分身 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本当に久々に小説を読んだ。かなり文字に弱くなってる。それでも序盤、中盤は面白くてスラスラ読めた。 二人の主人公視点で物語が進み、 点と点が繋がっていって謎が解けていくのは読んでいて気持ちが良い。 謎自体がそこまで難解ではなく、ある程度読み進めたら、あー多分こういうことだろうな〜ぐらいの想像はついた。読んでいくと自分の予想通りに答え合わせができる、というのもそれはそれで良かった。 しかし、多視点であるがゆえに登場人物が多く、あっちで出てきて、こっちで出てきてみたいなので混乱した。 あとオチが弱い。ハッピーなのかバッドなのかもよくわからない終わり方で、あれだけ出てきた登場人物の結末が一つも書かれていない。 まぁ結局母は強いよね、ぐらい?
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半分も読まないくらいには、大体何が起きているのかは予想できてしまったから、あと半分はこれ以上何を掘っていくのかが気になって読了。 やっぱり予想通りの展開だったけど、登場人物がどんどん繋がっていって最後の描写になるのは良かった。 今、このようなことは実際に起こりうるのか、世界で1例...
半分も読まないくらいには、大体何が起きているのかは予想できてしまったから、あと半分はこれ以上何を掘っていくのかが気になって読了。 やっぱり予想通りの展開だったけど、登場人物がどんどん繋がっていって最後の描写になるのは良かった。 今、このようなことは実際に起こりうるのか、世界で1例もないと言い切れるのか少し気になった。
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ラストの描写は綺麗で好きだが、ストーリーの根幹になる謎が意外性がなく、ワクワクドキドキ感はあまりない。 書かれた当時(1990年代後半)に読んでいたら、また違った感想を抱いていたかもしれない。
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なんでその政治家のコピーを作ろうと思ったのか、掘り下げがいまいち。でもマリコの章とフタバの章とが交互にきて、二人がいつ出会うんだろうというドキドキ感が助長される構成は良いと思った。
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あなたの分身はどこにいる? 世の中に数名いるとされる全く同じ顔の人。ただ今回の話は、そんな都市伝説的な話ではない。昔から言われている話が本当に実現したら、私たちは実際にどうするのだろうか? そんな未来に起きそうな、でもやっぱりまだ起きていない、でも、イメージできるよね?...
あなたの分身はどこにいる? 世の中に数名いるとされる全く同じ顔の人。ただ今回の話は、そんな都市伝説的な話ではない。昔から言われている話が本当に実現したら、私たちは実際にどうするのだろうか? そんな未来に起きそうな、でもやっぱりまだ起きていない、でも、イメージできるよね?というテーマに関するお話。 私の場合は、同じ人がいたら最初はやっぱり、「こんにちは。」というだろうな。人は環境で作られる部分もあるけど、大切な心はいつまでも持っておきたいものです。
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さすが東野さん、面白かった。途中からは、なんとなく出来事の顛末は想像できたが、この小説を通して、作者は何を伝えたいのかを考えながら読み進めていった。 科学を超えたところの愛の関係が、人間を生かしていくというメッセージが込められていると思った。 『わたしがあなたを愛するように あな...
さすが東野さん、面白かった。途中からは、なんとなく出来事の顛末は想像できたが、この小説を通して、作者は何を伝えたいのかを考えながら読み進めていった。 科学を超えたところの愛の関係が、人間を生かしていくというメッセージが込められていると思った。 『わたしがあなたを愛するように あなたもわたしを愛するならば わたしら二人を引き裂くものは 死よりほかには何もない』 最後に引用されているこの詩が語っている。 表紙のレモンも大事な意味がある。
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北海道の大学に通う鞠子と東京の大学に通う双葉。 育った環境が全く違う二人は何故か瓜二つの女性。 タイトルの意味に納得!双子じゃなくて分身かぁ…と。 双子以上にそっくりな鞠子と双葉を結びつけるものとは一体どういうことなのか。二人の女の子が自分の出生の謎を解き明かす旅が交互に綴られて...
北海道の大学に通う鞠子と東京の大学に通う双葉。 育った環境が全く違う二人は何故か瓜二つの女性。 タイトルの意味に納得!双子じゃなくて分身かぁ…と。 双子以上にそっくりな鞠子と双葉を結びつけるものとは一体どういうことなのか。二人の女の子が自分の出生の謎を解き明かす旅が交互に綴られていき最終章ですべての謎が解き明かされ二人はついに出会う。内容が濃く読み応えがあり期待してた分、ラストが意外とあっさり終わってしまって個人的にはもっと掘り下げてほしかった。それにしても昔に書かれた作品とは思えない程内容が現代的で驚かされた。超えてはならない一線を超えた医療から起こる悲劇。踏み込んではいけない世界がここにあるのだと恐怖を覚えた。
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これはミステリーではなく、サスペンスですので、ミステリーを期待している人は注意。 最初無関係だった2人の女性が、少しずつ絡み合っていって最後に1本の糸になるらしいという流れは読みはじめから何となく予想できるものの、それが果たしてどのように影響しあっていかに絡み合っていくのかがすご...
これはミステリーではなく、サスペンスですので、ミステリーを期待している人は注意。 最初無関係だった2人の女性が、少しずつ絡み合っていって最後に1本の糸になるらしいという流れは読みはじめから何となく予想できるものの、それが果たしてどのように影響しあっていかに絡み合っていくのかがすごくドキドキします。
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私の愛読書にする。 薄切りにしたレモンに粉砂糖かけて少しずつかじりながら読み終えた。 初めて読んだ東野圭吾さんの作品。
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そっくりな2人の出生の秘密を知った時に、現実でありそうな奇妙さがあり、何とも言えない気持ちになった。
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