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シッダールタ の商品レビュー

4.2

171件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2009/11/04

感動させてんじゃねーよ! んもお読み進めるうちにことばにできやんぞくぞく感が・・・。 自分の目で、心で、胃で知っている。 ほんまそれにつきる。ひとことひとことが深。

Posted byブクログ

2010/03/15

瞑想とは何か。肉体からの離脱とは何か。断食とは何か。呼吸の停止とは何か。それは自我からの逃避、我であることの苦悩からのしばしの離脱、苦節と人生の無意味に対するしばしの麻酔にすぎない。 世界は美しかった。 自分自身が真我であること、梵と音字永遠なものであることを知っていた。しかし思...

瞑想とは何か。肉体からの離脱とは何か。断食とは何か。呼吸の停止とは何か。それは自我からの逃避、我であることの苦悩からのしばしの離脱、苦節と人生の無意味に対するしばしの麻酔にすぎない。 世界は美しかった。 自分自身が真我であること、梵と音字永遠なものであることを知っていた。しかし思想の縄で自分自身を捉えようと欲したがゆえに、ついぞ本当にそれを見出さなかった。たしかに肉体は自分自身ではなかった。間隔の戯れはそうではなかった。そのおうに思索も、知性も、習得した知恵も結論を引き出し、すでに考えたことから新しい思想をつむぎだす習得した技術も、自分時寸ではなかった。 オーム!そして梵を知った。あらゆるバラモンの祈りの古いはじめの文句と終わりn文句、完全なもの、あるいは完成というほどの意味を持つ神聖なオームだった。 深い瞑想の中に、時間を止揚し、いっさいの存在した生命を同時的なものと見る可能性がある。そこでは全てがよく、完全で、梵である。それうえ、存在するものは、私には良いと見える。

Posted byブクログ

2009/10/15

この本は素晴らしかった。 自分はインドの宗教や思想に興味があったわけでも、ヘッセのファンだったわけでもなく、この本を知り興味を持ったのはたまたまだったけれど、手に入れてからは夢中になって読んでしまった。宗教というよりも、一生涯をかけて生きる事を学ぶという感じで、そこに自分も学ぶ...

この本は素晴らしかった。 自分はインドの宗教や思想に興味があったわけでも、ヘッセのファンだったわけでもなく、この本を知り興味を持ったのはたまたまだったけれど、手に入れてからは夢中になって読んでしまった。宗教というよりも、一生涯をかけて生きる事を学ぶという感じで、そこに自分も学ぶべきところが少なくない。何度も読み返したい本。

Posted byブクログ

2009/10/04

自らの生を全肯定する、他者や世界をも全肯定するという 考え方をシッダールタの生涯から学ぶ。 実存に関して、その無根拠、存在のあまりの頼りなさに苦悶し、 あらゆるものごとに対してその存在や価値性を再考していた際に ある面で救った本とも言える。

Posted byブクログ

2009/12/23

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Posted byブクログ

2009/10/04

修行や教えを捨てて、 違う生き方によって徳を求めたシッダールタは、 川の声を聞くことで 全てをありのままに受け入れることが大切だと気付く。 「時間の概念を捨てれば、 万事がひとつのところにある」という考え方は 「過去」の失敗や悲しみとともに 生きていくためのヒントとなる。 2...

修行や教えを捨てて、 違う生き方によって徳を求めたシッダールタは、 川の声を聞くことで 全てをありのままに受け入れることが大切だと気付く。 「時間の概念を捨てれば、 万事がひとつのところにある」という考え方は 「過去」の失敗や悲しみとともに 生きていくためのヒントとなる。 25歳女性

Posted byブクログ

2009/10/07

ヘッセ…ヘッセ! なぜ今まで読まなかったのか!でも今だから理解できるのか。 シッダールタ誰?神さま?くらいの知識で読んだ…とても人間くさいお人だった(フィクションだけど)。 人間っておもしろい。

Posted byブクログ

2009/10/04

好きな本のひとつです。 `悟り`を追求したヘッセですが、端的にその哲学が語られている本かなと思って。 ヘッセはよく、対局する人物をつかって一方を引き立てるという手法を用いますが、このおはなしもさもあらず、ゴーヴィンダというお友達がそれにあたります。 彼は老いて尚悟りを開け...

好きな本のひとつです。 `悟り`を追求したヘッセですが、端的にその哲学が語られている本かなと思って。 ヘッセはよく、対局する人物をつかって一方を引き立てるという手法を用いますが、このおはなしもさもあらず、ゴーヴィンダというお友達がそれにあたります。 彼は老いて尚悟りを開けないという切ない設定ですが、 対話者としてシッダールタの思考、言葉を引き出しています。エライ。 多分、シッダールタの思考≒ヘッセの哲学なんだと思うけど、 この哲学をもって実際に現実を生きたヘッセという人物像に興味津々ー。

Posted byブクログ

2009/10/04

久しぶりに一気に読んだ本。 シッダールタの言い回しがとても好き。 他にもヘッセをいろいろ読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2009/10/04

within the river...気持ちが穏やかに静やかに、、、思わず世界に想いを馳せてしまうような本。

Posted byブクログ