敬友録 「いい人」をやめると楽になる の商品レビュー
テーマに沿った文章を過去の作品から集めた文章集。 言葉は良いのだけれで、作品を読んだことのある方なら分かると思うが、その言葉が出るまでの背景が大事で、その部分だけ切り抜くものではないように思う。
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過去の作品(小説・エッセイ)からの切り出し。 刺さるものが沢山あり、元の作品も何冊か読んでみようと思う。特に「自分の顔、他人の顔」という作品。
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読む人や読むタイミングによって全然印象が違うかもしれない。 今の自分に刺さる言葉がいくつかあればそれで十分!
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いろんな本からの抜粋で構成されている、名言集のようなもの。なるほどなあ深いなあと思う言葉もあったが、特にめちゃくちゃ感銘を受けるわけでもなく。むしろ元の本を読みたくなった。やっぱり文脈がもたらすものってあると思うので、ハイライトだけ並べられてもあまり感動しない。
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(09.24.2016) 曽野綾子氏の文章は好き嫌いがはっきり分かれそう。私は割と彼女と似たような性格なので、共感できるところが結構あったが、全く共感できない人もたくさんいると思う。
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いい人をやっていると疲れる。悪い人だという評判は、容易にくつがえらないから安定がいい。縛られない、失望しない、傷つかない、重荷にならない-疲れない「つきあい方」を説く。曾根綾子の著作物の中の文章を引用して、カテゴリー毎に並べ替えたもの。読み始めは、何だ!これは?だったが、読み進む...
いい人をやっていると疲れる。悪い人だという評判は、容易にくつがえらないから安定がいい。縛られない、失望しない、傷つかない、重荷にならない-疲れない「つきあい方」を説く。曾根綾子の著作物の中の文章を引用して、カテゴリー毎に並べ替えたもの。読み始めは、何だ!これは?だったが、読み進むうちに、共感する部分が多々あり、こんなに自分の人生観とよく似た人もいるのかと感心しながら、非常に気分よく最後まで読み終えた。考え方の違う人の著書を読んで、納得と反省と批評をするのもいいが、時には、気楽に頷きながら本を読むのも悪くない。後にもう一度読んでみたいと思った本だった。いや、引用されている元の本を読めばいいのか?取り敢えずは、「自分の顔、相手の顔」(講談社)「悲しくて明るい場所」(光文社文庫)「悪と不純の楽しさ」(PHP文庫)「二十一世紀への手紙」(集英社文庫)といったところかな・・・。
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いい人について知りたくて読書。 自分という幹しっかりと持っている人。 他者依存や他人を期待していると常に振り回される。 自分の内なる声や欲に素直に従い、自分独自のルールをしっかりと持っておくこと。 品格、品性、人間性を常に高めることの重要性を考えた。 読書時間:約1時間
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自分が職場で悩みを抱えていた時に購入したものだが、再読してみると今の悩みともオーバーラップして、本書の書きぶりに身につまされるものがあった。そして、読んでいる最中に職場の人間関係や我が子とのやり取りの場面が浮かんできて、読書に集中できずに字面だけを追ってしまうことが度々。自分自身...
自分が職場で悩みを抱えていた時に購入したものだが、再読してみると今の悩みともオーバーラップして、本書の書きぶりに身につまされるものがあった。そして、読んでいる最中に職場の人間関係や我が子とのやり取りの場面が浮かんできて、読書に集中できずに字面だけを追ってしまうことが度々。自分自身の不出来を思い、やるせない……
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いい人かどうかは分からないけど、文章により救われるということもあるんだと思った。孤独や劣等感を感じやすい時代なので、それと向き合う為にはいい本だと思う。
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レビューが賛否両論甚だしい。 昔の自分の考え方そっくり。 毒や悪を持つ人間社会の現実の中で、死なずに身を守りながらやっていく方法。
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