所縁の地を巡りたかったけど、時間切れになるのがちょっと残念。
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最終巻は、諸葛孔明の章といえる。 戦の天才でありながら、平凡であることに誇りをもち、劉備玄徳の願いを実現することだけを考えつづけた真っ直ぐさに感銘を受けた。 吉川英治の三国志、大作であり時間がかかってしまったが、読むことができてよかった。
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いえいややっぱりおもろいです、何度読んでも。 こういうエンターテインメント、やっぱり皆好きなんでしょう、当方もご多分に漏れずですけれども。 解説で曹操と孔明の話、と整理されていましたが、その通りかと。でも個人的には、悪役的要素も兼ね備えている曹操が一番面白いキャラかと。 またいつ...
いえいややっぱりおもろいです、何度読んでも。 こういうエンターテインメント、やっぱり皆好きなんでしょう、当方もご多分に漏れずですけれども。 解説で曹操と孔明の話、と整理されていましたが、その通りかと。でも個人的には、悪役的要素も兼ね備えている曹操が一番面白いキャラかと。 またいつか再読するんやろうなぁ。
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初めて読んだのが高校1年の時で、 もう30年も前なのか。 私の趣味はこの三国志から始まりました。 とにかく三国志に関する書を探して読みました。 そこから楚漢・春秋戦国と時代を遡って、 宮城谷昌光さんの「重耳」に出会い決定打。 今も興味が尽ることなく楽しい趣味になってます。 今は...
初めて読んだのが高校1年の時で、 もう30年も前なのか。 私の趣味はこの三国志から始まりました。 とにかく三国志に関する書を探して読みました。 そこから楚漢・春秋戦国と時代を遡って、 宮城谷昌光さんの「重耳」に出会い決定打。 今も興味が尽ることなく楽しい趣味になってます。 今はインターネットですぐに調べられますけど、 当時は本を探す事が楽しみの1つでした。 今でも本を探すが楽しくて楽しくて、 ほんと良い趣味見つけたのかもしれませんね。 この三国志は元は三国志演義です。 演義も完訳等色々と読みました。 しかし吉川三国志と言われるように、 他の三国志演義とやっぱり違うのです。 引き込まれるのです。 何度読んでも。 また必ず読みます。 絶対。
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