100万回生きたねこ の商品レビュー
“100万回生きた”ということは、“100万回死んだ”ということなんだよなあ。人生は1回きりだと思っているので、タイトルを見て不思議でした。 前半はなんだかとっても寂しいです。このねこ、自分の人生を生きていない感じ。“ねこは しぬのなんへいき”という言葉がグサリときました。 ...
“100万回生きた”ということは、“100万回死んだ”ということなんだよなあ。人生は1回きりだと思っているので、タイトルを見て不思議でした。 前半はなんだかとっても寂しいです。このねこ、自分の人生を生きていない感じ。“ねこは しぬのなんへいき”という言葉がグサリときました。 後半、“100万回生きたねこ”の人生、明るくなります。誰でもない自分の人生を生き、自分よりも大好きな愛すべき対象に出逢えたから。不満だらけだったねこが、自分の人生を生ききって本当に良かった。 読み終えて、ちょっぴりの悲しさと安心感がありました。この絵本を読むのは2度目ですが、また最後に不思議な感じが残りました。
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過去に色々な人に何度も愛されて来た過去があるが、1度も愛したことがなかった。そんなねこさんは輪廻転生を繰り返し、やっと愛しい白いねこさんと出会い添い遂げることができました。 愛することの素晴らしさを教えてくれる絵本です。
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100分de名著の1回目で取り上げられていた絵本。小さい頃に読んだのかなあ、、あまりにも有名だから表紙はめちゃくちゃ見たことあるけど、中身は番組見てた時もそういう話だったんだ、、?てなっていた笑。番組も十分面白かったけど、やっぱりちゃんと絵本自体を手に取って全編通して読むのは、ま...
100分de名著の1回目で取り上げられていた絵本。小さい頃に読んだのかなあ、、あまりにも有名だから表紙はめちゃくちゃ見たことあるけど、中身は番組見てた時もそういう話だったんだ、、?てなっていた笑。番組も十分面白かったけど、やっぱりちゃんと絵本自体を手に取って全編通して読むのは、また面白さがあって、借りてきて良かった。最後、100万回生きたねこが、一回きりの生命を生ききったの、なんだかジーンとしてしまった
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「100万回生きたねこ」佐野洋子著、講談社、1977.10.20 31p ¥1,470 C8771 (2026.03.21読了)(2026.03.21拝借)(2010.02.05/98刷) 以前読んでいるはずなのですが、内容を忘れてしまったので、再度読んでみました。 Eテレの「1...
「100万回生きたねこ」佐野洋子著、講談社、1977.10.20 31p ¥1,470 C8771 (2026.03.21読了)(2026.03.21拝借)(2010.02.05/98刷) 以前読んでいるはずなのですが、内容を忘れてしまったので、再度読んでみました。 Eテレの「100分で名著」の「絵本スペシャル」の一冊として紹介されたので。 生きる意義を見いだせれば一回の人生でも満足して死ぬことができる、という風に読み取ることもできるのかと思います。漫然と生きるなら100万回生きたからと言って何ほどのこともない、ということなのかも。 100万回というのは、一回の人生(猫)が10年とすると1000万年ということになって人類の歴史より長くなってしまいます。この猫は、人類誕生前は、どうやって過ごしていたんでしょうね。 ☆関連図書(既読) 「わたしいる」佐野洋子著、講談社文庫、2002.04.15 「パンツの はきかた」岸田今日子さく・佐野洋子え、福音館書店、2007.04.01 「神も仏もありませぬ」佐野洋子著、ちくま文庫、2008.11.10 (情報提供:絵本ナビ) そのねこは、100万回も死んで、100万回も生きたのです。ある時は船のりのねこ、ある時はサーカスの手品つかいのねこ、どろぼうやおばあさん、小さな女の子のねこにもなりました。彼らはみんなねこを可愛がり、ねこが死ぬと泣きます。でも、ねこは1回も泣きませんでした。ねこは飼い主なんか嫌いだし、死ぬのなんて平気。自分のことが大好きだから、誰のねこでもない、のらねこになったのを喜んだのです。何度も生き死にを繰り返したという驚きの話にふさわしく、堂々とした立ち居振る舞いと、立派なひげ。そして美しい緑色の目が強く印象に残る彼の風貌。ただの一度も悲しんだことのなかったその人生、でも決して悔いている様にも見えません。ところがそんなねこの生き方を大きく変貌させる出来事が起こるのです。それは白く美しいねことの出会いで……。絵本の中で何度も語られる「100万回生きた」ねこのそれぞれの人生。どれも物語があり、簡単に通り過ぎることが出来ないくらい想像が膨らんでいきます。それでも最後の物語が全く違うのは、彼が知らなかった感情を知ってしまうから。大きな真実に気づいてしまうから。それは一体、幸せなことだったのでしょうか。その全く穏やかで豊かになったねこの表情を、読者は自由に読み解きながら、好きなように解釈していく、そんな楽しみがこの絵本にはあります。読み終わった時に何を思うのか。その時浮かんできた「自分の言葉」、大切に残していってくださいね。 (絵本ナビ編集長 磯崎園子)
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たくさんの飼い主に出会ったのに、利用されてばかり。飼い主なりには愛していたのだと思うけど。次の人生こそは…と本音では思っていたのかも。100万回も生き返っているんだから。 ねこが自ら関わろうとしたのが白ねこだけ。チープだけど、愛することでとらねこは変わったのかしら。そして、白ねこ...
