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シドニー! コアラ純情篇 の商品レビュー

3.7

41件のお客様レビュー

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2013/05/02

テレビや雑誌なんかで見るより断然リアル。 舞台裏を覗けてる感じかな。 村上さんは表現がうまくてすっと読める。 オーストラリアやオリンピックの知らない側面を見ることができた。

Posted byブクログ

2013/04/15

随分前に古本屋で購入したものの読んでいなかった本の一つ。村上春樹は文章が上手ですね。 個人的にあまりオリンピックに興味は無いのでシドニーオリンピックかあ、いつだったっけ?と言うイメージですが10万払った開会式をつまらないからって選手入場Dの辺りで帰ってしまう村上氏も大概のもので...

随分前に古本屋で購入したものの読んでいなかった本の一つ。村上春樹は文章が上手ですね。 個人的にあまりオリンピックに興味は無いのでシドニーオリンピックかあ、いつだったっけ?と言うイメージですが10万払った開会式をつまらないからって選手入場Dの辺りで帰ってしまう村上氏も大概のものです。まあそう言う人が書くから面白いのかもしれませんが。そう言えばふっと思い出したのですが前の職場にタカハシさんと言う方がいらして、娘さんがシドニーオリンピックの際、オリンピックをみたいだか働きたいだか言ってオーストリアに行っていたという話をふっと思い出しました。休暇なのに写真を取ってこいと命令されたタカハシさんとは多分別人だとは思いますが。続きも楽しみです。

Posted byブクログ

2012/09/04

シドニー大会の観戦録のようなものと思っていたら、オリンピックというよりオーストラリアについてかなり春樹的に語られている(=ディスらry)エッセイだった。オーストラリアへ行きたい気持ちはどんどん削られていくけれど後編もぜひ読みたい。

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2011/11/14

アスリートたちへの描写は、緊張感をはじめ様々な感情や、肉体、そして息づかいや勝負の分かれ目まで見事で、スポーツに対して、なみなみならなぬ鑑識眼を村上春樹がもっていることを感じる。 その他の旅行記や食べ歩き、オリンピックへのちょっとした嫌悪感などは、肩の力が抜けていて、その辺の...

アスリートたちへの描写は、緊張感をはじめ様々な感情や、肉体、そして息づかいや勝負の分かれ目まで見事で、スポーツに対して、なみなみならなぬ鑑識眼を村上春樹がもっていることを感じる。 その他の旅行記や食べ歩き、オリンピックへのちょっとした嫌悪感などは、肩の力が抜けていて、その辺の緩急のつけかたもまた見事。

Posted byブクログ

2010/10/31

シドニーオリンピックのレポートの1冊目。最初のアトランタ女子マラソンの書き出しでぐいぐい引き込まれる。著者が集団競技にもオリンピックにもさして興味をもっていないので、ときどき横道にそれるが、それがまた面白い。オーストラリアっていろいろといいかげん、もといおおらかなのね。ということ...

シドニーオリンピックのレポートの1冊目。最初のアトランタ女子マラソンの書き出しでぐいぐい引き込まれる。著者が集団競技にもオリンピックにもさして興味をもっていないので、ときどき横道にそれるが、それがまた面白い。オーストラリアっていろいろといいかげん、もといおおらかなのね。ということがわかる本。

Posted byブクログ

2010/09/05

・7/20 村上春樹は初めてだ.シドニーオリンピック紀行だけど、日記形式だからまあ楽といえば楽かな.(何が?)読了.

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2010/06/05

ものすごく長い間積読になってた本を再読。 読み始めたらあっという間でした。やっぱりこの人の書く言葉の雰囲気が大好きだということを再確認しました。 書いていることのどこにも不必要なものがない、というか、話自体はあっちこっち脱線しつつも、その脱線具合が楽しかったり、すごく興味を引か...

ものすごく長い間積読になってた本を再読。 読み始めたらあっという間でした。やっぱりこの人の書く言葉の雰囲気が大好きだということを再確認しました。 書いていることのどこにも不必要なものがない、というか、話自体はあっちこっち脱線しつつも、その脱線具合が楽しかったり、すごく興味を引かれたり。ひとつひとつの言葉に力がある。だけど全体的な雰囲気はほわーんと脱力してて。。 ああ、やっぱりいいわー。

Posted byブクログ

2011/09/28

オリンピックなんて全然興味がなかったが、少し体を鍛えるようになって、本気でターザン(マガジンハウスの雑誌)を再び購読し出した。そしたら、本棚に積んだままになっていたこの本に目が行った。読み始めてみると面白い、自転車、登山、カヌー、スキーなどのアウトドアスポーツは好きだったけれど、...

オリンピックなんて全然興味がなかったが、少し体を鍛えるようになって、本気でターザン(マガジンハウスの雑誌)を再び購読し出した。そしたら、本棚に積んだままになっていたこの本に目が行った。読み始めてみると面白い、自転車、登山、カヌー、スキーなどのアウトドアスポーツは好きだったけれど、そして昔駅伝はやったことがあったけれど、それ以外のスポーツを観るのも面白いだろうなあと思える。ここに書いてある、トライアスロンは自分でもやるるので、とても興味深く読めた。さらにオーストラリアの旅ルポ物としても面白い、さすが村上春樹。

Posted byブクログ

2009/10/27

やっぱり彼のエッセイは、面白い。オリンピックの開会式に興味がない、という彼に共感。私も、あの長々しい開会式をずっと見ている人は、すごいな~・・・と感心する。昔は、友達とイベント的にテレビで見てたけど。

Posted byブクログ

2009/10/07

シドニーオリンピックのエッセイ。今ごろかという感覚はありますが、冒頭のマラソンの文章なんかを読むと、改めて村上春樹ってすごいんだな、と思わされます。かといって、エッセイ部分は個性を残しつつ、軽妙な話口調で進むので、いつの間にか読み終わってしまいます。

Posted byブクログ