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続 あしながおじさん の商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

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2024/04/22

 14〜15年ぶりの再読。前作主人公ジュディの親友サリーが、ジョン・グリア孤児院の院長を任され改革に乗り出す奮闘記。安易な『続あしながおじさん』より、原題『Dear Enemy』の方がしっくり来る。現代の感覚で読むと価値観の違いにえっ!?と驚くシーンが多いが、さらに劣悪な環境だっ...

 14〜15年ぶりの再読。前作主人公ジュディの親友サリーが、ジョン・グリア孤児院の院長を任され改革に乗り出す奮闘記。安易な『続あしながおじさん』より、原題『Dear Enemy』の方がしっくり来る。現代の感覚で読むと価値観の違いにえっ!?と驚くシーンが多いが、さらに劣悪な環境だった孤児院を良くしようと奮闘するサリーを自然と応援したくなる。マックレイ医師の人となりが完全にサリーの主観に依るので、読者にとっても怪人物となる点が書簡集の魅力。ジュディが俗っぽく感じられるのも、それが原因だろう。  訳が古いので仕方ないが、スコットランド訛りは表現に一捻り欲しい。今だったら地方差別、方言差別と取られるだろうに。

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2023/09/27
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前作に違わず面白かった!差別的な描写もありましたが、1900年代のアメリカともなれば植民地があり優生思想や啓蒙思想が流行ったころですよね。移民もいて白人至上主義の時代だったはず。麻薬の薬ってもしかしてコカイン!?離婚した女性のことを描くなんて先進的だし、孤児院と大卒の令嬢の組み合わせも好みでした。

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2019/01/19

「あしながおじさん」のほうが好きだな。ジュディは出てこないし。私の中のサリーのイメージとは、ちょっと違いました。

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2025/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々にあしながおじさんを読んだので、続編にも手を出してみたり。 あしながおじさんでも出てきたジュディの親友が主人公。 こっちもおもしろかったー! 時代背景を鑑みても、サリーのエネルギッシュなこと。 時に現実の厳しさや恋に揺らぎながらも、それでも自分を持って頑張る姿は今の時代の人が読んでも勇気付けられるところがあるかも。 ジュディの幸せなその後が垣間見られるのも良かったです。

Posted byブクログ

2016/06/15

前作のヒロイン、ジュディの親友サリーがヒロイン。前作と同様に書簡スタイルで物語が綴られていく。 宛先は孤児院出身で現在は出資者の妻となったジュディ、院の小児科医であるマックレイ、サリーの恋人ゴルドン。 サリーは持ち前の明るさとユーモアで閉鎖的だった孤児院の改革に乗り出す。 初め...

前作のヒロイン、ジュディの親友サリーがヒロイン。前作と同様に書簡スタイルで物語が綴られていく。 宛先は孤児院出身で現在は出資者の妻となったジュディ、院の小児科医であるマックレイ、サリーの恋人ゴルドン。 サリーは持ち前の明るさとユーモアで閉鎖的だった孤児院の改革に乗り出す。 初めは仕事から逃げたがっていた彼女が、子どもたちと過ごすにつれ次第に心からやりがいを感じるようになる。 まだ女性の参政権もなかった時代、女性が社会の一員として働くことは偏見も多かったことだろう。けれどもサリーのポジティブで朗らかな心持ちはそれらを超えて、優しくもあたかい母性愛と高い教育によって培われた自立心によって、数々の事件を「愛すべき子どもたちの成長」と捉えていく。 時代の流れに逆らわず、それを活力として道を開いていく姿は清々しく凛としていて心地よい。 これは現代の働く女性にも通じる感覚だと思う。 いつの時代も女性はしなやかで強いものなのだ。 サリーが多くの人々の中で苦労しながら成長する過程も、まるで自分のことのように思えるほど、時代に関係なく同じなのだ。 これは一体どういうことだろうか、と考えてしまう。 そして今、わたしは果たしてサリーのようにユーモアを持って人を見る目があるだろうか。 学ぶべきことが多い作品だった。

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2014/06/28

ジュディが主人公なのかと思いきやまさかの友人のサラが主人公で読み始めびっくりしました。手紙で進んでいくところは変わらず、今回は孤児院を改革すべく派遣されて、その中で孤児たちにばたばたさせられながら最終的に結婚まで。しかしこの多忙であろう中定期的に手紙を色んな人へ書いているサラには...

