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鋼鉄都市 の商品レビュー

4.2

93件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/09/16

ツンデレおじさんとイケメンロボットによるバディ物で、ミステリー要素よりもどちらかというとSFの世界観や設定が魅力的な作品。 作中に出てくる高速自動走路は是非乗ってみたい。 そしてやっぱり苦労するおっさんは良い。

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2020/06/29

読点の位置だとか単語の並び順だとか、とにかく違和感で読みづらい。22刷だが校正ミスも目立つ。 面白い部分もあるが、ミステリもので、最後の種明かし途中で眠くなって読むのを止めたのは初めてかもしれない。

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2020/01/14

世界観はとても面白かった ただ、推理に関しては証拠がほぼなく、脅迫的な感じで相手に自白させるというものだったのが残念。 刑事物と思えば妥当ともいえるが

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2019/08/16

何十年も前に書かれたためにどうしても古く感じる場面もあるけど、見事に実際こうなってきている部分もあってすごいなぁと。 PS4ゲームのデトロイトが本書をオマージュしてるというか、似てる部分が多いと聞いて読んでみたけど、確かにデトロイトのコナーは本書のダニールに似てる雰囲気だなぁと...

何十年も前に書かれたためにどうしても古く感じる場面もあるけど、見事に実際こうなってきている部分もあってすごいなぁと。 PS4ゲームのデトロイトが本書をオマージュしてるというか、似てる部分が多いと聞いて読んでみたけど、確かにデトロイトのコナーは本書のダニールに似てる雰囲気だなぁとおもった。 ロボット嫌いの刑事とロボットがバディを組んで事件を捜査する、というとこもおなじだし。 ミステリ要素ももちろんあるけど、SF要素やロボットと人間の関係性などの方が主になってるかな。 続編があるらしいので読みたい。

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2019/07/01

舞台は巨大な都市ニューヨーク。かって地球から移民として宇宙に移住していった人々が、宇宙国家をつくる。その子孫が、現状維持となっている地球にやってきて地球をコントロールしているという状況。ただ地球の人々は、やってきた子孫(宇宙人)と、宇宙人の使うロボットへ反感と憎悪を持つ。そんな地...

舞台は巨大な都市ニューヨーク。かって地球から移民として宇宙に移住していった人々が、宇宙国家をつくる。その子孫が、現状維持となっている地球にやってきて地球をコントロールしているという状況。ただ地球の人々は、やってきた子孫(宇宙人)と、宇宙人の使うロボットへ反感と憎悪を持つ。そんな地球人のひとり、冴えない中年刑事ベイリは、宇宙人惨殺の事件捜査を市警本部長から命じられ、宇宙人側の要求でロボットとペアを組んで捜査することに…。 謎解きではないので犯人はすぐわかる。ただベイリがパートナーのロボットに心開いていく様子やロボット三原則に関する論理的なロボットの話は読んでいて面白く、いっきに読んでしまった。続編があるらしく気になる。

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2019/05/30

今から40年も前に書かれた作品なのに色褪せた印象がなかったです。 というより、40年も前にこの発想をしていた作者に驚愕します。人口増加による食糧危機や居住の格差、ロボットの開発と進化、宇宙進出…今や近いところまで良くも悪くも近づいているのが辛いところです。 ロボット研究するならS...

今から40年も前に書かれた作品なのに色褪せた印象がなかったです。 というより、40年も前にこの発想をしていた作者に驚愕します。人口増加による食糧危機や居住の格差、ロボットの開発と進化、宇宙進出…今や近いところまで良くも悪くも近づいているのが辛いところです。 ロボット研究するならSFとはいえ、読んでいて損はない作品ですね。 気になった点は翻訳がちょっと変わっていたところでしょうか。校正がイマイチなような…

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2018/12/25

本格推理小説が苦手なので、ミステリとしては「ほぉ〜」って感じだったんだけど、宇宙人、ロボット、都市、社会なんからの未来の設定が面白いね。続編は新訳版で、いつか読もう。

Posted byブクログ

2018/08/06

前からいつか読みたいと思っていた、ロボット工学三原則の原点、アシモフ作品。 ミステリーとして読むと、オチがあっけない感じではあるけれど、 ロボットと人間の関わり方という面では、会話のやりとりなど面白かった。

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2018/03/21

1954年刊行のSF名作。ロボット嫌いの人間の刑事ベイリとロボット探偵のR・ダニールが、宇宙市(スペース・タウン)で起こった「宇宙人殺人事件」の捜査にあたる。人間よりロボットの知能が遥かに高くなった近未来が舞台。人間は仕事をロボットに奪われ暇を持て余すこととなり、結果ロボットに対...

1954年刊行のSF名作。ロボット嫌いの人間の刑事ベイリとロボット探偵のR・ダニールが、宇宙市(スペース・タウン)で起こった「宇宙人殺人事件」の捜査にあたる。人間よりロボットの知能が遥かに高くなった近未来が舞台。人間は仕事をロボットに奪われ暇を持て余すこととなり、結果ロボットに対し激しい憎悪を向けるようになっていた。 アシモフが練り上げたこの世界観が半世紀以上前に生まれたことにまず感動します。現代から見ても百年以上先であろう未来を舞台にしているにも関わらず、人間と宇宙人それぞれの居住地区の様子や高速の歩道など、物語を通してまだ見ぬ未来の情景が違和感なく浮かびます。 そして何より、時に人間らしい感情を露わにするベイリと、見た目こそ人間と変わらないものの機械的に事に及ぶダニールのどこかちぐはぐな凸凹コンビの掛け合いは見所です。捜査の過程で、このコンビの関係性にも少しずつ変化が生じます。 事件にあたるミステリ部分は思いのほかシンプルでしたが、それを取り巻く環境は現代を生きる私たちにも通ずるものがあります。移民政策を連想させる「人間対宇宙人」、人間の仕事を奪う「人間対ロボット」、近年の急速なIT化や発展目覚ましいAI分野を彷彿とさせる「未来志向対懐古主義」等々。異なる立場の意見が入り交じり考えさせられ、同時に先見の明を持つアシモフに改めて感心しました。

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2017/06/13

SFの巨匠の有名作。 更に、様々なミステリランキングでも 名前を目にする作品でもある。 読んでみて納得。 ストーリーは王道ミステリ。 宇宙人の居住区で起きた殺人事件を NY市警のベイリ刑事が、 ロボットのパートナーと捜査する。 非常によく作り込まれた遠い未来の 地球が舞台となる。...

SFの巨匠の有名作。 更に、様々なミステリランキングでも 名前を目にする作品でもある。 読んでみて納得。 ストーリーは王道ミステリ。 宇宙人の居住区で起きた殺人事件を NY市警のベイリ刑事が、 ロボットのパートナーと捜査する。 非常によく作り込まれた遠い未来の 地球が舞台となる。 普段読み慣れないジャンルだけに、 簡単に読み進める事は出来なかったが、 物語やSFの世界がとにかく面白い。 地球人の置かれている状況や 抱える課題が非常にリアルで、 考えさせられるものだった。 ミステリとしての満足度も期待以上。 素晴らしい作品だった。 ただ、三原則の盲点を突くトリック という煽りをよく見かけるが、 何処が盲点を突いてるのかは 分からなかった。

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