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こころ の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/05/02

2024/04/29(月) 多分中学時代に買って、初めて読完したと思う。先生のKに対する思いが切ないし、全体的なテーマがそこなので、まあまあ重い内容だった。

Posted byブクログ

2023/01/11

読むのに時間がかかった。先生の逃げ腰がひたすら続くところ、最後の最後の逃げ方まで嫌いだった。ただ、深い闇があって計り知れないのだとは思うけど、読んでいて耐え難かった。 たぶんこの本は難しくて、私にはまだ理解しきれていない部分もあると思う。 私と先生の話。私とKとお嬢さんの三角...

読むのに時間がかかった。先生の逃げ腰がひたすら続くところ、最後の最後の逃げ方まで嫌いだった。ただ、深い闇があって計り知れないのだとは思うけど、読んでいて耐え難かった。 たぶんこの本は難しくて、私にはまだ理解しきれていない部分もあると思う。 私と先生の話。私とKとお嬢さんの三角関係の話。

Posted byブクログ

2020/07/19

日本人の価値観が変わっていっている中で、明治終わりの日本人の価値観がどうだったかを感じられる。 真面目。融通が効かない。恥ずかしがり屋。自分が思ったことを正直に口に出せない。自分のやりたい事を素直にやれない。 登場人物の言動に、素直に言えばいいのに!とやきもきさせられる。けど、共...

日本人の価値観が変わっていっている中で、明治終わりの日本人の価値観がどうだったかを感じられる。 真面目。融通が効かない。恥ずかしがり屋。自分が思ったことを正直に口に出せない。自分のやりたい事を素直にやれない。 登場人物の言動に、素直に言えばいいのに!とやきもきさせられる。けど、共感もできる。 自分の性格のルーツを感じた気がしました ^_^;

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2014/07/11

「こころ」 先生とのお話。 こころ。小学生か中学生の頃ちらっと読んだ以来です。当時は、夏目漱石作品の面白さが全く分かっていなかったし、例えば、「吾輩は猫である」も何で名作と呼ばれているのかさっぱり分かりませんでした。当然私は、猫が主人公と言う取っ付きやすい物語にもかかわらず、...

「こころ」 先生とのお話。 こころ。小学生か中学生の頃ちらっと読んだ以来です。当時は、夏目漱石作品の面白さが全く分かっていなかったし、例えば、「吾輩は猫である」も何で名作と呼ばれているのかさっぱり分かりませんでした。当然私は、猫が主人公と言う取っ付きやすい物語にもかかわらず、興味を惹かれる事もなく、最後まで読み切れなかったのです。 そんな私なのだから、題名がこころと言う崇高なもので、中身も先生の覚悟や苦悩がびっしり出てくる本作を読み切れるはずも無かった訳です。 しかし、10数年経った今、やっと読み切る事が出来ました。さて感想ですが、まず先生に憧れを抱いた「私」が勝手に失望し、悲しんだり怒ったりするのは、憧れを抱く側の心情としてはあり得ると思うけど、海にいたおじさんに憧れを抱くと言う所にリアリティを感じませんw しかし、このリアリティの無さは、どうでも良くなりました。先生が抱えているものにとてもリアリティがあり、人間の本質が先生を通して透けて見え、もう海のおじさんに一目惚れしたなんて忘れちゃうのです。特に、「私」を信じて行く心情の過程や奥さんの心の描写、2人の間に入る「私」の感情なんか人として抑えるべき所を抑えていると言うか、人を語る上で避けて通れない箇所を見事にずばっと指摘しているように思います。だから説得力が文章からひしひしと感じる。 先生の覚悟を「私」に伝える所が一番の読みどころであり、それが奥さんとの関係を紐解くキーになるのだろうけど、私はそこに辿り着くまでの過程の方に惹かれました。 さて次は何を読むべきか。果たして夏目漱石を好きになれるか。今年の挑戦の1つです。

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2017/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014.5.15読了。 高校で大方の生徒が学ぶであろう夏目漱石の『こころ』。私もまた授業で私とKとお嬢さんの話として覚えている。いつか本編を読みたいと思っていたが、授業で学ぶ前に全編読んでおくべきだった!主人公の立場で読み進めたいのに先生の立場を知ってしまっているからどうしても先生目線になりがちになってしまう。 でも授業でやることのなかった先生のさらに細かい過去を読むことができてより理解は深まったから良しとしよう。ちゃんと全編読んだからこそ高校の時とは各人物の印象もだいぶ変わったしな。 ところで主人公の祖父の最期は? 結末をきっちり書かないあたりやはり文学作品らしいなぁと思う。 そういや誰も救われない話を久々に読んだな。

Posted byブクログ

2013/07/06

学生の時以来?に読みました… 夏目漱石…流石ですね。 読んでいると若干、重いですが、名作ですね。 情景、心情などが、すごく細かく描かれています。

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2012/10/26

最後までなんだかうつうつしたままの調子。つわり中でうつ病ぎみに読む本では、なかった(~_~;)ここまで、読み続けられている本なのだから何かあるのだろうが、なんなんだろう?

Posted byブクログ

2012/07/23

つどいの自分史について考えるために読み直してみた。大学生のとき以来だが、内容をまったく覚えていなかった。一気に読み通してしまった。学生のときはページをめくるのに何分もかかったであろう。40代になった今、深く心に残る一冊となった。 夏目漱石をもっと読みたくなった。

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2011/05/13

高校の授業でも出てくる日本小説の名作です。高校生の時なんて読みにくい小説や、って思いながら読破しました。時代を感じました。当時の人と今の人とは考え方、常識が少し違っているような気がしました。でも人間の本質みたいなのは変わらないんだと読んで思った。さすがですね。

Posted byブクログ

2011/03/03

高校の国語の教科書に載っていました。 一部しか載っていなく、のちに全部読み直した。 あのふすまごしの一連のシーンは、映像化したいと思うひとがけっこういるのではないかなと思った。 あと、だれかが漱石を好きなひとは村上春樹を読んでもつまらないだろうなと言っていました。 意識と無意識ら...

高校の国語の教科書に載っていました。 一部しか載っていなく、のちに全部読み直した。 あのふすまごしの一連のシーンは、映像化したいと思うひとがけっこういるのではないかなと思った。 あと、だれかが漱石を好きなひとは村上春樹を読んでもつまらないだろうなと言っていました。 意識と無意識らしいです。 春樹を読んでないからわかりません! それにしても夏目漱石ってカッコイイ名前。

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