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若きウェルテルの悩み の商品レビュー

3.8

247件のお客様レビュー

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生きるということを考…

生きるということを考えさせられる古典です。思春期に読むべき一冊です。

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ウェルテルの書簡と自…

ウェルテルの書簡と自筆の紙片からなっている物語。ロッテの爽やかな美しさとウェルテルの葛藤に心を揺り動かされました。

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最後は主人公が悲劇的…

最後は主人公が悲劇的な結末を迎えてしまう。

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序盤から暗く重い。本…

序盤から暗く重い。本腰を入れて読まないとなかなかページが進まない。

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2024/06/04

報われない恋の苦しさ。 叶わぬ想いが絶望を生み、破滅へと追い込む。 青春時代の代名詞とも言われる作品。

Posted byブクログ

2024/05/03

青春の心の変遷、揺れ動き、感情の起伏、恋の嵐、など追体験しているようにすらすらと読み進められた。最後の神々のたとえ話のところは読みづらかったので飛ばした。 ウェルテル効果ってこんな感じなのかってほんのちょっと感じたようなしないような。 読み進めながら、どこまでもシャルロッテの人と...

青春の心の変遷、揺れ動き、感情の起伏、恋の嵐、など追体験しているようにすらすらと読み進められた。最後の神々のたとえ話のところは読みづらかったので飛ばした。 ウェルテル効果ってこんな感じなのかってほんのちょっと感じたようなしないような。 読み進めながら、どこまでもシャルロッテの人となりを想像し、読み進めていたが、何とも言えないって感じ。作中にてウェルテルが書き記す手紙の中でいくつか真に迫る描写があったが、多くのことを学び考えさせられた。 幸せは、分別がつく前か、狂った後にしかなじまない。なるほど。たしかに。 現代社会に生きる自分たちにとっても多くのことを現実に即して学べるし、この先もずっと読み続けられるのだろうと確信した。人がいない時期に遠い田舎や歴史あるところに出かけて行って、太陽や森、あらゆる生命に囲まれて、この物語をもう一度読んでみたい。どんな気持ちがするだろう。

Posted byブクログ

2024/05/19

「ひとが人生のうちでこの本に心を動かされることがなかったとしたら、それはあまり良いことではないだろう」とゲーテは語ったらしい。「こんなにあなたを愛した私を、あなたは決して憎めない」と、ロッテへの純粋な愛と信頼を貫き通した彼の儚い人生についてのこの小さな記録は、到達不可能な憧れに一...

「ひとが人生のうちでこの本に心を動かされることがなかったとしたら、それはあまり良いことではないだろう」とゲーテは語ったらしい。「こんなにあなたを愛した私を、あなたは決して憎めない」と、ロッテへの純粋な愛と信頼を貫き通した彼の儚い人生についてのこの小さな記録は、到達不可能な憧れに一身を捧げる(シェリーが星と蛾のたとえで美しく言い表したような)愛の喜びと、それの裏側でしかない悲哀を同時に提示し、我々の生に暗くも美しい影を落としている。ウェルテルはロッテの元を静かに立ち去るべきであっただろうか。ロッテはだけれど、確かにウェルテルに想いを寄せていたし、ウェルテルは、ただのエゴイズムから最悪の結果を招いたわけではない。愛そのものが純粋だとしても、その純粋さそのもののゆえに、ひとは、その純粋な愛を保ち続けることに耐えることができないのかもしれない。愛が美しくそして純粋であればあるほど、それを心のうちに保つにはあまりにひとは弱すぎる。

Posted byブクログ

2024/03/30

ウェルテルは即死じゃないんだ、、が一番の驚きポイント。 ウェルテル自身ちょっとだけ生きづらいタイプの思考をする傾向にあるけど、真逆というか相容れないタイプの人(恋しいシャルロッテの結婚相手)にも割とそれなりに反論したり攻撃的になったりするところも見れておもしろい。 全体に、恋に...

ウェルテルは即死じゃないんだ、、が一番の驚きポイント。 ウェルテル自身ちょっとだけ生きづらいタイプの思考をする傾向にあるけど、真逆というか相容れないタイプの人(恋しいシャルロッテの結婚相手)にも割とそれなりに反論したり攻撃的になったりするところも見れておもしろい。 全体に、恋に落ちて夢中になっている人の世界がとても丁寧に美しく描かれててて、シンプルに語彙の力ってすごいなと思った

Posted byブクログ

2024/03/25

これがゲーテ自身の中で起こった出来事だと思うと不憫で仕方がない。それを書き出せることによって作品に昇華できてよかった。その事が彼を救ったのでは無いかと思う、

Posted byブクログ

2024/03/23

ゲーテならではの風景や心情の表現が良かった。もうすでに相手がいる人に恋してしまっても、その人のことを思って離れるのが正解だし、それが一番の優しさであり愛だよなーと思った

Posted byブクログ