高橋是清自伝(上) の商品レビュー
自分を誇張せず書いている所はさすが。普通の人ならもう少しオヒレをつけているのではないでしょうか。下巻が読みたくなる終わり方。
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昭和初期の政治家で、経済・金融でその才能を発揮したことで知られている。前田正名の伝記を読んでいると、登場するので一度は読んでおきたいと考えた書。 古書店で買い求めて読み始めたが、側近の上塚司が聞き書きをつくり新聞にも掲載されたため、たいへん読みやすい。 内容というか、是清自...
昭和初期の政治家で、経済・金融でその才能を発揮したことで知られている。前田正名の伝記を読んでいると、登場するので一度は読んでおきたいと考えた書。 古書店で買い求めて読み始めたが、側近の上塚司が聞き書きをつくり新聞にも掲載されたため、たいへん読みやすい。 内容というか、是清自身の生涯が変化に富んでいて、読ませてくれる。 世界恐慌後の日本経済の《カジトリ》を担当したわけだから、政策通で存在感をもっているが、生い立ちから修学の過程をたどると、庶民派政治家像が想定されるが、いかに。上巻の入り口を読みすすんでいる。
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二・二六事件で倒れた当時の首相高橋是清氏の回想録。 小さい頃にアメリカに渡り奴隷として売られたこともある、など実に様々な人生経験をした人。 私は運がいい、と自分自身で述べていた点が印象的。
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