こころ の商品レビュー
名作には理由がある。多くの人の支持を受けているものは、それだけの理由があるのです。 多くの人が一度は目を通しているはずです。それから年をかさねて多くの経験をしていることでしょう。ならばもう一度この本を開いてみてください。あの頃とは違った感想を抱くはずです。
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20091119 いわゆる文学作品、というようなものは苦手だと思ってまともに読んだことがなかったのだが、予想外に文体が好みでわかりやすかった。 感情も情景もありありとイメージできて、久々に集中して一気に読むことができた。 授業で「こころ」を教師が解説している間、そっちのけで本の方...
20091119 いわゆる文学作品、というようなものは苦手だと思ってまともに読んだことがなかったのだが、予想外に文体が好みでわかりやすかった。 感情も情景もありありとイメージできて、久々に集中して一気に読むことができた。 授業で「こころ」を教師が解説している間、そっちのけで本の方を読んでいた…ごめんなさい。
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教育実習で教えることになって、改めて読んだ作品。 もちろん、中学のときに読書感想文でも、 高校時代の国語の授業でも読んだけど、どっちも読めなかった。 でも大学に入ってこれ読んだら、びっくりした。 平成に生きる僕が心の中でそっと一人で悩んでいることが 明治時代に既に文豪によって、...
教育実習で教えることになって、改めて読んだ作品。 もちろん、中学のときに読書感想文でも、 高校時代の国語の授業でも読んだけど、どっちも読めなかった。 でも大学に入ってこれ読んだら、びっくりした。 平成に生きる僕が心の中でそっと一人で悩んでいることが 明治時代に既に文豪によって、世に出されている。 そんなことがあったから、 人間の悩みの普遍性や「時代は回る」「歴史は繰り返される」ということを 誰に何を教わったわけでもなく実感した作品です。 どこかの誰かが「夏目漱石こそ日本人である。」という書評を書いていた。 僕もそう思う。 心の揺れや、言葉の選び方がとても偉そうな文豪や、 アーティストぶった物書きのそれらとはまるで別もの。 斉藤和義の声のように、すっと入ってくる。 水とか、空気とかってかっこつけて言いたいけれど、 そんなカッコいいもんじゃなくて、 水で言えば水道水。空気で言えば、自分の部屋の空気。 ちなみに僕のは新潮文庫の古い、昭和49年の63版。 もちろん古本で100円。でも本に印刷されている定価は200円。 たかはしなおゆき
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教科書に載ってたのをちらっと読んでピンと来たので全部読んでみた 一言で言うと 先生 かわい い ^q^ こういう文学的作品を不純な目で見てて本気で最低だと反省しまし たo rz
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高校の教科書に乗ってまして、その前に読んでたんですが、もう一度読み直しました。上中下!夏目漱石さんは人のエゴとかしっかり見て生きてたんだなぁ きっと。他の作品ももっと読みあさりたいです
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あまりにもまっすぐで、繊細で、ぴんと張りつめたこころ。ほんの小さな黒い点さえも許せなくて、最後は自分を否定してしまう。そうやって、一切を断つことの孤独は、きっとわたしには理解できないんだろう。何回読んだところで、この本のすべてをすくい取ることはできないと思った。
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結局Kの覚悟とはなんだったのでしょうか。 何だかお嬢さんに対する恋心よりKに対する葛藤の方が多くて……。
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面白い・・・!わたしの読んだこころは表紙がファンシーだったので、そういう話なのかなあと思って読んだら全然違ってました。頭がっつんってやられたような衝撃。やっぱり純文学の力はとんでもないと思い知りました。絶対敵わないよこれ!おもしろい!
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