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コインロッカー・ベイビーズ(上) の商品レビュー

4

233件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    71

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

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2012/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やはり自分には合わない作家さんなのかも。 情景の描写によって人物の感情を表す感じがまだるっこしすぎて読み飛ばしてしまうのと、描写があまりにもグロテスクなので読んでいられない。 コインロッカーと結末の結びつきがなんとなくわかるような・・・でもよくわからなかったり(自分の読解力にもよるが)、読後感はあまり良くない。

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2012/04/11

結末に向かってただひたすらに走る世界観。 世界にひたるというよりも、引きずり込まれる感覚。 ただただ遅れないように読み手もひた走る。 初読は高校時代だけど何度も読み返している。 村上龍のなかで一番好き。

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2012/04/10

作中名言 「AとBの付き合いでやな、主導権を握るちゅうか強い発言力を持っちゅうのはな、その付き合いに無関心な方なんや、わかるやろ?」 「役割や使命に気付いていなかったために能力は眠ったままで他の関係ない価値の基準に従い縛られて、弱虫と呼ばれていた。」 初めの10p読ん...

作中名言 「AとBの付き合いでやな、主導権を握るちゅうか強い発言力を持っちゅうのはな、その付き合いに無関心な方なんや、わかるやろ?」 「役割や使命に気付いていなかったために能力は眠ったままで他の関係ない価値の基準に従い縛られて、弱虫と呼ばれていた。」 初めの10p読んだ時、また「限りなく〜」の様な、抽象的な訳分からん方向に逃げるような作品かと思いきや、要所要所で具体的かつ、ロジカルに物語が進んでいく。 キクとハシが村上龍でしかありえない設定で構成されていく。え!みたいな驚きや、自分に照らしあわされる焦燥感など、スタイリッシュで質の高い文体で表現される。ぼやけた背景を作って、人間悪を引き立てる。なかなか表現しづらいが、はっきり言って読みづらい。 ストーリーはコインロッカーに捨てられた孤児の人との関わりの話。それぞれのキャラクターが死んでない。 下巻が楽しみだ。今のところワクワクして面白い。

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2012/04/06

読みづらい。非常に読みづらい。作者の視点が寄りすぎている。周りの情景が全く描けていないので、いつ誰がどこでどういう状態の中にいるのか不明瞭で迷子になる。ページを進めるのが苦痛。

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2012/03/01

キクに憧れるのは自分がハシに近いからかもしれない。 「俺たちはコインロッカー・ベイビーズだ」というキクの台詞、忘れられません。

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2012/02/26

数十年前、学生時代に読んだ。 生まれて初めて本を読んでて気分が悪くなり吐き気までしたという衝撃作。 それ以来手にとっていません(笑)

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2012/02/22

「愛と幻想のファシズム」の主人公トウジとゼロは、この物語の主人公キクとハシの生まれ変わりだと聞いて読んでみることにした。 やはり、なにか巨大なシステムに対する怒りとか不安とかそーゆーのが、結構わかりやすく描かれてて読みやすい。上巻はかなり熱い場面で終わってるから早く続きが読みたい...

「愛と幻想のファシズム」の主人公トウジとゼロは、この物語の主人公キクとハシの生まれ変わりだと聞いて読んでみることにした。 やはり、なにか巨大なシステムに対する怒りとか不安とかそーゆーのが、結構わかりやすく描かれてて読みやすい。上巻はかなり熱い場面で終わってるから早く続きが読みたい!

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2012/02/04

疾走感や格好良さを表現しながらも、細やかな心理描写があり、入り込むことができる。 生々しさと、雰囲気の重さなどがあり、苦手な人には苦手かもしれない。 ただ、始めの一文から人の心を掴む村上龍らしい冒頭と、のめり込ませる丁寧な文章が自分は気に入った。 私的には村上龍の著書の中で最高傑...

疾走感や格好良さを表現しながらも、細やかな心理描写があり、入り込むことができる。 生々しさと、雰囲気の重さなどがあり、苦手な人には苦手かもしれない。 ただ、始めの一文から人の心を掴む村上龍らしい冒頭と、のめり込ませる丁寧な文章が自分は気に入った。 私的には村上龍の著書の中で最高傑作だと感じる

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2012/01/27

2週目。 最初の一文も、ラストも、相変わらず衝撃的だけど、「棒高跳び、やりなよ」の場面が一番の名場面と個人的に思っています。 一回目のときはグロテスクとか苦しさをまず感じたけれど、二回目を落ちついて読むと、改めて傑作と思う。 キクとハシの持つ複雑な感情が手に取るように伝わってくる...

2週目。 最初の一文も、ラストも、相変わらず衝撃的だけど、「棒高跳び、やりなよ」の場面が一番の名場面と個人的に思っています。 一回目のときはグロテスクとか苦しさをまず感じたけれど、二回目を落ちついて読むと、改めて傑作と思う。 キクとハシの持つ複雑な感情が手に取るように伝わってくる。

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2011/12/09

スピード感。 そして若さにある全てをぶち壊そうという衝動。 小説にはまるようになった原因。 うちから湧き上がるような気持ちにさせてくれる。 いつも足りないのはダチュラ。

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