星を継ぐもの の商品レビュー
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結構難しい話しだった。西暦2028年、月面で5万年前に死亡した、「人」のようなの遺体が発見される。宇宙服をまとった遺体には名前の書かれたプレートがあり、そこには「チャーリー」とあった。しかし、5万年前に人類が宇宙服を着て月にいたはずはない。世界中の科学者たちは、チャーリーの正体をめぐって大論争を繰り広げる。自分の中では人類がタイムマシンを発明したのか!って予想して読んでいったが、別次元のストーリー展開。確かに「猿」から「人間」の進化の過程って合ってるの?って疑問をもつ。でも今はDNA鑑定があるからね。④
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海外SF小説が読みたくて買ったけど、かれこれ5〜6年は放置したまま読んでいなかった本。 読みはじめたのは良いもののあんまり進まず…。私的海外小説あるある、人物名・地名・組織名などなどの固有名詞が文章中にたくさん出てきて頭に入らない、という現象が今回も発生しました!それもあり、少し...
海外SF小説が読みたくて買ったけど、かれこれ5〜6年は放置したまま読んでいなかった本。 読みはじめたのは良いもののあんまり進まず…。私的海外小説あるある、人物名・地名・組織名などなどの固有名詞が文章中にたくさん出てきて頭に入らない、という現象が今回も発生しました!それもあり、少し読んでやめる、再開するけどまた固有名詞分からないからやめる、を繰り返してました。 けれど中盤あたりからはぐんぐん惹きこまれていってほとんどイッキ読みでした。 大筋のストーリー、月面で5万年前の遺体が見つかるところから始まる有識者達のああでもないこうでもない論議が好きでした。また、個人的に主人公のハント博士がすごく好きです。ストーリーとは特に関係のない部分なのでここに書かせていただきますが、ハント博士が「現実」の捉え方について述べている箇所があります。その部分の文章を1度読み理解できず、5度ほど読み返しましたがやはり理解できず、何言ってるんだこの人は…?、となりましたがそれと同時にこういう独特な感覚が有識者達には必要なのかもなぁ、とも思えました。また、理解できない部分も含めてハント博士が魅力的なキャラクターに私には思えます。 私的海外小説あるあるその2、言い回しが独特で何言いたいのかよく分かんねぇな、となる現象も結構ありましたが、個人的にはこの現象が嫌いではないので楽しみながら読むことが出来ました。 1970年代のSF小説ですが、いま読んでも十分面白かったです!また、SFでありながら謎解き要素もありミステリー好きな人も楽しめるのではないかな、と思います。
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月で発見された5万年前の死体と木星の衛星「ガニメデ」での宇宙船の残骸との関係を科学・物理・数学を使って研究者が謎を解き明かそうとするまさに「ハードSF」って感じでした。 自分も理系の大学だったので、この小説に出てくる「三角関数・熱力学第二法則・エントロピー」などの理系の用語がでてきて、懐かしいなぁっと思いながら読んでました。面白かったです。 「人間は地球に隔離された枝から進化した」この言葉が印象に残ってます。
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推理小説しか読まないけど、図書館で何気なく手に取ってみたところこのアプリの評価が4.0超えてたので初のSF挑戦してみた 総合的にみると、場面がほぼ変わってないし最初から最後まで同じ問題に取り組んでるにも関わらず気になってしまう内容で飽きずに読み切れておもしろかった! ただ、全体的...
推理小説しか読まないけど、図書館で何気なく手に取ってみたところこのアプリの評価が4.0超えてたので初のSF挑戦してみた 総合的にみると、場面がほぼ変わってないし最初から最後まで同じ問題に取り組んでるにも関わらず気になってしまう内容で飽きずに読み切れておもしろかった! ただ、全体的に専門用語が多くて集中力が切れると挫折しそうになるので-1して、⭐️4.0
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高校生の頃に初めて読んだSF小説であり、未だ私にとってのSF最高傑作です。 あらすじ 人類がやっと月面に住むようになった未来の世界。月の裏側で発見された"5万年"の宇宙服の男。彼は本当に人類なのか?どこから来たのか?謎の遺体"チャーリー"...
