シドニー！ コアラ純情篇 の商品レビュー

村上春樹(著者)

2009/10/07

普通のシドニーオリンピック観戦期かと思いきや、
いきなり、アトランタオリンピックの、有森裕子の一人称から始まっていて、
ものすごい、びっくりしました。。。
基本的にはシドニーオリンピックの実況中継がコンセプト・・・
なはずですが、意外に競技の実況中継が少なくて
むしろ、オーストラリアの成り立ち、熱狂する人々、風景、食べ物等の
描写の方が多いかも！？
彼ならではの少しシニカルな目線が面白い。そして、相変わらずのハルキ節♪
彼のエッセイが好きな人にはお勧めです。
・・しかしまぁ、今現在、東京オリンピック誘致に燃えてらっしゃる某都知事あたりに
読ませたら、頭から湯気立てて怒り出しそうな気がしなくもない。。

2009/10/07

村上春樹のシドニーオリンピックを観戦記を綴る。
この企画自体を本当に楽しんでいるのか疑問ではあるが、
村上春樹というフィルターを通してみた選手の姿は、
なんとも要点をついていて、ユーモアがある。

日常を切り取る力、見方をそのままシドニーにもってきたようで、
何気ない普通のことを、普通に書く。皮肉と風刺もばっちり。
それで、面白い。
物書きって素敵だな。

2009/10/04

村上春樹的オリンピック観戦記　オーストラリアの豆知識も書かれていた。しかしなんだか味気ない感じがした。

2009/10/04

村上春樹って、前から思ってたけど、論理的な人じゃないよね、どちらかというと、情緒的な人かな。漠然とした人だよね。そこに意味を見出すのか見出さないかで、評価は変わってくると思うけど。小説なんかでも曖昧にしてるけど、それは、確固とした意図があってのことなのかどうなのか、本人にしかわかんないところ。
僕は、彼の比喩表現は、くどく感じて、正直あまり好きじゃない。なんか取ってつけたような感じがするのだ。
このシドニー日記は、ほんとに日記って感じで。ほんとにそこらへんの人が書いてるような日記って感じで、沢木耕太郎のうまさが比較するとよくわかる。

2009/10/04

雑誌Nomberが北京オリンピック前に読むべき本として推薦していた。オーストラリアの歴史を振り返りながら、ロードムービー的かつ日記形式の記述はいつもの村上春樹節が炸裂していて面白く読めた。

2009/10/04

村上春樹がシドニーオリンピックを実況中継。
通勤途中で読みかけのが終わりそうなときに、
予備で持ち歩いているので未・読了。（最近こんなんばっかり（笑））

スポーツの祭典にそれほど興味があるわけではないけれど、
彼の視点で語られると、感動的な物語がそこにあるように思えてくる。
こういう人を、うまいって言うんだろうねぇ。ホントに。

2009/10/04

シドニーオリンピックの年、オーストラリアにいた。
そしてオリンピックが始まる１ヶ月前に帰国。
オリンピックが退屈。
全く同感。

2009/10/04

２０００年のシドニーオリンピックにまつわるお話。
オリンピック前後のお話もたくさんあるので、観戦記って感じじゃない。
ハルキさんらしく、マラソン、トライアスロンらへんの文章に熱がこもってる。
ハルキさん、有森さんと仲良し？なんですね。

2009/10/04

ムラカミハルキ的、シドニーオリンピック体験記。ハードな長距離ランナーとしてのマラソン競技考察もおもしろい。

2009/10/04

オリンピックが近いからでしょうかね？なぜか読みたくなってしまいました。春樹さんも行っていた本屋に私も行った事のあります。本屋の雰囲気を思い出しました。あとコアラ通になりましたよ。