カレーライフ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「超大盛りカレー小説」と銘打たれた、「カレー」がテーマの小説。 ただのガジェットとして、なんだったらマクガフィンとしてカレーが出てくるのではなく、がっつりたっぷり余すところなくカレーのお話。 ラーメンよりもカレーが大好きな僕としては、外せない作品。 カレー屋を開きたい青年が、いとこたちを集めて祖父のカレーの味を再現しようと、日本のみならず、かのバーモントの地まで出かけたり、本場とされるインド、そして沖縄でおもいでの味を巡る、青春小説。 「読めば必ず食べたくなる」といううたい文句は伊達じゃありません。 ちなみに、この作品中で出てくるカレーに一番近いカレーは、もうやんカレーの豚角煮カレーだと思っております。絶品。ちと高いけど。 http://moyan.jp/ あとちなみに、この作品を読んだ影響で、「カレーがテーマの芝居」を作りました。 http://www.o-matsurimerry.com/stage/lcs/ 『Lucky Cream Soda』という、タイトルからはまったくカレー臭を感じさせない、しかも中身はヒーローと悪の帝王が戦う『20世紀少年』チックなノスタルジー物語という、こう書いただけではまったく意味がわからない作品ですが、すこぶるおいしい……面白いですよ。 ブクログのパブーにて脚本も公開してますので、良かったらどうぞ。 『Lucky Cream Soda』 http://p.booklog.jp/book/27806 話を戻して、この小説は、ページ数的には、それなりに分厚いのですが、ものすごく丁寧に描写され、且つ、登場人物たちが一人一人しっかりと活きているので、とても読みやすいです。 竹内真さんの作品はいつも好印象なので、好きな作家さんです。 お勧めします。 ごちそうさまでした。
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カレーを題材にした青春小説。いとこたちが亡くなった祖父の屋敷でカレー屋を始めよう、というお話。祖父の作ってくれたカレーの味を再現する為に、そして、祖父の知られざる過去を調べる為に、アメリカ、インド、沖縄を旅する。場所ごとに面白いイベントが用意されていてなかなか面白い。読み進める中...
カレーを題材にした青春小説。いとこたちが亡くなった祖父の屋敷でカレー屋を始めよう、というお話。祖父の作ってくれたカレーの味を再現する為に、そして、祖父の知られざる過去を調べる為に、アメリカ、インド、沖縄を旅する。場所ごとに面白いイベントが用意されていてなかなか面白い。読み進める中でカレーが食べたくなること複数回。マイナスポイントは話が若干長く感じられたこと。 スポーツをモチーフにした青春小説は良く見かけるが、料理を素材にしたものは珍しい気がする。
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気になったので読んでみました。 とりあえず長いですね。これほど長い必要もあまり無いかなあ、なんて思いました。特に沖縄過去編はダレました。カレー屋になる話ならそれで、じいちゃんの過去話ならそれで分けたほうが読みやすかったのではないかと思います。 個人的には主役があまりにも特...
気になったので読んでみました。 とりあえず長いですね。これほど長い必要もあまり無いかなあ、なんて思いました。特に沖縄過去編はダレました。カレー屋になる話ならそれで、じいちゃんの過去話ならそれで分けたほうが読みやすかったのではないかと思います。 個人的には主役があまりにも特徴が無く、よいところも(悪いところも)無いので読んでいて親近感も持てず、コイツは何で劣等感も抱かずワタルと一緒にいられるんだろうと不思議でなりませんでした。ワタル君は大学生で、オンナにもてて、人当たりがよくってコミュニケーション能力が高いってアナタ(笑)。しかも調理師免許まで持っていて自称料理好きの主人公より料理が上手いときたもんだ。それって悔しくないのかな?(個人的にはワタルのような性格の人は人生舐めてる気がするので好みではないですが)ヒロインの海外留学の理由もありがちだし、優等生がある日いきなり家出とかもありそうな話だしなんと言うか色々ありそうな話を集めて作ったんだなあ、と言う印象です。 料理のことも、訪れた各地域のことも専門的に書かれたわけではなくサラっと上っ面をなぞってみた、と言うような印象でした。色々良くも悪くも嘘っぽいところもアリ、なのか。知らないで行動しちゃうのがよいこととは限らないよねえ…。流石にインドでは日本カレー最高、のような展開にはならずほっとしました。沢木耕太郎を読んでバックパッカーになって各地に散らばった日本の若者って多いんだろうな…。罪作りな本だなあ。 何でも混ぜても何とかなりそうなところはまさしくカレーでしょうかね。カレーライスは偉大だ、と言うところでこの評価です。
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友人がこの本に触発されてカレーパーティを開催した本。 それに影響受けて読んでみたのだけど、カレーのためにアメリカ、インド、沖縄って…w ぶっ飛んでるけど面白かったです。 旅に出たくなる本、そしてカレーを作りたくなる本。
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表紙のインパクトに驚いて、思わず手にとってしまった。 ブ厚いけどテンポ良くて、すらすら読める。 カレーと共に世界を旅した気分です。 *********************************************************** 内容(「MARC」データ...
