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絵のない絵本 の商品レビュー

3.7

172件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

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2018/03/30

名作なのだろうけど、 単純な言葉がうまく心に入ってこなくて、読むことが億劫に。 ほんと、絵のない絵本でした。

Posted byブクログ

2017/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 お月さんはキス魔。  読んだことなかったので読んでみた。なんか、読書感想画はこの本で描くってイメージがあるんだけど。描いたことないけど。  正直よくわかりませんでした。わざわざ話して聞かせるってことは、お月さん的には、その話に何か意味があるというか、感動する、心に残る何かがあったんだと思うんだけど、それが伝わってこなかった。理解できなかった。話にオチのない女子か、って思った。知識不足、読解力不足なだけなんでしょう。  第十六夜が好きです。

Posted byブクログ

2017/06/15

マッチ売りの少女や人魚姫などで有名な、デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの連作童話集です。ある日屋根裏部屋で暮らす絵描きのもとに、訪れたお月さま。雲のない夜に訪れては世界のあちこちでみた景色のこと、色々な人の話を聞かせて、絵描きの心をなぐさめてくれます。お月さまが...

マッチ売りの少女や人魚姫などで有名な、デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの連作童話集です。ある日屋根裏部屋で暮らす絵描きのもとに、訪れたお月さま。雲のない夜に訪れては世界のあちこちでみた景色のこと、色々な人の話を聞かせて、絵描きの心をなぐさめてくれます。お月さまが語る33夜分の、あたたかく、少しせつない物語。色彩豊かな物語で本当に絵本を見ているような感覚になります。

Posted byブクログ

2017/01/30

月が語る33編の小さな物語。全編続きが気になる!という終わり方をしている。幸せになるものもあれば、不幸になるものもある。月が見たというのも面白いもので世界中のちょっとした出来事を少しの間、ひっそりと見てきたという語り口調がまた、面白い。 お気に入りは第14夜。新しい家族が生まれた...

月が語る33編の小さな物語。全編続きが気になる!という終わり方をしている。幸せになるものもあれば、不幸になるものもある。月が見たというのも面白いもので世界中のちょっとした出来事を少しの間、ひっそりと見てきたという語り口調がまた、面白い。 お気に入りは第14夜。新しい家族が生まれた瞬間の話。月はこの夜に、どの家族よりも、幸せな家族を見た。

Posted byブクログ

2016/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みにくいアヒルの子などの童話で有名なアンデルセンの本です。タイトルが絵のない絵本とあるように絵は一枚もありませんが、一つのお話が数ページほどなので頭のなかで情景を浮かべやすいです。  読んでいると顔がほころんでしまうような心温まるお話や、才能がありすぎるあまり周りから疎まれてしまう人のお話など明るいお話もあれば現実的で心寒くなるようなお話もあります。  これらのお話を話していているのはお月さまです。お月さまが見た世界中の様々な人のお話をしてくれます。アンデルセンはお月さまを話し手にすることで、私達の行いは全て天の上から見られているということを伝えたかったのではないかと思いました。

Posted byブクログ

2016/07/22

可愛らしいお話もぎゅってなるようなお話も素敵だったな。 でも洋書はまだやっぱり苦手かなぁ。あれ以上長かったらしんどかったかも。

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2016/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夜のお月様が語る小さな物語を集めるという形式。 童話といっていいものだろうか・・・割と冷徹な結末のお話しが多かったように思います。最後は自殺しちゃう俳優とかがこれですよね。 アンデルセンと言えば、マッチ売りの少女が有名なのですが、こちらはまだ読んだことがないのですよね。小説は出てるのかしら・・・

Posted byブクログ

2016/01/20

月が絵描きに毎夜見てきた世界中の事を話して聞かせてくれる話。妙に現実的で厳しい話もあるものの、月が見守ってくれているのに安心感があります。

Posted byブクログ

2015/06/20

どの情景も美しい。 絵を心に思い浮かべながら、丁寧に読むと、この本のタイトルに納得ができた。 お月様のあたたかい視線。 久しぶりに夜空を見上げたくなった。

Posted byブクログ

2015/03/06

貧しくも若き絵描きに向けて語られる全33夜の物語。それは、月が毎夜、この世界を覗き見た、私たちの何でもない日常の一断面のスケッチだった。 訳者の言葉を借りるなら『絵を絶した浪漫的香りも高い詩情』。小さな本、短い各話でありながら、その背景・根底に潜む想いは、非常に濃厚で深淵な気が...

貧しくも若き絵描きに向けて語られる全33夜の物語。それは、月が毎夜、この世界を覗き見た、私たちの何でもない日常の一断面のスケッチだった。 訳者の言葉を借りるなら『絵を絶した浪漫的香りも高い詩情』。小さな本、短い各話でありながら、その背景・根底に潜む想いは、非常に濃厚で深淵な気がする。 『この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎばなしなのです。』 しかし、月であっても、たとえそれが太陽であってもすべてのおとぎばなしを独り占めにすることはできない。 なぜなら、この世界はリンゴのように丸く、北極を目の前にしながら、南極を覗き見ることはできないからだ。 もしも、すべてのおとぎばなしを手に入れたいのであれば、月と太陽は互いに知り得た物語を教え合うだけでは足らず、夜になれば空一面に輝く星の一つ一つに、見落とした景色について尋ねて周らなくてはならない。 ネオンが煌々と輝く街に紛れていると、月が顔を覗かせていることどころか、今が夜であることさえ忘れてしまいそうな現代。 月が照らさずとも、人々の生活は明るみに出され、遠い異国の諍いも、すぐ隣に座る見ず知らずの人の心の呟きも、今はいとも簡単に知り得てしまう。 今夜は、部屋の灯りを落として、空でくつろぐ月の戯言に耳を傾けてみてはいかがだろうか。 全33夜のなかで、特に興味深かったのは次の6夜。 第十六夜 第十九夜 第二十二夜 第三十一夜 第三十二夜 第三十三夜

Posted byブクログ