ジュディが主人公なのかと思いきやまさかの友人のサラが主人公で読み始めびっくりしました。手紙で進んでいくところは変わらず、今回は孤児院を改革すべく派遣されて、その中で孤児たちにばたばたさせられながら最終的に結婚まで。しかしこの多忙であろう中定期的に手紙を色んな人へ書いているサラには脱帽です。見習いたい。医者ともしやと思いながら読み進めましたが、やはりで最後にやにやしてしまいました。

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2014/04/27

前作は少女小説でこちらはお仕事小説、かな? サリーは仕事も恋も頑張るタイプのようで。 ジュディの文章からは分からなかったサリーの頑固なところが見えておもしろかった。 さようなら青ギンガム。

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2013/05/06
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ジュディーの友人サリーが、孤児院の院長として赴任する。 あしながおじさん(daddy long legs)が好きなら、 続(dear enemy:拝啓 敵さん)も絶対気に入ると思う。 孤児院の改革には、微妙な記述がある。 遺伝、精神病に対する当時の理解が反映しているかもしれない。 文学作品として不適切だという理解があるかもしれない。 主人公孤児に家庭をという熱意の前には重要ではないかもしれない。 ps. 作者は、マークトウェインの姪の娘とのことである。 作者が自分の子供を産んで、すぐに亡くなったのは、あまりにも悲しい物語。 作者の自伝があれば読みたい。

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2013/01/08

Linker No.15  工学府修士1年  たなちゅーさん  「あしながおじさん」という本は知っている方も多いと思いますが、この本に続編があるのをご存知でしょうか。かくいう私も最近知ったのですが、読んでみるととても面白かったので紹介したいと思います。  「あしながおじさん」は...

Linker No.15  工学府修士1年  たなちゅーさん  「あしながおじさん」という本は知っている方も多いと思いますが、この本に続編があるのをご存知でしょうか。かくいう私も最近知ったのですが、読んでみるととても面白かったので紹介したいと思います。  「あしながおじさん」は、孤児院育ちのジルーシャが‘あしながおじさん’の援助を受け大学に進み、その生活をジルーシャの書く手紙という形式でつづったものです。「続 あしながおじさん」は、ジルーシャの大学時代の同級生のサリーが主人公です。ジルーシャの頼みで孤児院の院長を任されることになったサリーが書いた手紙という形で物語が進んでいきます。日に日に変化していくサリーの心情がうまく表現されていて、孤児院経営の問題なんかも随所にちりばめられている作品です。

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2012/11/20
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その名のとおりあの有名な「あしながおじさん」の続編でございます。その時点でびっくり仰天驚きものの木ってな具合でページを繰る手が震えざるを得ないのでありますが、なんと本書はビジネスストーリーなのでございます。 「あしながおじさん」でチャンスを掴んだジュディさんが友人の独身有閑婦人サリー・マクブライドを院長としてジョン・グリア孤児院に送り込むのです。 これはビジネスストーリーだ! 社交大好きサリー嬢はあまりに劣悪な環境に愕然としますが、子供が可愛すぎたのかぎゃくに闘争心が湧きまくったのかその両方なのかよく分からない情熱でもってコノヤロウバカヤロウと改革の風をふかしまくります。どこぞの市長も驚きの改革っぷりです。 その一部始終をスポンサーであるジュディさん向けに書いた手紙形式で語るのが本書であります。組織改革なぞを企んでいらっしゃる諸氏方々にはぜひとも読んで頂きたい所存でございます。 こぼれ話ですが、原題は「DEAR ENEMY」でございまして、これがまたなかなかウィットに富んだラブストーリーとも読み取れる話ではありますが、その読み方は悪手であることをご忠告差し上げます。本書はあくまで組織改革を扱ったビジネスストーリーであり、「あしながおじさん」とタイトルにあるからといってファンタジーや夢を売るものではないのでございます。いつまでも夢見る少女ではいられないのであります。 書店員の皆様方に置かれましては本書はビジネス書のコーナーにそっと鎮座させて頂くようよろしくお願い申し上げます。 追伸 ブログ主は「あしながおじさん」を読んでいないことをここに報告 させて頂きます。 いつもと変わらぬ wakky より

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