たくさんの飼い主に出会ったのに、利用されてばかり。飼い主なりには愛していたのだと思うけど。次の人生こそは…と本音では思っていたのかも。100万回も生き返っているんだから。 ねこが自ら関わろうとしたのが白ねこだけ。チープだけど、愛することでとらねこは変わったのかしら。そして、白ねこと過ごした時間こそ価値があり、いない時間は耐え難かった。でも、だからこそ生き抜いたということなのかしら。 そう。ええ。と、塩対応のようで、とらねこのことをそのまま受け止めている。
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あまりにも有名な絵本 100分de名著で取り上げていたので 読んでみた いままで読んだことがなかったのは なぜかわからないが 表紙の絵はよく知っている 何回死んでもまた生き返る 同じねことして‥ 生をまっとうすることがなかったねこが やっとたどり着いたところは 自分自身のための...
あまりにも有名な絵本 100分de名著で取り上げていたので 読んでみた いままで読んだことがなかったのは なぜかわからないが 表紙の絵はよく知っている 何回死んでもまた生き返る 同じねことして‥ 生をまっとうすることがなかったねこが やっとたどり着いたところは 自分自身のための生 人間もこの世に未練があると 死にきれず また戻ってくるという バカリズムのドラマで何回も人生やり直す 話しがあった 何回やり直せば納得のいく人生に なるのか 悩ましい 生き返れば生き返るほどに欲も 増えていくようで怖いけど‥
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「100分de名著」を機に、何度目かわからない再読。 飼い主のエゴかもしれないけど、愛されて、泣いてもらっていた人生ばかりだったのにな、とは思ったが、やっぱり飼い主ひどいな。 愛されるより愛したいということか。 しろねことは、100万1回目のプロポーズだなと思った。
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『100万回生きたねこ』:自分は自分のもの 【書籍情報】 書名: 100万回生きたねこ 著者: 佐野 洋子 出版社: 講談社 初版発行日: 1977年10月24日 今朝はNHKプラスで『100分de名著』を視聴。リンツのチョコを添えた至福のひとときの中で、本作と深く向き合いました...
『100万回生きたねこ』:自分は自分のもの 【書籍情報】 書名: 100万回生きたねこ 著者: 佐野 洋子 出版社: 講談社 初版発行日: 1977年10月24日 今朝はNHKプラスで『100分de名著』を視聴。リンツのチョコを添えた至福のひとときの中で、本作と深く向き合いました。 100万回死んでも「自分の人生」を生きていなかったとらねこが、野良ねこになり放った「自分は自分のもの」という誇り高い言葉。一匹の白いねこを愛し、初めて「生」を完結させた姿に、今この瞬間を愛する尊さを学びました。
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>号泣する人もいてはるというウワサも聞く怖ろしい絵本ゆえ、いつか読もうと思いつつ敬遠してきた一冊。なるほど、こういう話やったか。みずみずしい感性を失いすれっからしと成り果てている現在、さすがに泣いたりはせえへんかったゆえホッとしたけど。 >とらねこはじぶんいがいのぜーんぶがきらい...
>号泣する人もいてはるというウワサも聞く怖ろしい絵本ゆえ、いつか読もうと思いつつ敬遠してきた一冊。なるほど、こういう話やったか。みずみずしい感性を失いすれっからしと成り果てている現在、さすがに泣いたりはせえへんかったゆえホッとしたけど。 >とらねこはじぶんいがいのぜーんぶがきらいでいつもきらいなまましんでいったけどはじめてすきなものができたとき… >何を書いてもネタバレになりそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
愛さなければ、喪失の痛みも感じ得ない。 悲しみの源泉は愛である。 その痛みは命をなめ取るように削り去っていく。 王さまも、船のりも、手品つかいも、どろぼうも、おばあさんも、子どもも、ねこを愛したがゆえに一日じゅうないた。 白いねこの死は、100万回生きたねこにとって初めての愛の喪失で、これまで1回もなかなかったねこが100万回もないて、ねこの「一生」ぶんをないて、涙が尽きてはじめて「命」も尽きたのだろうかと思う。 ねこにとって一番苦しかったのはこの生だったが、一番幸せだったのもこの生だった。 実りのある生というのは、何かを愛した生なんだろう。 愛するのは未来の傷を背負うこと。それでも何かを愛してみたいと思える、すてきな作品。
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