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分身 の商品レビュー

3.7

775件のお客様レビュー

  1. 5つ

    113

  2. 4つ

    308

  3. 3つ

    259

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  5. 1つ

    4

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2024/04/09

鞠子の章、双葉の章で交互に話が進んでいくのが シーンの切り替わりが読んでて面白かった。 1996年の本を2024年に初めて読んだが 今の技術なら本当に実現出来るのでは?と思ってしまう。 この本は今は亡き母が昔読んでた本を 貰って読み終えたわけだが… 最後のページに 98.5...

鞠子の章、双葉の章で交互に話が進んでいくのが シーンの切り替わりが読んでて面白かった。 1996年の本を2024年に初めて読んだが 今の技術なら本当に実現出来るのでは?と思ってしまう。 この本は今は亡き母が昔読んでた本を 貰って読み終えたわけだが… 最後のページに 98.5.1(土)と手書きで書いてあり この日をなんとなく調べたところ 98.5.1(金)なのだが… 本編とは関係ないところに 最後のミステリー

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2024/04/04

愛されている人からの手紙やラストの初対面は感動したが、それまでに登場した人物たちとのその後が全くなくモヤモヤする…

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2024/04/03

この本は、鞠子の章と双葉の章が交互に書かれている。二、三の章で二人が何か関係があることに気づく。そこからハラハラの展開が続く。東野圭吾らしい読者を飽きさせない展開が次から次へと繋がっていく。 二人の悲しくも本人たちにとって耐え難い誕生の秘密。二人はこれからどんな人生を歩むのだろう...

この本は、鞠子の章と双葉の章が交互に書かれている。二、三の章で二人が何か関係があることに気づく。そこからハラハラの展開が続く。東野圭吾らしい読者を飽きさせない展開が次から次へと繋がっていく。 二人の悲しくも本人たちにとって耐え難い誕生の秘密。二人はこれからどんな人生を歩むのだろうか。現実の世界ではないのに、応援したいと思うのは。

Posted byブクログ

2024/03/29

『分身』(ぶんしん)は、東野圭吾の推理小説。1993年9月に集英社より刊行され、1996年9月に集英社文庫より文庫本が出版された。2012年にWOWOWでテレビドラマ化され放送された。 (Wikipediaより引用) ★結末の先は読者に委ねるという作品だと感じた。 鞠子と双葉は...

『分身』(ぶんしん)は、東野圭吾の推理小説。1993年9月に集英社より刊行され、1996年9月に集英社文庫より文庫本が出版された。2012年にWOWOWでテレビドラマ化され放送された。 (Wikipediaより引用) ★結末の先は読者に委ねるという作品だと感じた。 鞠子と双葉はラベンダー畑で会うシーンは、自分の利益や名誉の為に、禁断の領域と知りながら足を踏み入れる人間(氏家清、藤村、助手等)に対する作者の静かな怒りが表現されていると考えられた。 未知との出会いみたいな─ (解説─物語の趣向についてより一部引用) ★アンが親友のダイアナから貰ったカードの詩を紹介するシーン 『私があなたを愛するように あなたも私を愛するならば わたしら2人をひきさくものは 死よりほかには何もない。』 ・東野氏の『手紙』でもイマジンが小説の中の最重要キーワードである様に、『分身』でも〝赤毛のアン〟は鞠子にとって重要な役割を果たしていた。 ・更に、そこに父であった氏家清の告白が書かれてあったのも感動 ☆解説も含めて☆ 解説を読むと、理系出身であった東野氏の意思が強く現れている作品であることに変わりないと思った。 20年以上前に書かれた作品でありながら、現代でも通じる様なストーリー_流石。 私も理系学生として、何かを生み出す前にマイナス面をないがしろにせずどう向き合うかを考えていくのも〝作り出す側〟の責任だと思った。

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2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鞠子と双葉はクローンであった。 クローンは家畜などの面ではいい面もあるが、実際人間に適用するとどうなるかという一例が見れた物語だと思う。 クローンを造られた側の人間、それによって生まれた人間。どちらも悲しみに暮れる。自分の生まれたルーツをなかったものにされることは誰だって、存在意義を否定されたも同然である。彼女らを育てた母親達も、全く血が繋がっていないが、ちゃんと愛情深く育てたことには敬意を払う。母性とはそういうものなのかなと思った。 クローンは人の心をぐちゃぐちゃにしてしまうものだなと思った。

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2024/03/11
  • ネタバレ

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双葉の母のが事件を起こしたその日、双葉を思い彼女自身が生かした事実が温かくもあり切ない気持ちになった 今後は2人でどうか幸せに生きてほしい

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2024/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人の都合に翻弄された2人の少女の物語でした。双葉が「ママを殺したのはみんななんだ」と言うシーンがあるが、ママを殺したのはママ自身ではないか?中絶することに同意したのにも関わらず妊娠が進むにつれてやっぱ産んで、あの態度じゃあ殺されても文句言えないのでは?あと、晶子が可哀想だった。不妊治療で摘出された卵子を氏家清や双葉ママとかいう奴が自分勝手な理由で使い、クローンを作ってそのクローンに「認知して」って感じで来られても知ったこっちゃないよね。可もなく不可ややありの物語でした。

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2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

科学vs倫理 2人の登場人物の主観で交互に語られ、徐々に謎が解けていく過程は当事者のようで読んでいて面白かった。 また実際に人に対してクローン技術が使われたら、この物語のように苦しむ人が生まれてしまうのではないかと感じた。 やはり血は繋がってなくも母親は母親なんだなと読み終わって感じた。

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2024/03/02

2024/03/01 東野圭吾作品を久々に。きっかけは知り合いの方が面白いから読んでみた方がいいと薦めてくれたからです。 一見何の接点もない主人公の2人、小林双葉と氏家鞠子。 小林双葉は大学の友人とバンドを組み、氏家鞠子はごくごく普通の家庭で生活を送ってたのだが、小林双葉のバンド...

2024/03/01 東野圭吾作品を久々に。きっかけは知り合いの方が面白いから読んでみた方がいいと薦めてくれたからです。 一見何の接点もない主人公の2人、小林双葉と氏家鞠子。 小林双葉は大学の友人とバンドを組み、氏家鞠子はごくごく普通の家庭で生活を送ってたのだが、小林双葉のバンドがテレビ出演することになったことがきっかけで、さまざまなことが急激に動き出すようになる。 また、氏家鞠子の方も、母親が挙動不審になり突然の焼身自殺を図るのだが、このことに関して父は何か事情を知っていながら隠しているようなそぶりを見せる。 それぞれの2人が自分たちの知りたいことを求めていく過程で、2人の接点や、そこに絡むいろいろな思惑が明らかになっていくのが次の展開を読ませたくなるような構成になっています。

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2024/02/24

はじめね一節から面白い。ここからどんなドラマが巻き起こるのか期待大でした!色々予測しながら読んでしまいますが、よみとは違う部分もあったり当たりもあったりと楽しいひと時でした。ラストの締めも情景が目の前に…。やっぱ面白いよね東野圭吾作品!

Posted byブクログ