沈黙の春 の商品レビュー
人類の必読書
この本を「扇動書」などと見るバカがいる限り、 人類滅亡、地球荒廃の未来は、大いなる可能性の暗雲である。 人間は、ごくひと握りの、真の賢者による警告の遺産を、 既に少なからず持っている。本書も間違いなくその一冊なのだが、 残念ながら、世界は常に愚者と凡人によって支配されて来...
この本を「扇動書」などと見るバカがいる限り、 人類滅亡、地球荒廃の未来は、大いなる可能性の暗雲である。 人間は、ごくひと握りの、真の賢者による警告の遺産を、 既に少なからず持っている。本書も間違いなくその一冊なのだが、 残念ながら、世界は常に愚者と凡人によって支配されて来た歴史を持つ。 戦争が無くならないのも、その好例の一つであり、 本書の真価に盲目なバカが存在するなのも、言わば、 具体例の一つであろう。 せめて目の見える者たちよ、心して読むべし。
ぽん
環境問題について描か…
環境問題について描かれている本です。本当にこの本は自分に相当な影響をもたらしてくれました。
文庫OFF
現代にも通ずる環境へ…
現代にも通ずる環境への警鐘を鳴らす本です。ずっと読み継いで行かなければならない本です。
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とても有名な本!自…
とても有名な本!自分たちの身の回りにどれだけの化学薬品が使われ、どれだけ生物に悪影響を与えているか。自分たちの未来は自分たちで救うしかない。
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環境問題を語る人はよ…
環境問題を語る人はよくこの本を薦めるが、正直自分には何がいいのかよくわからなかった。もう、日本では使われていない農薬がほとんどであるし・・・。化学物質の環境汚染の重大性を世に広めたものとしては、もちろん評価できるものであるが・・・。ただ、多少大袈裟に書いてあることもあり、物語とし...
環境問題を語る人はよくこの本を薦めるが、正直自分には何がいいのかよくわからなかった。もう、日本では使われていない農薬がほとんどであるし・・・。化学物質の環境汚染の重大性を世に広めたものとしては、もちろん評価できるものであるが・・・。ただ、多少大袈裟に書いてあることもあり、物語としては大変面白かった。
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原著は1962年に出…
原著は1962年に出版された、自然保護と化学公害追及の先駆的な書。自然が沈黙してしまわないために私たちはどうすればいいだろうか。
文庫OFF
書かれた時代を考えれ…
書かれた時代を考えればある程度の評価を得て妥当だとは思うが、煽動書といった印象は拭えない。
文庫OFF
一読の価値あり
本書が発表されたのは1962年、合成化学物質が環境に与える影響について、今ほど知られていなかった頃である。いち早く危機感を抱き、(偏りはあるとしても)自然との共存を目指し、社会に警鐘を鳴らした意義は大きい。
yoko
超苦しい 古い考えで偏見も入ってるのかもしれないけど、少なくとも地球に対して優しくなれるはず 気になったなら読んでみるべき
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資本主義によって作られた価値観にありとあらゆる欲望を掻き立てられ、みんなが手を伸ばしてしまって(しかも簡単に届いてしまうから)、生産性や効率性を中心に回転しているような今日が、この本(1962年出版)の中の問題を改善できたとは全く思えない、絶望。 追伸 さいきん休日に外へ出かけ...
資本主義によって作られた価値観にありとあらゆる欲望を掻き立てられ、みんなが手を伸ばしてしまって(しかも簡単に届いてしまうから)、生産性や効率性を中心に回転しているような今日が、この本(1962年出版)の中の問題を改善できたとは全く思えない、絶望。 追伸 さいきん休日に外へ出かけると、(特に都会には)〈娯楽です!〉と看板を下げているような場所がたくさんあってつかれます。そこに行くことが正解だと言われているようでとてもつかれます。 もしかしたらわたしは人生の中で、木や草や花や虫や鳥の名前も知らずに死んでいくのかもしれないと思いました。それはわたしたちにとって、もしかしたらとてもさみしいことなのではないかと思います。
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