ふたりはいっしょ の商品レビュー

アーノルド・ローベル【著】,三木卓【訳】

2022/06/17

マゼランで見たスクラップにしていたのもほしかったよー
こころに残る手紙のお話。
自分用にほしくなる絵本ばかりだ。

2022/05/01

子供の本なのかもしれないけど…
大人の読書に耐えうるセンスと内容
大人っぽく常識的なカエルくんとちょっと無邪気で純真な心の持ち主のがまくんのいいコンビ
まるで漫才を見ているよう。でもどんな人にもこの2人のどちらの面もあるのではないか、と思う。
がまくんの焼いたおいしいクッキーのお話はとても心に残った。食べ過ぎてやめられなくなり2人で色々アイデアを出し合い、最後は小鳥たちにあげてしまうけれど…結局またクッキーを作ろうとするところ。いい！

2022/04/29

なんて愛しいおはなしなんだろう！
ふたりの友情が素晴らしいのはもちろんなんだけど、とにかくがまくんが可愛いやつ過ぎる。

『ふたりはともだち』に引き続いて、ある朝がまくんが目覚めるところから始まる〈よていひょう〉という1話目。これがまたかわいいんだ。
紙に今日の予定を書き出すんだけど、食って寝て遊ぶ事しか書いてないし最後の「おねんね」がもうたまらん。
特になにもしなかったけど一緒にいるだけで充実した一日にしてくれる。これぞ友達だ。

がまくんが実はお菓子作りが得意だと明かされる〈クッキー〉も好き。
「いしりょくって　いうのはね、　ほんとに　したいと　おもって　いる　ことを　しないで　がまんする　ことさ。」(p35)と諭すかえるくん。
けど、最終的にがまくんは「いしりょくは　ぜんぶ　きみに　あげるよ。」(p41)と、のたまう。
したいことは我慢せずするスタンスもあると思います。

〈がまくんのゆめ〉は微ホラーっぽい始まり方。
名声や賞賛を得られても、友達がいなくなっちゃうなんてとんでもない。珍しくキレるがまくんが見られます。
「ながい　すばらしい　一日」(p64)この一節と挿画を見ただけでじわっと温かい気持ちになりました。

表紙の二人こぎ自転車の画もいいなあ。
息ぴったり、楽しそう。
どんな話をしてるんだろうか。

110刷
2022.4.29

2021/12/26

嘘か誠かはそれほど重要ではなく、2人がこの瞬間を共有し心から楽しんでいると強く感じた。変化し続ける状況に身を置き何を感じ何を思うのか、素直なかえるくんとがまくんの姿が印象的。

2021/10/27

がまくんとかえるくんのやりとりが、ほのぼのしていて微笑ましく、お互いを思いやっている様子が素敵です。

絵本ではなく文字多めだけれど、5歳の息子も大好きな本です。

2021/09/09

短編５話からなる、がまくんとかえるくんの物語。まっすぐで飾らない２匹の関係、包み込むようなかえるくんに、心がポカポカになる。３話目『クッキー』で繰り返される「もう食べるのをやめなくちゃ！」に子どもたちは大ウケだった（笑）

2021/03/26

・よていひょう
・はやくめをだせ
・クッキー
・こわくないやい
・がまくんのゆめ

ローベル展のチケットにもなった、
“いしりょく”のクッキー
娘とも我慢する時には“いしりょく”だね
と話をする。思い出深い一冊

はやくめをだせ
では、がまくんのあの手この手の種への接し方にうなる。

よていひょうは、私も同じようにしてしまうので
思わず笑ってしまう。

2021/02/16

　全５篇の小編集だけど、大人が読んでも面白いと思います。がまくんとかえるくんのやり取りが滑稽で、少しかえるくんの方が大人？なのかなと。
　「よていひょう」「クッキー」「がまくんの　ゆめ」が個人的には好きで、よていひょうの計画に縛られることのけいこくや、クッキーの意志力の虚しさ。そして、がまくんのゆめの、大切なものは失ったときに気がつく大切さ。うん、子供とまた読もう。

2021/01/24

かえるくんとがまくんの日常

もくじ
よていひょう
はやく　めを　だせ
クッキー
こわく　ない　やい
がまくんの　ゆめ

ちょっと融通の利かないがまくんのおもしろさが展開される

がまくん、自分で建てた予定をそのまま実行することに振り回されてしまいます。
ところが、その予定表をなくしてしまって……。
かえるくんの素敵なお庭がうらやましいがまくんは、自分の庭にも植物のたねをまくことに。たねからめが出るまで、気になって、気になって。
がまくんがクッキーを焼いて、かえるくん家にもってきてくれました。
そのおいしいこと。あと1枚がとまりません。

他

2020/10/03

「こわくないやい！」のところのガマくんとかえるくんがおもしろかった。
「いだいなるガマガエルどの」のところがおもしろかった。
「さぁ たねよ おおきく なぁれ」のところで、そんなんじゃあ大きくならないよ、と思った。
よていひょうは、ぼくも作ってみた。