ガンピーさんのふなあそび の商品レビュー
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ガンピーさんが舟に乗って出かけると、子どもや動物たちが一緒に乗ろうとする賑やかな絵本です。The 外国の絵本という感じの独特なタッチの絵が、牧歌的なお話とあわさって読むと心が和みます。作者のバーニンガムさんは多くの受賞歴があり、この『ガンピーさんのふなあそび』もケイト・グリーナウェイ賞、ニューヨーク・タイムズ年間ベスト絵本賞を受賞しているそうです。 ある日、ガンピーさんが舟に乗って出かけると、子どもたち、うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎが次々と「いっしょに つれてって」と言ってきます。ガンピーさんはその度に「いいとも」と快く承知しますが、「けんかさえ しなけりゃね」「とんだり はねたり しなけりゃね」といった条件もつけてきます。ところがその条件が前振りだったかのように、みんなは約束を破ってしまうのです。しっちゃかめっちゃかになった舟がひっくり返ると、ガンピーさんも、子どもたちも、動物たちも、全員川の中に落ちてしまいます。そんな大騒動がありましたが、ガンピーさんたちは野原を歩いて帰り、みんなでお茶の時間を過ごしました。 見開きで描かれたお茶の時間の絵が部屋に飾りたいくらい素敵で可愛かったです。きっとそんな風に思ったのは、大騒ぎの後なのに何事もなかったかのような、のどかな雰囲気に心を引きつけられたのだと思います。夜になり、みんなにお別れを言う最後のページで「また いつか のりにおいでよ」と言ったガンピーさんがまた素敵でした。アクシデントに遭ってもどたばた喜劇で終わらせる、大らかで楽しい人になれたら、毎日がもっと面白くて心地いいものになるんだろうな。
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2歳娘と読みました。 なぜかわからない、教訓的な話でも感動的な話でもないのにすごく心に刺さる話。癒される世界観です。 子どもはもちろん楽しめるけど、大人も好きになるタイプの絵本かもしれません。 みんなガンピーさんの言うことを聞かず好き勝手して言わんこっちゃない状況になり、ともに大変な時間とそれを乗り越えたあとの楽しい時間を共有して日が暮れる話です。 またのりにおいでよ、というガンピーさんの台詞の包容力、すべて許してくれる心地よさが素晴らしい。
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細い線でやさしく描いた絵。 特徴がなく、印象に残らなさそうなガンピーさんの顔。 だからこそ想像がふくらみます。 まず最初に男の子と女の子が登場します。 この絵本を読み始めた子どもが男の子でも女の子でもどちらでも、絵本に登場する子どもにまず親しみをもって、自分も絵本の世界に入り、...
細い線でやさしく描いた絵。 特徴がなく、印象に残らなさそうなガンピーさんの顔。 だからこそ想像がふくらみます。 まず最初に男の子と女の子が登場します。 この絵本を読み始めた子どもが男の子でも女の子でもどちらでも、絵本に登場する子どもにまず親しみをもって、自分も絵本の世界に入り、船に乗るイメージがわくようにという意図があったのかもしれないと思いました。 ガンピーさんは子どもたちや動物を受け入れて自分の船に乗せます。 同じ船に乗るということは、人生を意味しているのかな?? 人生には様々な出会いがあり、共に旅をする。 共に生きていくために約束事は不可欠です。 自分とは全く異なる誰かと生きていくために、すぐ相手を切り捨てるのではなく、ガンピーさんのような寛容さをもって色々な考え方、生き方があることを受け止めたいと思いました。 息子もお気に入りの絵本です。 ガンピーさんはにこにこ笑いながら船をこぎます。 しかし、船がひっくり返るページから野原を歩くページまでは無表情なのです。 ガンピーさんの表情の変化にも注目。 最後は一つのテーブルをみんなで囲みながらお茶を飲むシーン。 仲直りをしたのかな?? 心がほっこりする絵本です。
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4歳4ヶ月。図書館+英語にて。 ジョンバーニンガムの絵が大好き。 我が子がこの絵本を好きになってくれて 嬉しい。 昔話のようにずっと語り継がれていく 絵本なのかなぁと。 「ガンピーさんは男の人?女の人?」 「どうしてガンピーさんの言葉に返事しないの?」 「どうして動物は靴を履いてないのに 歩いて帰ったの?」 「どうして子どもが最初に乗るの?」 「この牛は大きいの?小さいの?」 子どもの視点は面白い。 単調なストーリーにもいろんな見方があるって事を教えてくれる。
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やさしいガンピーさんの舟に、次々と乗りたがる友だち。大人しくする約束だけれど、やっぱり…。みんなびしょ濡れになって、それでも誰も誰かを咎めたりしないのは、ガンピーさんの人徳ですねえ。ラストにみんなで飲むお茶、美味しそう!
