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新版 指輪物語(10) の商品レビュー

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37件のお客様レビュー

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指輪物語本編とは異な…

指輪物語本編とは異なりますが、アラゴルンの祖先や中つ国に点在する多々王家の歴史、また、サムの子孫のことまでわかる便利な資料集。中つ国の言語、暦、巻末の索引は人物に地名にと、さながら小型辞書の貫禄!本編で存在希薄な端役や詩中の人物まで載っているので、「これ誰?」と言ううっかりがあっ...

指輪物語本編とは異なりますが、アラゴルンの祖先や中つ国に点在する多々王家の歴史、また、サムの子孫のことまでわかる便利な資料集。中つ国の言語、暦、巻末の索引は人物に地名にと、さながら小型辞書の貫禄!本編で存在希薄な端役や詩中の人物まで載っているので、「これ誰?」と言ううっかりがあっても大丈夫。年表は旅の日程のみならず旅の仲間のその後や長命のエルフまで垣間見れたりして、お得感たっぷりです。老年アラゴルンの最期もわかり「赤表紙本中毒者」にはたまりません。が、ちょっと内容がマニアックなので、退屈な人には退

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「ファンタジーを冠す…

「ファンタジーを冠するなら、これぐらい背景をきちんと創作して挑め…!」という作者の叫びが聞こえてきそう。設定資料等が好きな方には、とても楽しめる内容だと思います。

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指輪物語 の世界の設…

指輪物語 の世界の設定、歴史、その後が資料としてかかれています。

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辞書代わりに

トールキンが創造した『中つ国』という魅力的な世界について、より深く知りたい人にお薦め。歴史や言語など、『指輪物語』だけでは語りきれなかった中つ国の魅力が満載です。本編を読む際の辞書代わりにも。

fyu

2022/05/08

トルーキンによるファンタジーの金字塔、指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の筆者自身による用語集・事典のようなもの。 本書自体は物語ではないので多少骨が折れるが、これを読むことで本編の世界観が補完され、より味わいを増すことは確か。本編後のサムについての記載を読んで、心の温まる思い...

トルーキンによるファンタジーの金字塔、指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の筆者自身による用語集・事典のようなもの。 本書自体は物語ではないので多少骨が折れるが、これを読むことで本編の世界観が補完され、より味わいを増すことは確か。本編後のサムについての記載を読んで、心の温まる思いがした。

Posted byブクログ

2022/05/01

上質なファンタジーには、書かれない設定や物語がある。背景の緻密さこそが、その物語のリアリティを支えるのだ。

Posted byブクログ

2019/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 指輪物語の補足本とも言える本です。読むと思うことは、ほんと奥が深いということ。本物の歴史や言語を見てきた人が書いたものだから、よけいに説得力がある・・・というか。これを読むからこそ、「指輪物語」という世界がもっと広く感じるようになります。  本を読んでいるときの細かい疑問・・・エルフって何者?アラゴルンって結局何者?いくつまで生きたの?その後のサムはどうなったの?といったことの答えも自ずと出てきます。  指輪物語にはまったひとにはぜったいオススメ、の一品です。  数字が逆からはじまっているのは、読んでいるのが固有名詞便覧だからです。この追補編を読むにあたって、ちょくちょく参照はしていたので、わざわざ便覧まで読むのはどうかな、とも思いましたが、意外とおもしろいものです。固有名詞の説明ひとつひとつを読むごとに、本編を読んでいたときの気持ちがよみがえるんですね。こんなこともあったなーなんて。あと改めてこーゆーことだったんだーということもあり。読む必要はありませんが。本編を読むときにとなりにあると便利です。  このあたりは主に地名の便覧がのっています。地名というのが、だいたいがエルフの言葉からでているものなので、その言葉の意味が書いてあるものが多く、ああなるほどなーと思うものも多くありました。  例えば、モルドール。モルは「暗い」ドールは「国土」というように。  また英語名も書いてあるのでそのあたりでなるほどなーと思うものもあったりします。カタカナや和訳でしか考えてなかったものを、英語で見ると意味が飲み込める、といった感じ。地図もあるとなおよし。  とうとう読んでしまいました。「指輪物語」。戦争やら仕事やらの合間に10年かけて書いたというだけあり、内容が濃すぎです。ひとりの人間の中の世界がこんなにも広くなるものなのかな。トールキン世界はもっと広いので落ちついたら他の部分も読みたいですね。ホビットの冒険やらシルマリルやら。  ひとつだけ思うのは…ゲームなんかでよく出てくるミスリル。英語かと思っていましたが、ミスは灰色リルは輝き、ってエルフ語だったんですか?  指輪物語、読んでよかったです。

Posted byブクログ

2018/10/23

指輪物語は、登場人物をいろいろいろな名前で呼んだり、一度聞いただけでは覚えられないような、人名、地名、国名等が出てくるので、読んでいて何度も混乱します。また、これらに対して、十分な説明が無い事もしばしばあります。そういった読者の不満に答えるために、この本が出版されました(と思う)...

指輪物語は、登場人物をいろいろいろな名前で呼んだり、一度聞いただけでは覚えられないような、人名、地名、国名等が出てくるので、読んでいて何度も混乱します。また、これらに対して、十分な説明が無い事もしばしばあります。そういった読者の不満に答えるために、この本が出版されました(と思う)。ですので、指輪物語の本編を読む前に、この本を一回読み、尚且つこの本を座右にしながら、本編を読むのが、読むコツなんじゃないかなと思います。

Posted byブクログ

2018/10/21

『指輪物語』も『ホビット』も『シルマリルの物語』もまだ一冊も呼んでいないのに、いきなり追補編を読んでしまった。やはり面白いが消化不良。他の本編を読んでからもう一度読もう。

Posted byブクログ

2018/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『指輪物語』の史料及び資料集。年表、家系図、文字表、言語の発音についての記録など、物語世界に関わる膨大なデータが収められている。すべてを理解するのが難しいほどだけれど、旅の仲間の物語以前の行動や、物語後の姿などを垣間見ることで、余韻に浸ることができた。

Posted byブクログ