神狩り の商品レビュー
山田正紀は コレか…
山田正紀は コレから読め!って感じの初期 SF 代表作です。 ハードSFなので、 好き嫌いのハッキリ分かれるタイプの本です。 ハマると、山田コレクターになりますが、最近はミステリーを多く書いているので、注意。
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壮大なSFファンタジ…
壮大なSFファンタジーということで言えば瀬名の「ブレインバレー」のほうが面白いと思うが、SF色はこっちの方が強いかも。
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SFの定番として有名…
SFの定番として有名な作品ですが、はっきり言ってハズレでした。これのどこがSF?どう読んでもスパイ小説にしか見えません。東野圭吾の「鳥人計画」のほうがまだSFに近いと思うのですが。肝心のストーリーも全く面白くありません。
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この物語における神とは、超自然的ななにかであり運命のようなもの。それに抗わなければ、変えなければ、と行動する者たちと、仕方ないのだ、さだめなのだ、と抑え込もうとする者たちは古代から今にいたるまでいた(いる)。主人公たちは、情報工学、言語学や物理学、霊感能力まで動員して、神と戦おう...
この物語における神とは、超自然的ななにかであり運命のようなもの。それに抗わなければ、変えなければ、と行動する者たちと、仕方ないのだ、さだめなのだ、と抑え込もうとする者たちは古代から今にいたるまでいた(いる)。主人公たちは、情報工学、言語学や物理学、霊感能力まで動員して、神と戦おうとする。それを抑え込もうとする霊感能力者、そして神。科学とはなんのためのものか、という物語でもある。
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評価が...分からない。 神という存在を「論理記号が二つ、十三重の関係代名詞を用いる言語」という具体的な事実で現したのはすごい、のだろう。 神を"狩る"という発想も面白い。 ただ、結局神狩りは尻切れトンボのような形で終わっており、「神に勝負を挑んだ男の物語...
評価が...分からない。 神という存在を「論理記号が二つ、十三重の関係代名詞を用いる言語」という具体的な事実で現したのはすごい、のだろう。 神を"狩る"という発想も面白い。 ただ、結局神狩りは尻切れトンボのような形で終わっており、「神に勝負を挑んだ男の物語」というような印象。 SFに読み慣れている人だともっと感じることは変わってくるのだろうか?? 内容はおいといて、文章や雰囲気は嫌いではない。 ミステリ畑でも活躍しているみたいだし、とりあえず山田正紀の他作品も読んでみよう。
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起承転結の「転」以外は面白い。そんな小説。 最初、タイトルをパッと見て神が指す概念はアジア的、土着的、つまり多神教の神だと思った。要は妖怪ハンターみたいな感じだと。しかし、この作品の神はキリスト教的な一神教の神。そいつをパソコンと古代文字の解析でやっつけるというとんでもない発想...
起承転結の「転」以外は面白い。そんな小説。 最初、タイトルをパッと見て神が指す概念はアジア的、土着的、つまり多神教の神だと思った。要は妖怪ハンターみたいな感じだと。しかし、この作品の神はキリスト教的な一神教の神。そいつをパソコンと古代文字の解析でやっつけるというとんでもない発想に心震えた。が、物語の絶頂部分が今一盛り上がらず神とは何かにも踏み込まず、あれと肩透かしを食らう。でも最後のまた神に挑むワクワク感はテンションが上がる。
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謎の古代文字の解明をめぐるあれやこれやまでは面白かった。緻密な論理建てによる言語学の知識も興味深かった。 かなりエンタメに偏ってはいたけれど、「人間」対「神」の対立の構図はわくわくしたし、時間がたつのも忘れるほど夢中に読み進めることができた。途中までは。。。。 なのに、あっさ...
謎の古代文字の解明をめぐるあれやこれやまでは面白かった。緻密な論理建てによる言語学の知識も興味深かった。 かなりエンタメに偏ってはいたけれど、「人間」対「神」の対立の構図はわくわくしたし、時間がたつのも忘れるほど夢中に読み進めることができた。途中までは。。。。 なのに、あっさりと神と交信可能な霊能者が登場し、それまでの緊張感は一気に失われてしまった。え、だったら霊能者に聞けばいいじゃん!古代文字とかどうでもよくね?と思ってしまった。あと、ジャクスンっていったい何者だったの?なんで人間側を妨害してたの?火星に古代文字???何のために?????人間が火星に行くのを神が妨害してる?????何のために?????? 「神」のイメージ設定がぶれまくり。 前半が面白かっただけにただただ残念な結末でした。
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古代文字をとっかかりとし、神を暴こうとする作品。古代文字の特徴から理論的に神が証明されていく展開は面白い。神という絶対的な存在と主人公たちを襲う事件は証明途中であるはずの神をより強く表しているよう。展開に単調さも感じてしまったが、高みに上がっているのか、落ちぶれているのかが分から...
古代文字をとっかかりとし、神を暴こうとする作品。古代文字の特徴から理論的に神が証明されていく展開は面白い。神という絶対的な存在と主人公たちを襲う事件は証明途中であるはずの神をより強く表しているよう。展開に単調さも感じてしまったが、高みに上がっているのか、落ちぶれているのかが分からない主人公の行く末はぜひ見てみたいと思いました。
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最近続編が出版されたようなので、読んでみようと考える。しかし、前作を読んだのは大昔のこと、内容は全く忘却の彼方、それなりに面白かったはずとのみ記憶する。ということで、再読。 なんとまあ読みやすいことか。至極あっさりした内容に、読みやすい文章も、この適当なページ数もね、すべてそれ...
最近続編が出版されたようなので、読んでみようと考える。しかし、前作を読んだのは大昔のこと、内容は全く忘却の彼方、それなりに面白かったはずとのみ記憶する。ということで、再読。 なんとまあ読みやすいことか。至極あっさりした内容に、読みやすい文章も、この適当なページ数もね、すべてそれなりに○。今の感覚なら、中編とするのが適当だろう。 そういえば、「弥勒戦争」なんてのもあった。これも好感触をもったことのみ記憶する。ともかく、続編はどんなだろうか。 因みに、私が今回読み直したのは早川JA文庫のやつ。 (2005年記)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
名前だけは昔から知っていたが読む機会のなかった本。 神の残した古代文字が見つかり、それを解読しようとする・・・その事は神との戦いにつながる・・・という壮大なテーマだがページ数は少なく、ストーリーはコンパクト。 結局何が起こっているのかわからないまま登場人物は次々に神に殺されていく・・・で、戦いはこれからだ、という所で終わる。 人間は五つの論理記号を持っているが神は二つしか持っていない とか 関係代名詞が七重以上入り組んだ文を人間は理解できない ~人間の短時間記憶の容量を超えるため~が、神の言葉には十三重以上の関係代名詞が使われている(P128)・・・ など言語構造に関する記述は面白かったが、ストーリーは本質的なものを書き得ず、表面をぐるぐる回って中に入っていけない、という感じ。 でもこれ以上書けないよなあ・・・と思ったら 神狩り2が出てるみたい。 ちょっと興味はあるが、結局 神 は描写できないんだろうなあ。
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