高校生の頃に初めて読んだSF小説であり、未だ私にとってのSF最高傑作です。 あらすじ 人類がやっと月面に住むようになった未来の世界。月の裏側で発見された"5万年"の宇宙服の男。彼は本当に人類なのか?どこから来たのか?謎の遺体"チャーリー"を紐解く化学ミステリー。 4部作の一作目(本当は5部作だけど。。。)ですが、この一冊だけでも充分楽しめる作品です。ミステリーは好きだが、SFは未読な方にはオススメです。チャーリーの遺留品の解析シーンなどは、考古学的なアプローチもあり、次々に明かされる新事実に胸を躍らせました。 ぜひご一読を!
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今から50年近くも前に書かれた小説とは思えないほど太陽系で起きた壮大な過去と未来、絶望と希望がリアルに描かれていました。謎解きが進む中で宇宙の前では地球も人類もあまりに無力で無知であることへの恐怖。フィクションだと分かっていてもひょっとしたらと。この先、近い未来に地球に人類に起こ...
今から50年近くも前に書かれた小説とは思えないほど太陽系で起きた壮大な過去と未来、絶望と希望がリアルに描かれていました。謎解きが進む中で宇宙の前では地球も人類もあまりに無力で無知であることへの恐怖。フィクションだと分かっていてもひょっとしたらと。この先、近い未来に地球に人類に起こることかもしれません。星を継ぐもの。この題名の意味がしみじみと胸に広がってくる読後です。面白かった。
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このような作品を個人的に「『ドラえもん』でいうところの『雲の王国』的だ」と表現することがある。比較的華々しい展開はない。思い描くSFより落ち着いている。人類の粋を結集した有識者会議が魅力的に映るのはなんでだ。 あんまり結論がピンとこなかった。もしも月がミネルヴァだったとしたら、...
このような作品を個人的に「『ドラえもん』でいうところの『雲の王国』的だ」と表現することがある。比較的華々しい展開はない。思い描くSFより落ち着いている。人類の粋を結集した有識者会議が魅力的に映るのはなんでだ。 あんまり結論がピンとこなかった。もしも月がミネルヴァだったとしたら、ファンタジーになってしまうんだろう。やはり、推理系は向いていない。
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前半全く内容が入ってこなくて、何年もかけて何回も前半ばっかり読み直してたけど、月面調査に進展があってからはどんどん面白くなって、読書スピードが格段に上がった!大発見に次ぐ大発見で、一見無関係に思える点と点が繋がった時は驚きと感動で涙が出そうになった。宇宙ってロマンだわー…。 諦め...
前半全く内容が入ってこなくて、何年もかけて何回も前半ばっかり読み直してたけど、月面調査に進展があってからはどんどん面白くなって、読書スピードが格段に上がった!大発見に次ぐ大発見で、一見無関係に思える点と点が繋がった時は驚きと感動で涙が出そうになった。宇宙ってロマンだわー…。 諦めずに読んで、ここまで来れて本当によかった。続編も気になります! ただ、最後ダンチェッカーがキマりすぎてて、ちょっと怖かったな…。
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月面で発見された真紅の宇宙服を着た生物の死体。チャーリーと名付けられたその死体は、人間と全く同じ特徴を持っているものの、死亡したのは数万年前ということで、大きな謎が残ります。 すなわち、この生物が人間だとするとその文明の痕跡が地球上に残っていないことが説明がつきません。他方、人間とは別の惑星の生物とすると、人間と全く同じ特徴に進化したことはあり得ないことになります。 チャーリーは何者でどこから来たのか? 派手な戦闘や血湧き肉躍る冒険はありませんが、上記のシンプルな問いの答えを探して科学者達が論争をしていく物語です。 月の位置が変わるという大どんでん返しが分かったときの興奮は今でも鮮明に覚えています。 まさにセンスオブワンダーの極地。 この本の記憶をなくしてもう一度白紙で読めたらどんなに幸せか・・! 紛れもなくハードSFの傑作です。
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