星を継ぐもの の商品レビュー

ジェイムズ・P.ホーガン(著者),池央耿(訳者)

2010/08/01

じぇーむず・ぱとりっく・ほーがんのでびゅーさくだったかな？

翻訳で唯一読み終わったやつかも…とにかく面白い。面白いが物語といえるかは謎。

2010/07/30

著者の訃報で話題になってたので、初めて読んでみました、おもしろい！！！
月で見つかった遺体の謎が明らかになる過程はもちろん、
登場人物がみんな魅力的で、ちょっと難しい科学用語が多いけれど、この小説の世界観にすんなり溶け込めます。

この小説の時代設定（21世紀初頭）は、核の力を無にする技術を得て、
世界が一つにまとまろうとしている、
戦争の恐怖がないので、軍事予算を宇宙開発に回せる、・・・という理想的な近未来。
現実もそんな方向に向かえば、
こんなロマンあふれるお話に近い発見が現実に起きるかもしれないのに、
と思った一冊でした。

2010/07/30

良作のＳＦミステリー。ミステリーの要素が強い。

月で見つかった五万年前の人間と全く同じ進化を遂げた死体。その解明の物語である。小説ながら、謎解明のプロセスが非常にロジカルであるため、物語仕立てのビジネス書が思い浮かんだ。しかし、その答えには大きな感動が含まれており、再読の際には手帳のくだりに涙腺があつくなった。

2010/07/27

濃厚だったぁ～
第一線であるコトの重要性、発想の柔軟さの必要性
どれをとっても完璧でしたぁ♪
続編二冊も早く読みたい！！

2011/08/03

ＳＦの名作。と薦められ一年たって夏が来て手にした本。翻訳ものはちくと苦手分野科学も苦手分野ですが・・・チャーリの謎を追って推理小説のように進む物語に惹きこまれました。　原子物理学者ハント氏がお散歩してて　ふっと謎が解ける瞬間と最後のシーンがとても印象的でした

2011/08/19

　もう二十年近く前に、作者の一連の作品を読んだ。　壮大な、SFミステリ小説。というか、ハードSFといった方がいいのだろうな。　SFなのだけれども、何というか、暖かな気分にさせられるというか。　　　結構夢中になって、読んだ記憶があります。　2010年７月12日に逝去。　瞑目合唱。

2010/07/20

そういえば、わたしが唯一好むSFものを忘れておりました。
週末に久々に読み返してみて（作者の訃報を偶然知ったもので）、やっぱり面白い！色褪せない！今後も時折読み返すだろうな、と。SFといよりミステリですからね。

2010/07/18

2010年7月12日、J.P.ホーガン逝去、その代表作。

いや文句なしに面白いですね。続編無しで単独で読んでも面白い。ドンパチも無く、仰天トンデモギミックも無く、割と理知的に話が進んでいくだけなのに面白いのだから、間違いなく名作であろうかと。
今更とか言わないでください。

2010/07/17

SFと言うよりは推理小説に近いかな～と思いました。少しずつ謎が明らかになって行き、また謎が増えていき、最後の最後にそれを覆すどんでん返しが！ってパターンが堪りません。続刊も続けて読もうと思います。

2010/07/16

J.P.ホーガンが7月12日に逝去したとのことなので追悼のため再読。月面で発見された五万年前の死体を巡る仮説と検証の展開はミステリそのもの。ラストのダンチェッカー教授の熱弁に込められたホーガンの人間賛歌も素晴らしい。