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2歳からおすすめ。 繰り返し系。 絵柄や優しい世界観が好き。 ほっこりとした気持ちになれる。日々の忙しさと対極の世界に惹かれる。
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2007年4月15日 こないだ、娘を病院に連れて行ったとき、待合室にあった本です。 とても素敵な絵に惹かれて、どんどん読んでみたら、ストーリーもすごく素敵でした。 ガンピーさんが、船で川に漕ぎ出すと、こどもたちやどうぶつたちが、「乗せて」といいます。 ガンピーさんは、迷惑にならないようにね、と注意をして乗せてあげるのですが、、、 最後にはみんなが大騒ぎになり、船はひっくりかえってしまいます。 そこで、ガンピーさんはちっとも怒らず、みんなで歩いて家に帰り、服を乾かして、お茶の時間にする。 いつもちょっとしたことで、怒りまくっている私は、ガンピーさんみたいに、広い心を持ちたい、と、反省しました。(反省だけならサルでもできる)
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ガンピーさんが舟に乗ってでかけると、子どもやうさぎ、猫など次々に乗せてほしいと頼んできます。 ガンピーさんはそれぞれに約束をして乗せてやりますが… 独特なタッチの淡い色調で、想像力をかきたてます。 ロンドンでは1970年、日本に紹介されたのは1976年のロングセラー。 3才こ...
ガンピーさんが舟に乗ってでかけると、子どもやうさぎ、猫など次々に乗せてほしいと頼んできます。 ガンピーさんはそれぞれに約束をして乗せてやりますが… 独特なタッチの淡い色調で、想像力をかきたてます。 ロンドンでは1970年、日本に紹介されたのは1976年のロングセラー。 3才ころから。
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3歳7ヶ月の息子が選んだ園からの貸出絵本。 “ふなあそび”と題名にあるので、キャッキャッと平和に水と戯れる光景を想像したが……子どもと動物たちが揃えば最後までお行儀良くいくはずがないwみんなをどんどん快く船に乗せていたガンピーさん、とんだアクシデントにも穏やかさを崩さず、お茶まで振る舞って紳士だなぁ。そんな大人の余裕がアクシデントも楽しい思い出に変えるのか。 バツが悪そうに嬉しそうにお茶のテーブルを囲むみんなの様子にほっこり。 読み終える度に「もういっかい!」と息子からせがまれた。
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これ、なんかいいなぁ。ガンピーさんは頼まれるたび、こどもたちもねこもいぬも、うさぎも、やぎもと、みんな乗せてあげる。そのたびに「いいとも。けんかしなけりゃね」とか「とびはねるんじゃないよ」とか声はかけるんだけどさ。お約束として、ガンピーさんがやっちゃいけないことを、みんなやっちま...
これ、なんかいいなぁ。ガンピーさんは頼まれるたび、こどもたちもねこもいぬも、うさぎも、やぎもと、みんな乗せてあげる。そのたびに「いいとも。けんかしなけりゃね」とか「とびはねるんじゃないよ」とか声はかけるんだけどさ。お約束として、ガンピーさんがやっちゃいけないことを、みんなやっちまうんだよね。で、舟はひっくりかえるでもなく、あがって体をかわかして、じゃ、お茶にするか、って。大人の姿だなぁガンピーさん。注意はするけど、いざそうなったら、怒ったりせずに受け入れる。いつもそれができるとは限らないけど、ひとつの大人の理想だよね。
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