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一瞬の夏(上) の商品レビュー

4.2

42件のお客様レビュー

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一言で言うならば、「…

一言で言うならば、「男のロマン」。再起をかけるボクサー・カシアス内藤の挑戦を描くスポーツ・ドキュメンタリーでもあり、そんな彼に夢をかける男たちの姿を描いた人間ドラマでもある。男の生き様と友情の物語。

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少々失礼な書き方かも…

少々失礼な書き方かもしれないが、ボクシングファン、もしくは沢木さんの作品を読んだことのある人にしかわからないボクサーの再起にかけたルポルタージュ。作者はあるボクサーにある時には自分の姿を重ね合わせて深く関わっていくことになる。上巻は再起へ向けて明るいきざしが見えており、トーンも明...

少々失礼な書き方かもしれないが、ボクシングファン、もしくは沢木さんの作品を読んだことのある人にしかわからないボクサーの再起にかけたルポルタージュ。作者はあるボクサーにある時には自分の姿を重ね合わせて深く関わっていくことになる。上巻は再起へ向けて明るいきざしが見えており、トーンも明るい。『おっ、もしかしたらやってくれるのかな??』と思わせる展開である。

文庫OFF

優しさを捨てられない…

優しさを捨てられないボクサー・カシアス内藤に焦れったさを感じ、やきもきさせられますが、同時に妙な共感も覚えてしまうんです。作品のタイトルが、読後、心に響きました。

文庫OFF

2026/03/24

苦戦の読書。 最近好きな本と苦手な本が明確になってきたようで、困る。 そもそもボクシングは好きではない。 だがなぜかボクシングマンガ『あしたのジョー』と『がんばれ元気』は大好きなので、行けるかなあと思ったのだけど。 タイトルの『一瞬の夏』から、一点に凝縮したエネルギーが爆発した...

苦戦の読書。 最近好きな本と苦手な本が明確になってきたようで、困る。 そもそもボクシングは好きではない。 だがなぜかボクシングマンガ『あしたのジョー』と『がんばれ元気』は大好きなので、行けるかなあと思ったのだけど。 タイトルの『一瞬の夏』から、一点に凝縮したエネルギーが爆発した時の光や熱などを想像したのだが、上巻だけを読んでいると、湿度の高いじっとりとした日本の夏のような感じ。 爽やかさも、ギラギラした熱量も感じられない。 天才と目されるくらいの才能を持ちながら、気がやさしくて練習嫌いで殴り合いが嫌いという、元東洋ミドル級王者のカシアス内藤。 一度はリングを去ったものの、ボクサーとして再起する彼を応援する著者や周囲の男たち。 普通にスポーツのルポルタージュだと思って読んだら、全然違う。 著者が対象に近すぎる。 何なら自分のことを書きたいのか?と思ってしまうくらい。 読みやすい文章ではあるけれど、内容が素通りしていく。 だって興味ないもの、ボクシング。 評判の高い本だから下巻も読むけど、難行苦行になりそうだなあ。 面白く読めるといいのだけれど。

Posted byブクログ

2026/01/19

一瞬の夏 上 ノンフィクションということで、事実に基づいた小説であることから、実際に登場するボクサーを知ってるか読みはじめたところ、世界のヘビー級元チャンピオン・ジョージフォアマンやモハメッド・アリそして、日本の具志堅用高、輪島功一など誰もが知っているボクサーが出てくるので、難な...

一瞬の夏 上 ノンフィクションということで、事実に基づいた小説であることから、実際に登場するボクサーを知ってるか読みはじめたところ、世界のヘビー級元チャンピオン・ジョージフォアマンやモハメッド・アリそして、日本の具志堅用高、輪島功一など誰もが知っているボクサーが出てくるので、難なく入り込めた。主人公の登場人物カシアス内藤は記憶が無いが黒人との混血ボクサーということで興味深い。四年ぶりの復帰戦は勝利を納めたが、何となく勝っただけでは観客は納得しない。圧倒する強さを求めていた。自分的には負けないで良かったと思っていることから、後編が如何に闘うのか気になるところである。早く読みたくなった。

Posted byブクログ

2025/12/18

カシアス内藤、沢木耕太郎、そして彼らが関わるさまざまな人々(1人を除いて男たちばかりだが)。彼らのストーリーをつなぐものは「復帰」ということなのかなと思った。主軸を成すカシアス内藤の復帰について言わずもがなだが、沢木もこの取材をこなすことで過去に見切りをつけんとしたルポライター/...

カシアス内藤、沢木耕太郎、そして彼らが関わるさまざまな人々(1人を除いて男たちばかりだが)。彼らのストーリーをつなぐものは「復帰」ということなのかなと思った。主軸を成すカシアス内藤の復帰について言わずもがなだが、沢木もこの取材をこなすことで過去に見切りをつけんとしたルポライター/ノンフィクション作家としてのキャリアにいま一度戻ろうとこころみる。通奏低音を成すのは彼らが(30代にさしかかろうという若さにおいてもなお)老い・限界を感じそこにおいてなおも足掻こうとするストイックな態度だ。緻密な筆致が印象的に映る

Posted byブクログ

2024/02/03

一度は引退したボクサー、カシアス内藤の復帰戦までのプロセス。 カシアス内藤だけでなく、自分や関係する人々の心理まで丁寧に掘り下げていると感じた。

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2024/02/26

社会学講義で、フィールドワークとエスノグラフィーのセンスをつかむのに恰好の本と紹介。 但し、ルポタージュをフィールドワークのモデルにするときには注意するところもあるとのことで、課題も出されている。このため、この本を読んでから、社会学講義247ページの課題に取り組もう。

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2023/03/25

強打をうたわれた元東洋ミドル級王者カシアス内藤。 当時駆けだしのルポライターだった『私』は、カシアス内藤の選手生命の無残な終りを見た。 そのカシアス内藤が、四年ぶりに再起する。再び栄光を夢みる元チャンピオン・カシアス内藤、手を貸す老トレーナー・エディ・タウンゼント、見守る若き...

強打をうたわれた元東洋ミドル級王者カシアス内藤。 当時駆けだしのルポライターだった『私』は、カシアス内藤の選手生命の無残な終りを見た。 そのカシアス内藤が、四年ぶりに再起する。再び栄光を夢みる元チャンピオン・カシアス内藤、手を貸す老トレーナー・エディ・タウンゼント、見守る若きカメラマン・利朗、そしてプロモーターとして関わる『私』。 一度は挫折した悲運のボクサーのカムバックに、男たちは夢を託す。 淡々と進んでいく、物語。 ドキュメンタリーだからだろうか… カシアス内藤の再起戦はどうなるのか…

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2023/03/20

かなりの長編だったけど飽きずに読めた。もの凄くドラマティックな展開と言うのでは無く、自分の印象としては淡々と物語が進む印象だったけど悲哀とかうらぶれた感じがアクセントになっていて印象深い一冊たった。 つくづく思うのは、ボクサーと言う職業はスポットライトを浴びているのはほんの一握り...

かなりの長編だったけど飽きずに読めた。もの凄くドラマティックな展開と言うのでは無く、自分の印象としては淡々と物語が進む印象だったけど悲哀とかうらぶれた感じがアクセントになっていて印象深い一冊たった。 つくづく思うのは、ボクサーと言う職業はスポットライトを浴びているのはほんの一握りでほとんどは内藤のような底辺でギリギリやっているような人たちが多数なんだろうな。

Posted byブクログ