変身 の商品レビュー
読めば読むほどに頭の芯が響く様な恐怖を感じました。中程からは恐怖心以外の感情はなかった様に思います。 恐ろしすぎます。
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気が重い話。脳移植を受けれる、初めは夢のような事だと思ったが、移植を受けた人にどんどん人格を乗っ取られていく様子が空恐ろしく、生き続けることと、他人に乗っ取られることと、どちらが幸せだったのだろうと思いながら読んだ。 後味が悪い。誰も幸せになれないな。
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犯罪者の脳が移植され、徐々に主人公がサイコパスになり色々と葛藤するのが面白かった。 自分だったら途中で恐怖を覚え完全に乗っ取られるまでにどのような行動を取るかな〜と、考えた
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初めての東野圭吾作品。 どんなに命が助かったとしても自分を見失うのは辛すぎる。自分だけではなく愛していた人との関係が変わる事も。 色々な利権が彼を苦しめて切なかった。
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脳移植。 人の性格、嗜好などは身体のどの部分が関わっているのでしょうか。 他人の脳が一部でも自分の身体に移植された場合、性格なども変わるのでしょうか。 そう、変身してしまうのか。 自分とは、生きているとは、という概念から考えさせられます。 やるせない。
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人間の在り方を考えさせられる一冊 脳の一部が他の人のものになったとき、果たしてそれは自分なのか 新しい視点で物事を捉えられる 状況描写がとてもわかりやすく後半にかけて物語に引き込まれていった
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どんどん主人公の一人称が変わり、人格が変わっていく様が面白かった。特に直子を殺すシーンは生々しくて記憶に残っている。最後に成瀬純一を取り戻すシーンには胸が締め付けられた。
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主人公がどんどん変化していく様子が面白かった。 一人称の変化も良かった。 恋人のことを愛せなくなっていったのが一番辛かった… 最後の1文が感動した。
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実は東野さんの作品で一番好きです。なんとなく思い出し再読。強盗事件に居合わせ銃弾を浴びてしまう。脳の一部を移植された純一。その脳は強盗犯のもの。徐々に人格が強盗犯のそれになっていく。純一は研究の材料にされたのかもしれない。医学の進歩という大義名分のために。最後、純一は自分を取り戻...
実は東野さんの作品で一番好きです。なんとなく思い出し再読。強盗事件に居合わせ銃弾を浴びてしまう。脳の一部を移植された純一。その脳は強盗犯のもの。徐々に人格が強盗犯のそれになっていく。純一は研究の材料にされたのかもしれない。医学の進歩という大義名分のために。最後、純一は自分を取り戻す。それは恋人への愛だったのか、自分を失った怒りなのか。やっぱり読み終わった後は号泣でした。何度読んでも、この救われなさに切なくなり号泣です。
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脳移植が施されて延命できた男の、その後の人生が描かれている。 以前と変わらない生活が送れていればよかったのだろうが、なぜか人格が変容してきて…。 ストーリーの面白さはもちろん、「生きる」とは?「生まれ変わる」とは?「生まれ変わる」とは「変身」なのか? 様々な疑問を投げ掛けられたよ...
脳移植が施されて延命できた男の、その後の人生が描かれている。 以前と変わらない生活が送れていればよかったのだろうが、なぜか人格が変容してきて…。 ストーリーの面白さはもちろん、「生きる」とは?「生まれ変わる」とは?「生まれ変わる」とは「変身」なのか? 様々な疑問を投げ掛けられたように感じました。 東野圭吾さんの作品は、本当に奥が深い。 分厚い文庫本も、一気読みさせる強い力があります。
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