表紙のインパクトに驚いて、思わず手にとってしまった。 ブ厚いけどテンポ良くて、すらすら読める。 カレーと共に世界を旅した気分です。 *********************************************************** 内容(「MARC」データベースより) 人は死ぬものなのだと知ったのは、カレーライスを食べた後だった。 その死がぼくとカレーを結びつけ、もう一つの死がぼくの背中を押した。長く奇妙なその旅に、ぼくの平穏な生活は丸ごと飲み込まれていった。
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「学校とか受験とか会社とか、既成の枠の中にいる限りは安心していられるが、就職に失敗したり受験に落ちたりして枠からはみ出た時には自分がゼロになったような気分を味わう破目になる。その、ゼロになったところから何かしようというのがサトルの放浪なんじゃないかと思った。」 読後はまさに達成...
「学校とか受験とか会社とか、既成の枠の中にいる限りは安心していられるが、就職に失敗したり受験に落ちたりして枠からはみ出た時には自分がゼロになったような気分を味わう破目になる。その、ゼロになったところから何かしようというのがサトルの放浪なんじゃないかと思った。」 読後はまさに達成感!!! がんばってよみました〜〜〜。 長かったもん。 しかし、物語は1つの取りこぼしもなく、ちゃくちゃくと丁寧に淡々と進んでいくのが良い。 長いけどね。 それに、同じテーマが何度も何度も繰り返されるから凄くその意味でも胸に響く、、というか印象に残るのだ。 自分の居場所の話が特に印象的だった。 なかなか、それは自分自身にも当てはまるのだから、凄く分かったところが多かった。 【6/11読了・初読・友人蔵書】
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百夜行並の分厚さでびっくり。 久々に聴いた「青春アドベンチャー」の原作。ラジオで聞き損ねたエピソードなど補完できました。 結構読みやすい文章で、全編カレーライスで、カレーが恋しくてたまらなくなります。 この分厚さに抵抗がなければ、まぁ、おすすめします。 2009.7.24〜7.3...
百夜行並の分厚さでびっくり。 久々に聴いた「青春アドベンチャー」の原作。ラジオで聞き損ねたエピソードなど補完できました。 結構読みやすい文章で、全編カレーライスで、カレーが恋しくてたまらなくなります。 この分厚さに抵抗がなければ、まぁ、おすすめします。 2009.7.24〜7.31読了
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いや〜ん、すっごくすっごくおもしろかった!!! 図書館でたまたま見つけた本だったのに、 めっちゃ掘り出し物だったよ! まだ5月だけど、今年のベストワンかもしれない! 食べ物のいわゆる“カレー”を巡る、 ロードムービーじゃないけど、ロード小説!? 富士五湖からアメリカ、インド、...
いや〜ん、すっごくすっごくおもしろかった!!! 図書館でたまたま見つけた本だったのに、 めっちゃ掘り出し物だったよ! まだ5月だけど、今年のベストワンかもしれない! 食べ物のいわゆる“カレー”を巡る、 ロードムービーじゃないけど、ロード小説!? 富士五湖からアメリカ、インド、沖縄へ 流されるように巡って。 うわ〜カレーがめっちゃ食べたくなった!!!
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細かな文字で766ページ! それでもあっという間に読了できる、超長編青春カレー小説。 「カレーが大っ好き!」な人、この本を読んでしまうと、 カレーがないと生きられなくなりますよ。 この本は私の人生をちょっとだけ変えました。
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ぶあついけれど、一気に読めちゃうおもしろさ。 こんな風に勢いで進んで行けたらいいのになあ。 そしたら人生楽しそう!
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