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老人と海 の商品レビュー

3.6

563件のお客様レビュー

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    97

  2. 4つ

    177

  3. 3つ

    174

  4. 2つ

    46

  5. 1つ

    10

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2020/05/06

勇気と使命感をもった人間と人間を生かす魚の関係性から生態系だけではなく自然界の荘厳さを客観的に描いた作品。描写が美しく、映像化したらOceansのような感じ〜。 本当は関係ないが、解説がなかなかに痛烈で興味深かった。

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2020/04/14

生と死が肉迫する状況で、命の儚さや脆さを極限状態において人の心がポジティブ、ネガティブを繰り返しながらもかろうじてバランスを保っていることに重ね合わせている。老人がその歳まで生きてこられたことを一つの奇跡として著者は祝福しているかのようだった。例え貧しくとも生き抜くことの素晴らし...

生と死が肉迫する状況で、命の儚さや脆さを極限状態において人の心がポジティブ、ネガティブを繰り返しながらもかろうじてバランスを保っていることに重ね合わせている。老人がその歳まで生きてこられたことを一つの奇跡として著者は祝福しているかのようだった。例え貧しくとも生き抜くことの素晴らしさ、無駄なものがないことの美しさを訴えている。

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2020/04/15

アーネスト・ヘミングウェイの代表作。 ヘミングウェイはシカゴで6人兄弟の長男として生まれ一次大戦に従軍後パリに住みスペイン内戦や二次大戦にも従軍記者として参加しそれらの経験も活かし数々の名作を執筆、62歳で猟銃自殺。猫好きで、愛猫は指が6本あったそうな。 年老いて衰えたキュー...

アーネスト・ヘミングウェイの代表作。 ヘミングウェイはシカゴで6人兄弟の長男として生まれ一次大戦に従軍後パリに住みスペイン内戦や二次大戦にも従軍記者として参加しそれらの経験も活かし数々の名作を執筆、62歳で猟銃自殺。猫好きで、愛猫は指が6本あったそうな。 年老いて衰えたキューバの漁師サンチャゴ、そして彼を慕う優しい少年マノーリン。 不屈の闘志をもった老人のカジキマグロと、サメ(ガラノー)と、自然と、己との死闘。 老人はライオンの夢を見るのです。

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2020/04/11

南米の老漁師が、魚と格闘するだけの話なんだけど、なぜか引き込まれる。 きっとこれは原語で読んだ方がいいんだろうな。

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2020/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

老人が魚を釣るだけの物語だが、ダイナミックかつドラマチックな描写に想像力を掻き立てられた。 大魚を釣っても何もかもがうまく行くわけではない。ヘミングウェイは人生を海に例えたのかもしれない。

Posted byブクログ

2020/04/09

1匹のマカジキに命をかけた老人 なにもも持たない彼が求めた物はただ一つのマカジキ マカジキを追う死闘が、彼の人生の縮図を表しているのかな 解釈が多種多様にあるかんじ、深くて難しいね。

Posted byブクログ

2020/04/04

明日は朝から出かけよう。 眠いからやっぱ昼からでいいや。 15:00から準備する。 もう夕方だし今日は家でゆっくりしよ。 って感覚に近い。

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2020/03/30

人生中々うまくいかないね。。 漁って自然を相手にしている分、思い通りにならないことだらけなんだろう。 それに比べて、私たちの普段の生活は何と思い通りになって予測可能なことの連続であることか。 便利で快適な時代になったなあ。 ただ、今流行ってる疫病とか災害とかで日常がカオス...

人生中々うまくいかないね。。 漁って自然を相手にしている分、思い通りにならないことだらけなんだろう。 それに比べて、私たちの普段の生活は何と思い通りになって予測可能なことの連続であることか。 便利で快適な時代になったなあ。 ただ、今流行ってる疫病とか災害とかで日常がカオスに逆戻りする可能性もある。 私たちは、そんな状況に耐えられるのだろうか? サンチャゴみたいに、あーあと思いながら、ベッドでとりあえず寝ることができるだろうか? とりあえず、釣りに出かけたくなる作品であった。

Posted byブクログ

2020/03/19

虚しさハンパねぇ。 初めてのヘミングウェイ 映画の「セブン」で「この世界は素晴らしい、戦う価値がある」みたいな台詞が出てきたなー、あと「ファイトクラブ」でもタイラーがヘミングウェイと殴り合いしたいとか言ってたなー、くらいしか前知識のない状況で読了。 海でボロボロになりなが...

虚しさハンパねぇ。 初めてのヘミングウェイ 映画の「セブン」で「この世界は素晴らしい、戦う価値がある」みたいな台詞が出てきたなー、あと「ファイトクラブ」でもタイラーがヘミングウェイと殴り合いしたいとか言ってたなー、くらいしか前知識のない状況で読了。 海でボロボロになりながら大魚と戦う老人に何を想うか。 物語の中で、老人が海で必死こいて勝ち得た大魚はサメに奪われてしまう。 老人は戦った事を後悔して、漁師としての生き方に疑問を覚えて、その虚しさに肉体的にも精神的にも打ちのめされて、最後は汚れたベッドの中でいつか見た浜辺で戯れるライオンの夢を見る。 物語の中で海が老人に与えたものは、希望と絶望。 大魚と戦う老人は苦痛の中でも楽しさが垣間見えたが、戦いを終え、勝利をおさめ、手の中に残るものは失う事への恐怖と失った後の虚しさ。 それでも生きる為には漁に出て、これからも戦い続けないといけない。 苦しさや虚しさの中で、それでも戦わなきゃいけない。そんな人生は辛いよ。 戦う事、そこで勝利を得る事にまだ希望を持っている子供には悪いけど。 調べてみると、ヘミングウェイ生涯最後の作品らしい。 うーん、感慨深いねえ。

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2020/03/15

始めは大海原で老人が一人で巨大魚と生き生きと格闘している姿に興奮して読み進められていたが、後半になると海と老人と魚という変化の無い場面から少し飽きを感じてしまいました。最後に釣り上げた巨大魚と残された老人の結末を見ていると、人生ってこういう流れなのかもしれないなと思いました。

Posted byブクログ