城塞(中) の商品レビュー
夢を捨てない真田幸村…
夢を捨てない真田幸村の行き方に感銘!この人物を深堀し、調査をしたい!!
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豊臣家を仕切るのは淀…
豊臣家を仕切るのは淀殿で全く家康の相手になりそうもありません。そんな劣勢な豊臣方ですが、関ヶ原で時代から取り残された武将たちが最後の夢だけを頼りに集まってきます。
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大坂冬の陣、和議、そして外濠、内濠まで埋め立てられて要塞としての価値がなくなった大坂城。何とも物悲しい。 微に入り細に入り抜かりない、家康の策略描写に圧倒され、最後の最後まで熱中できました。家康、本当に恐るべし。淀君、秀頼、幸村の人物像も記憶にしっかり残り、この時代に興味のなか...
大坂冬の陣、和議、そして外濠、内濠まで埋め立てられて要塞としての価値がなくなった大坂城。何とも物悲しい。 微に入り細に入り抜かりない、家康の策略描写に圧倒され、最後の最後まで熱中できました。家康、本当に恐るべし。淀君、秀頼、幸村の人物像も記憶にしっかり残り、この時代に興味のなかった自分自身の変化にびっくりしています。豊臣方と徳川方の内部事情をあれこれ考えていた、小幡勘兵衛の存在も忘れられません。 司馬遼太郎さんお得意の余談も楽しめました。 ・秀頼は書道に明るいが、家康は文字が下手。 ・家康、セルバンテス、シェイクスピアは同時代人。3人とも1616年4月に死去。
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中巻では、真田幸村が九度山から出てくるところと、真田丸の前に敢えておとりとしての笹山を残しておいたくだりが鳥肌が立った。 2024.06.09読了
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大坂方の中枢にいる大野修理は、この土壇場にありながら、戦略より政略でいこうとしていた。豊臣家の威光がなお、有効だと信じて。「不幸な計算ちがい」(p266)である。 この大坂方のおバカさんを利用することで、狸おやじである家康の本領が発揮される。冬の陣の和睦の席で、なんと家康は本多...
大坂方の中枢にいる大野修理は、この土壇場にありながら、戦略より政略でいこうとしていた。豊臣家の威光がなお、有効だと信じて。「不幸な計算ちがい」(p266)である。 この大坂方のおバカさんを利用することで、狸おやじである家康の本領が発揮される。冬の陣の和睦の席で、なんと家康は本多正純(上野)に対して「上野も修理にあやかれ」(p522)と修理をたてにたてた。戦国を生き抜いた一代権力者におだてられ、修理は「一大感動を発してしまった」(p523)。もちろん大ウソである。しかしこれが、家康の大いなる布石。バカを中枢に留めておき、真田幸村らの意見が通らぬようにする策略だった。 家康の意図通りになる大坂方。その中枢を見届けたスパイの小幡勘兵衛は「愛想がつきた」(p581)。ここまでアホだとは…である。いくら有能な部下を抱えても、上がバカなら同じこと。日本型組織の現実を見せつけられるようで、生々しい。
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真田幸村や後藤又兵衛の活躍、そして小幡勘兵衛目線の大坂冬の陣が終わり外濠を埋めてしまうところまで。 家康の狡猾さが凄まじい、、、
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読みやすさ ★★★★★ 面白さ ★★★★★ ためになった度 ★★★★ 大坂方の愚かしさと徳川方の用意周到さ、現代でも人の波にもまれて生きていくさいの参考になる。
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大阪冬に陣が終わり、徳川家康は策略を尽くして大阪城の内堀までを埋めてしまう。その様子を徳川方、豊臣方の両方の立場ら見てゆく。上巻は時代小説のような雰囲気も少しあったが、中巻ではあまりそれはなくて、歴史小説の雰囲気。
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大阪冬の陣の前夜から合戦後まで。 続々と入城してくる真田幸村、後藤又兵衛他牢人達のエピソードが面白い。 徳川の間者になりきれない小幡勘兵衛をうまく語らせている。
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クオリティとしては司馬遼太郎の全盛期とも言える。小説における小幡勘兵衛の立ち位置の危うさが、かえって良いスパイスと言える
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