老人と海 の商品レビュー
うーん、難しい。 読み終わってもよく分からなくて、解説を読んでヘミングウェイの人生をマグロや鮫などを交えて表現しているんだと知りました! 一回読んだだけでは理解できない。 あとは年齢を重なている人の方が理解できる作品だと思います。自身の老いについても語られています!
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前半長いしゆっくりだけど後半の鮫が出てきてから一気に読み終わった、釣りの描写がこれでもかってくらい細かくて良い。
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初めてのヘミングウェイ。 老人と魚との戦いは手に汗握るもので、ページを読む手が止まらなかった。 カジキを仕留めた後、サメ〜〜、やめてくれ〜〜 やめてやってくれ〜 ひたすらそんな気持ち。 しかし、爺さんが偉大な漁師であるという事は少年はじめ、むらの皆もわかってるはず。 切ない、漢を...
初めてのヘミングウェイ。 老人と魚との戦いは手に汗握るもので、ページを読む手が止まらなかった。 カジキを仕留めた後、サメ〜〜、やめてくれ〜〜 やめてやってくれ〜 ひたすらそんな気持ち。 しかし、爺さんが偉大な漁師であるという事は少年はじめ、むらの皆もわかってるはず。 切ない、漢を感じるお話でした。
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近年でいちばんページが重かった。クラシックつまらない。魚が釣れないジジイの話。 けど、つまらないということを身をもって知れたのはよかった。
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ヘミングウェイの代名詞のように紹介されることが多い作品。カジキマグロと小舟に乗った老人が海上で格闘をしているだけの作品とサクッとまとめられる内容だが、簡潔ながら心に染み入る表現が多く、深く考えさせられるものがあった。
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客観だけで物語が描かれる。老人の心情描写も物語の進行に必要なものしか無い。限り無くシンプルでソリッド。 男のロマン的マッチョイズムと、超自然的な海と、老い。 特段必要もないように思えるのに、老人は帰れない場所まで船を進める。何を老人がそうさせるのか。それは描かれない。さっさと諦め...
客観だけで物語が描かれる。老人の心情描写も物語の進行に必要なものしか無い。限り無くシンプルでソリッド。 男のロマン的マッチョイズムと、超自然的な海と、老い。 特段必要もないように思えるのに、老人は帰れない場所まで船を進める。何を老人がそうさせるのか。それは描かれない。さっさと諦めて帰ればいいのに、そうはしない。映画セルピコの無限の正義感を思い出した。キリスト的なメタファーを疑ってしまう。 サメが襲ってきても、負けを認めず、持てる全てを費やして自然と戦う。自然は圧倒的な力と美しさを持っている。老人はその象徴であるカジキと戦い、カジキを殺す。 カジキは強く、老人も殺されそうになる。しかし最終的に友情を育む。 対峙し、戦う。これがヘミングウェイ流の自然観なんだと思う。 いろいろ難癖はつけれるけど、とはいえ、作品自体は暗喩を散りばめ、深く何かを描いているというより、単に一人の老人が圧倒的な自然に対して、負けを認めずに戦い続け、(結果自体は散々だが)勝利する(目的を果す)という物語をリアルに描いただけだと思う。実際ヘミングウェイ本人はシンボリズムではないと言ってるらしいし。
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そこまで名作と呼ばれる理由はあまりわからなかったけど、「老人と海」という題材でここまで書けるのはすごい才能だと思った。
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つまらなかった。 なじみのない漁業の専門用語ばかりで、シーンを想像できない。老人のひとりごとも謎すぎる。
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名作と呼ばれている作品なので一読。歴史的な価値はあるのでしょうが、文学としては同じことを淡々と何度も繰り返しているだけで全く面白みを感じませんでした。
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いつものベッドのうえ。 読書灯を落として目を 瞑れば、 潮の匂いが波の飛沫が 生々しく吹きつける。 黒々とした海洋の畝り。 生のまま齧りつく魚の その紅黒い血肉。 若い頃のように動かぬ 老体に鞭を打ち、 意識を失いかけながら 大魚が引く綱をたぐる。 ひととき船上の老...
いつものベッドのうえ。 読書灯を落として目を 瞑れば、 潮の匂いが波の飛沫が 生々しく吹きつける。 黒々とした海洋の畝り。 生のまま齧りつく魚の その紅黒い血肉。 若い頃のように動かぬ 老体に鞭を打ち、 意識を失いかけながら 大魚が引く綱をたぐる。 ひととき船上の老いた 漁師となり、 戦後間もないハバナの 海を疾駆してきました。 けっきょく獲物は失い ましたが、 荒ぶる自然にけっして 屈しなかった。 徒労感が心地よいです。
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