星を継ぐもの の商品レビュー
ブクログでレビューを見て読みたいと思っていたら何と家にありました。物理など知識がない為にわかりにくいところはあったけど、その辺は記述をそのまま受け止めて読み進みました。とっても面白かったです。
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1977年発表デビュー作。 ちょっとずつ読んでいると最初の方を忘れるので、せっかくいいシーンなのに「コリエルって何?」となってしまい悲しかった。
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「いかにスケールのでかい嘘をつけるか」というSFの命題に対して、最高の回答として用意されたかのような小説。月で発見された謎の遺体。国連宇宙軍という政府機関が世界規模で有識者を募りチームを作り、その謎を解き明かしていく。謎へのアプローチも様々で面白い。言語学、数学、物理学、生物学、...
「いかにスケールのでかい嘘をつけるか」というSFの命題に対して、最高の回答として用意されたかのような小説。月で発見された謎の遺体。国連宇宙軍という政府機関が世界規模で有識者を募りチームを作り、その謎を解き明かしていく。謎へのアプローチも様々で面白い。言語学、数学、物理学、生物学、宇宙学etc。そして、集う人間も有能かつ個性的。さながら知の闘技場と化した現場の雰囲気、その熱量が伝わってくる文章は最高だった(近作でいえばシン・ゴジラの巨災対のような)。
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有名なSF、しかもミステリ界のお歴々の皆さんにも高評価をいただいている本だと知っていたのですがなぜか避けて通ってきっましたが意を決して。 速読派の私ですがもったいなくて というか、飛ばし読みや斜め読みをしてはいけないのではないかという畏怖の感に囚われてなんと三週間もかけてちょっとずつ読み進めました。 地球的規模の大きい感慨に包まれて感想なんて畏れ多くて述べられません。 生涯の10冊を選べと言われたらこれからはこの本も上げようと思います。ただ続きをすぐ読みたいかどうかはまた別の話で・・・ うっかりこの自分が理系女子なのでは?などと勘違いしてしまうほどのめり込みました。 「サピエンス全史」また読みたくなりました。
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圧巻。 1977年に出版されたようだが、まるで色褪せない。 それどころか、現代の小説のなかでも抜きん出ているのではないかと思えるほどだ。 詳しく書くと、読了後の感動が減るので、このへんで終わらせるが、 我々が「星を継ぐもの」だ。
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月面で見つかった謎の死体を巡る研究者たちの取り組み. 仮説を立て,それを裏付けるための証拠を集めるという研究の基本がきちんと書かれている.
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普段SFは読まないが、ミステリとして手に取った。 真相がなかなか意外で壮大である点や、読後感などは良いのだが、小説というよりアイデアの骨子に描写をつけくわえたもの、という印象が残る。
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だいぶ前に星野之宣が描いた漫画を読みましたが、ようやくホーガンの原作を読了。かつて太陽系には第10番目の惑星があり、そこから脱出した一握りの生存者が地球に降り立つという、まさにSFらしい構想ですが、これだけでは星野版には及ばないだけに、これは全編読んでみるしかありません。
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3.5 宇宙SF。サイエンス要素がそれなりに濃くなかなか面白い。全ての分野の科学者が集まり議論していくのはなかなか臨場感がある。ハントが出世していくところもなかなか面白いが、ハントが宇宙軍に行った後、メタダインの話が一切でなくなるのが少し切ない。 チャーリー・ルナリアンの話は謎解き進んだが、ガニメアンの話は中途半端。続編があるらしい。宇宙の壮大な話人類の起源だったりと、結構ワクワクさせられる。続きがあるらしい。
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やはり外国人の小説は自分にとって少し読みづらい いろいろなアイディアや人間の歴史を知れたのが良かった もう少し小説として完成度の高いSF今度は読んでみたい 月が移動してきたと言う考えがなるほどと思った
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