敬友録 「いい人」をやめると楽になる の商品レビュー
曽野綾子先の文章に共感する。 稲盛和夫さんのようなポジティブポジティブな文章にわくわくしながらも、自分は曽野綾子先生のようなものの見方をしていると感じた。
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いい人というのには2種類あって、『都合の』いい人、『どうでも』いい人、という言葉が前に隠れている、世間一般で褒め言葉とされているもののなかなか惨めな評価なのくらいは知っています。というか、大体の人がそれを知った上で、いい人という言葉を使うのですから、人間って不気味ですよね…。 そ...
いい人というのには2種類あって、『都合の』いい人、『どうでも』いい人、という言葉が前に隠れている、世間一般で褒め言葉とされているもののなかなか惨めな評価なのくらいは知っています。というか、大体の人がそれを知った上で、いい人という言葉を使うのですから、人間って不気味ですよね…。 それでも、いい人をやめるには勇気が要ります。無理にでも相手を褒めなくては「なんだコイツ、生意気な。面白くねー。」とシラけられたり、運が悪いといじめに発展したりもっと酷いことも起きるかもしれません。 でも、そんな人間関係はさっさと捨てて、楽になれた開放感・爽快感は何にも代え難い、個人として生きるためには必要不可欠な幸せであると、改めて感じました。 都合のいい人・どうでもいい人として、周囲に利用されて心をすり減らしているならば、本書を手にとって、いい人をやめて自由になるものいいかと思います。
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パーティーと写真を撮られることが大嫌いだという曽野さん。まあ、私とおんなじ♪と嬉しくなりながら読みました。とっても痛快で、読んでいるとスッキリします。曽野さんの様々な著作からテーマ別に抜粋した文章を集めた本なので、まるごとの著作も読んでみたくなりました。キリスト教徒だから個人主義...
パーティーと写真を撮られることが大嫌いだという曽野さん。まあ、私とおんなじ♪と嬉しくなりながら読みました。とっても痛快で、読んでいるとスッキリします。曽野さんの様々な著作からテーマ別に抜粋した文章を集めた本なので、まるごとの著作も読んでみたくなりました。キリスト教徒だから個人主義なのかなぁ。それでも、日本の古き良き価値観みたいなものも併せ持っていて、共感する部分が多かったです。時には、厳しい言葉に自分が恥ずかしくなることもあったけど。30代でうつを克服したということで、うつを克服する過程で深められた考え方もあるのかなと思いました。
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引用だけで一冊の本にするなんて、一体どういう神経をしているのだろうか。 前後の文脈とつながることで言葉は生きてくるはずである。 それを切り貼りしたものだけ並べ立てて分類わけして言いたいことを箇条書きの様に…。 もしかしたらいい事を言っているのかもしれない。しかし、構成により上...
引用だけで一冊の本にするなんて、一体どういう神経をしているのだろうか。 前後の文脈とつながることで言葉は生きてくるはずである。 それを切り貼りしたものだけ並べ立てて分類わけして言いたいことを箇条書きの様に…。 もしかしたらいい事を言っているのかもしれない。しかし、構成により上滑りの安っぽいものになってしまっている。 なんともざんねん。
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引用された言葉で、なるほど!そうそう!と思う部分もあるけど、やっぱり自分は「いい人」を辞められないと思った… でも、そんな考え方もあるよねーくらいに自分の中でたまに考えられたら少し楽にはなるのかな。
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題名にひかれて買ってみたけど、筆者とは価値観が少し違うかな。あまり共感できず。 もちろんこれは筆者が悪いとかでは無いので自分の問題。
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著者の作品から人間関係に関するものを抜粋してまとめたもの。まず最初の感想、全然いい人をやめてない。この本に出てくるのはいい話、いい人ばかり。現実的な厳しい話もあるけど少なくとも悪の話はない。「いい人とは」というタイトルの方がよっぽど納得する。一章で「人はみな、あるがままでいい」と...
著者の作品から人間関係に関するものを抜粋してまとめたもの。まず最初の感想、全然いい人をやめてない。この本に出てくるのはいい話、いい人ばかり。現実的な厳しい話もあるけど少なくとも悪の話はない。「いい人とは」というタイトルの方がよっぽど納得する。一章で「人はみな、あるがままでいい」と言っているが、二章以降は延々それを否定しているような…。結局なにが言いたいのか。そして話が理想論的過ぎる。NGOに参加してグローバルな視点を持っている人がどうしてこんなことを書くのか不思議だが、カトリックの教育を受けていると聞けば妙に納得。言っていることはほとんど正しいしと思う。しかし自分はこうはなれないし、もしこの本に書かれてるような世界があったらそれはどんなにつまらない世界だろう。
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二十歳すぎた頃から感じていた、 善意の押し売りや他人への強要への違和感、 ボランティアとか「おばあちゃんに席譲る」100%肯定への違和感、 それまで煙草よくない!身体に悪いし口臭い!と思っていたのに、 なぜか煙草吸う人の方が魅力的な人が多い気が・・・ と思うようになったこと、 ...
二十歳すぎた頃から感じていた、 善意の押し売りや他人への強要への違和感、 ボランティアとか「おばあちゃんに席譲る」100%肯定への違和感、 それまで煙草よくない!身体に悪いし口臭い!と思っていたのに、 なぜか煙草吸う人の方が魅力的な人が多い気が・・・ と思うようになったこと、 こういう一連の自分の中の「善意」とか「正しさ」とか、 そういうことへの消化不良が、すーっと解消された感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
曽野綾子さんの潔さが好きだ。「それでもプリミティブな人々は、日本人と違って「人は皆平等だ」などという幻想に毒されていないから、自殺もせずに差別や憎悪や蔑視の中でも逞しく生きて行く。」という分が好きだ。ぼんやり待っていても平等はやってこないし、平等には扱われない。
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これを読んだ結果、僕はいい人でないと判明。ただ過労で倒れた時はいくつか当てはまるものがあった。 働き過ぎの人は読んだ方がいいかも。
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